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LG「24G411A-B」徹底レビュー|特徴&スペック解説

「24G411A-Bはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「24G411A-B」の特徴とスペック情報
  • 「24G411A-B」の基本仕様まとめ

この記事では、LG(エルジー)製「24G411A-B」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

24G411A-Bの基本スペック

パネルサイズ23.8インチ
パネルタイプIPS
解像度1920×1080
リフレッシュレート144Hz(OC)
視野角水平178°/垂直178°
(CR≧10)
輝度250cd/m2
コントラスト比1500:1
応答速度5ms GTG
(応答速度Faster設定時)
最大表示色約1677万色
色域sRGB 99%
HDRHDR10
スピーカー-
サイズ(約)539×412×220mm
重量(約)2.4kg
接続HDMI
DisplayPort
ヘッドホン
消費電力オンモード16W
主な付属品スタンド一式
電源コード(1.5m)
AC-DC アダプター
HDMIケーブル(1.5m)
クイックセットアップガイド
保証書
※2025年11月時点

モニターの概要と注目ポイント

https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/24g411a-b/

LG 24G411A-Bの基本スペックと特徴

LG「24G411A-B」は、23.8インチ・フルHD解像度のIPS方式を採用したエントリークラスのゲーミングモニターです。

最大の魅力は、1万6000円台という低価格ながら、リフレッシュレート最大144Hz(オーバークロック時)と1ms Motion Blur Reduction(MBR)に対応している点

この価格帯で144Hz×1msクラスの性能を得られるモデルは限られており、まさにコスパ重視ゲーマーの強い味方といえます。

幅広い互換性と高い汎用性

さらに、AMD FreeSyncとNVIDIA G-SYNC Compatibleの両方に対応しており、グラボのメーカーを問わず滑らかな映像表示が可能です。

ティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)を抑え、ストレスなくゲームを楽しめます。

23.8インチというサイズも絶妙です。フルHD解像度との相性が良く、ピクセル密度が高いため、文字や細部もくっきり。デスク上でも圧迫感がなく、省スペース環境に最適です。

また、HDR(ハイダイナミックレンジ)のHDR10にも対応しており、明暗のメリハリを感じる映像が楽しめるのもポイントとなっています。

デザイン・外観・設置性

デザインはLGらしく、3辺フレームレス仕様でスッキリとした印象。ベゼルが細いため、マルチモニター構成にも向いています。

ボディ全体はブラックで統一され、光沢を抑えたマット仕上げ。ゲーミングらしさを控えめにしつつも、スタイリッシュさを失わないデザインです。

スタンドはチルトのみ対応ですが、軽量(約3.3kg)で扱いやすく、100×100mmのVESAマウントにも対応しているため、モニターアームを使用すれば柔軟な設置が可能です。

背面にはDisplayPortとHDMI端子を1つずつ搭載し、ヘッドホン出力も備えています。スピーカーは非搭載ですが、ヘッドセットを使うゲーマーにとっては問題になりません。

色域や色の再現性

sRGB 99%カバーの発色性能

本機は、sRGBカバー率99%のIPSパネルを採用。ゲーミングモニターとしては標準的な性能で、趣味レベルの写真編集や動画制作などのクリエイティブ用途にも対応できる水準です。

IPS特有の広視野角(水平・垂直178°)により、どの角度から見ても色や明るさの変化が少なく、複数人で画面を覗き込むような場面でも自然な色合いを保ちます。

また、ノングレア(反射防止)加工により、長時間の作業やゲームプレイでも目が疲れにくく、周囲の光の映り込みも抑えられます。

HDR10対応による映像の深み

この価格帯でHDR10に対応している点は非常に魅力的です。HDRコンテンツでは、暗部の階調がしっかり表現され、映像の深みが増すのが特徴。

RPGや映画などでは光の演出やコントラストの差がはっきりし、没入感を高めます。

ただし、輝度が250cd/㎡のため、HDR表示は「雰囲気を感じる程度」ではあります。それでも価格を考えれば、HDR対応というだけで大きな価値があるといえるでしょう。

カジュアルゲーマーにとっては十分満足できるクオリティです。

機能性

https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/24g411a-b/

ゲーマーを支える多彩なゲーム機能

特に注目は1ms Motion Blur Reduction(MBR)。バックライトを高速でオンオフすることで、残像を軽減し、FPSなどの高速シーンでもターゲットの動きを見やすくします。

ただし、MBR使用時はVRR(可変リフレッシュレート)が無効になるため、用途に応じて切り替えるのがおすすめです。

また、「DAS(Dynamic Action Sync)モード」により、遅延を最小限に抑制。操作と画面のズレを感じにくく、正確な入力が求められるシューティングや格ゲーにも最適です。

さらに「ブラックスタビライザー」機能で暗所の視認性を強化。影に隠れた敵を見つけやすくなり、対戦ゲームでの勝率アップにも貢献します。

「クロスヘア」表示で照準を画面中央に固定できるため、ゲーム内の照準が見づらいシーンでも安定したエイムが可能です。

目に優しい設計と安定した映像体験

長時間のプレイを想定し、フリッカーセーフ(ちらつき防止)とブルーライト低減モードを搭載。これにより、目の疲れや乾きを軽減し、長時間のプレイや作業も快適に行えます。

ディスプレイ同期では、AMD FreeSyncテクノロジーとNVIDIA G-SYNC Compatibleの両方をサポート。

GPUとモニターのリフレッシュレートを同期させることで、滑らかで安定した映像表示を実現します。ゲーム中のカクつきやティアリングを防ぎ、スムーズなプレイ感を得られます。

接続性

必要十分なポート構成

接続端子はHDMI×1、DisplayPort×1、ヘッドホン出力×1のシンプル構成。

DisplayPortはVer.1.4対応で、リフレッシュレート120Hz(OCなし)までサポート。PC接続でより高いパフォーマンスを引き出せます。

HDMI接続でもフルHD/120Hz表示が可能で、PlayStation 5やXbox Series X/Sなどの家庭用ゲーム機で快適なプレイが可能です。

シンプルながらも必要十分な構成となっており、初めてのゲーミングモニターとして不足はありません。

スピーカー非搭載の注意点

スピーカーは内蔵していないため、外部スピーカーまたはヘッドセットが必須です。

ただし、ゲーミング環境では多くのプレイヤーがヘッドセットを使用するため、実際の不便さは感じにくいでしょう。

ヘッドホン端子を備えるため、モニターから直接ヘッドセットを接続できるのは便利です。

音質にこだわりたい場合は、USB DACや外部アンプを併用することでより高品質なサウンド環境を構築できます。

こんな人におすすめ!

https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/24g411a-b/
  • 初めてゲーミングモニターを購入する人
  • 1万円台で高性能な144Hzモニターを探している人
  • FPS・TPSなど動きの速いゲームを快適に楽しみたい人
  • 自宅やデスク環境がコンパクトで省スペースを求める人
  • 発色の良いIPSパネルでゲームも作業も両立したい人
  • コスパを最重視しながらも、滑らかな映像体験を求める人

注意点やデメリット

スタンド機能の制限

前述の通り、付属のスタンドはチルトのみ対応。高さ調整や回転、縦置き(ピボット)などはできません。

長時間プレイで視点が合わない場合は、モニターアームの併用がおすすめです。VESAマウント対応なので簡単に取り付けられます。

この制限を除けば設置性に大きな問題はなく、軽量で移動もしやすいため、デュアルモニター環境のサブ機としても適しています。

輝度と接続端子の控えめさ

輝度は250cd/㎡と標準的ですが、明るい部屋では少し暗く感じる場合があります。ゲーム中心なら問題ないものの、昼間のリビングなどではカーテンで光を調整したほうが快適です。

また、HDMIとDPがそれぞれ1つずつしかないため、複数の機器を同時接続して切り替える用途にはやや不向きです。ただし、PC+ゲーム機の2台運用程度なら問題ありません。

さらに、MBR(残像軽減)機能とVRR(可変リフレッシュレート)は併用できないため、プレイスタイルに応じて設定を切り替える必要があります。

この点を理解しておけば、機能を最大限に活かせるでしょう。

まとめ

LG「24G411A-B」は、1万6000円台で144Hz・1ms対応・IPSパネル搭載という、圧倒的コスパを誇るゲーミングモニターです。

映像の滑らかさや色の自然さ、低遅延性能を兼ね備え、FPS初心者から中級者まで幅広くおすすめできます。

HDR10対応やFreeSync/G-SYNC互換など、上位モデル顔負けの機能を備えながら、省電力(16W)で扱いやすく、日常使いにもぴったり。

スピーカー非搭載やスタンド制限などの弱点はあるものの、価格を考えれば許容範囲。むしろコストパフォーマンスの高さが際立ちます。

「初めてのゲーミングモニター選び」で迷っているなら、間違いなく有力候補のひとつ。軽量・シンプル・高性能の三拍子が揃った、注目のエントリーモデルといえるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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