「Europa Universalis Vの推奨スペックとおすすめゲーミングPCを知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「Europa Universalis V」の特徴と推奨スペック情報
- 「Europa Universalis V」におすすめのゲーミングPC
この記事では、「Europa Universalis V(EU5)」のスペック情報をまとめています。
また、本タイトルを快適に遊ぶためのゲーミングPCも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば、快適なプレイ環境が手に入ります!
ゲーム概要:Europa Universalis Vとは?

歴史シミュレーションの最高峰シリーズ
Europa Universalis Vは、Paradox Tinto社の人気シリーズの新作で、ヨーロッパを中心に世界の歴史を広い視点で見ながら国家を発展させていく大型ストラテジーゲームです。
プレイヤーは文明や宗教、軍事、外交、貿易などあらゆる要素を管理し、多くの国々と競い合いながら領土を広げていきます。
シリーズ特有の“自由度の高さ”はそのままに、新作ではシステム全体がさらに緻密になり、文明ごとの行動選択がより奥深いものになりました。
EUシリーズは、とにかく“やり込み度の深さ”に定評があります。国を育てるだけでなく、他国との戦争、文化の変化、継承問題、宗教対立など、歴史が持つ複雑さをゲームとして再現しています。
EU5ではビジュアル面の進化もあり、地形表現や街のディテールが向上。これによってより没入感のあるプレイが楽しめるようになりました。
Europa Universalis IVから大きく変わったポイント
EU5で大きく変わったのは、処理負荷が増した“計算量の多いシステム”の導入です。
国家運営の細部がパラメータとして追加されたことで、CPUに求められる性能がEU4よりも大幅に上がっています。
また、ビジュアル面の強化によりGPU性能も必要になり、総合的に重いゲームになったといえます。
公式最低&推奨スペック情報まとめ
以下は、Steamストアページで公開されている必要スペックです。なお、各内容はアップデート等で変更される可能性があります。
必要動作環境(最低スペック)
| 項目 | 最低動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 10 64bit |
| CPU | Intel Core i7-8700K AMD Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 16GB RAM |
| GPU | GeForce GTX 1060 AMD Radeon RX 580 Intel Arc A380 |
| ストレージ | 20GBの空き容量 |
Europa Universalis V(EU5) を最低限動かすためのスペックは、ストラテジーゲームとしては非常に高めに設定されています。
特にCPU性能とメモリ容量の要求が大きく、メモリ容量は多くのタイトルで推奨環境になる16GBです。
GPUはGTX 1060でも動作可能となっていますが、これはあくまで“最低ライン”。大規模な戦争や後半の国家管理では動作が重くなる場面も多く、あくまで「動く」程度と考えたほうがよいでしょう。
推奨動作環境
続いて、より快適にゲームを楽しむための推奨スペックはこちらです。
| 項目 | 推奨動作環境 |
|---|---|
| OS | Windows 11 |
| CPU | Intel Core i7-14700K AMD Ryzen 7 7800X3D |
| メモリ | 32GB RAM |
| GPU | GeForce RTX 3060 Ti AMD Radeon RX 6700 XT |
| ストレージ | 20GBの空き容量 |
特に重要なのがCPU。EU5のようなストラテジーゲームは、GPUではなくCPUに負荷が集中しやすいジャンルです。
都市データ、AI国家の動き、貿易計算、軍事AIなど、多数の計算処理を同時に行うため、CPUのシングルスレッド性能が大きく影響します。
また、メモリ32GBという点も見逃せません。国ごとの管理要素が増え、大規模マップで多くのデータが常に参照されるため、メモリ不足による動作の遅れを防ぐ必要があります。
加えて、GPUはRTX 3060 Tiで、最新GPUと比較してもミドルクラス並みの高い性能。
ストラテジーゲームは本来GPU依存度が低めですが、EU5ではビジュアル面が強化された影響でGPU要求も増加しています。
本サイト推奨スペック
| 項目 | 推奨動作環境 |
|---|---|
| CPU | Ryzen 7 7800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | 32GB |
とにかくCPUの要求スペックが高いため、推奨環境を満たすためにもRyzen 7 7800X3DやRyzen 7 9800X3Dのゲーミング特化モデルが理想的です。
GPUは現行のミドルクラス以上、メモリは32GBを確保する必要があります。
Europa Universalis VのおすすめゲーミングPC
マウスコンピューター NEXTGEAR JG-A7G60

| CPU | Ryzen 7 5700X |
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
| 電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
| 価格 | 149,800円 |
\ 価格重視モデル /
24時間×365日電話サポート!
Ryzen 7 5700XとミドルクラスのRTX 5060を搭載し、「Europa Universalis V」の最低スペックを大きく上回る構成のため、画質を調整しつつ軽く遊んでみたい人向けのモデル。
高解像度の作業や動画編集などには不向きですが、最新シリーズのGPUを備えながら、価格は驚きの14万円台と、学生や初心者にも手が届きやすい設定です。
メモリは旧規格のDDR4ですが16GBを搭載し、日常的なゲームプレイには十分。ストレージも1TB SSDと充実しており、快適な操作環境を提供します。
さらに、低価格モデルでも3年間の製品保証と、24時間365日の電話サポート付き。はじめてのゲーミングPCとしても安心して選べる、おすすめの1台です。
フロンティア FRGHLMB650/WS1014

| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5070 Ti |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
| 電源 | 750W 80PLUS PLATINUM |
| 価格 | 299,800円 |
\ 4K対応の高コスパモデル /
期間限定セール中!
RTX 5070 Ti搭載の高性能モデルで、多くのタイトルでWQHD~4K解像度を狙うことが可能。「Europa Universalis V」では、WQHD高画質でも快適な動作が見込めます。
3D V-Cacheでゲーミングに特化したRyzen 7 9800X3Dを搭載しており、現行の高性能CPUと比較しても、特に優れたフレームレートをたたき出すことが特徴です。
さらに、メモリは32GBの大容量構成。実況配信やゲーム中のYouTube視聴、高度な動画編集など、負荷のかかるシーンにもしっかり対応できます。
納期にやや時間がかかりますが、価格と性能のバランスは良好で、総合的なコスパは非常に優秀と言えるでしょう。
最強スペックではないものの、一般ゲーマーには現実的な範囲の価格で申し分ない仕上がりであり、高性能で扱いやすいゲーミングPCを探している方におすすめです。
ドスパラ GALLERIA XDR7A-R58-GD

| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX 5080 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
| 電源 | 1000W 80PLUS PLATINU |
| 価格 | 484,980円 |
\ 4K高画質向けハイスペックPC /
36回まで分割手数料0円!
高い人気を誇る、GALLERIAシリーズのRTX 5080搭載ハイスペックPC です。最新タイトルを高解像度×高リフレッシュレートで快適に動かせる圧倒的な性能を備えています。
グラフィック性能が非常に高く、要求が厳しい 「Europa Universalis V」も4K解像度でスムーズにプレイ可能。大規模シミュレーション時でも安定した描画を実現します。
CPUにはゲームに強いRyzen 7 9800X3D、メモリは32GBを搭載し、ヘビーゲーマーやクリエイターもしっかり支える強力なスペック構成です。
また、操作性を高める45度傾斜コンソールパネルを採用しており、どの角度からでも端子へアクセスしやすく、設置環境を選ばない扱いやすさも魅力です。
新型ケースにより、吸気量が前世代の約3倍に向上している点も見逃せません。価格や消費電力は高めですが、極上のプレイ環境を求めるユーザーに最適な1台となっています。
各メーカーのゲーム推奨ゲーミングPCをチェック
https://www.dospara.co.jp/gamepc_recopc
各メーカーからは、ゲームタイトルの推奨モデルが販売されています。PCスペックのことがよく分からない方は、これらのPCを参考にしてみるのも一つの手です。
- ドスパラ:
ゲーム推奨モデル公式サイト - マウスコンピューター:
ゲーム推奨モデル公式サイト - フロンティア:
ゲーム推奨モデル公式サイト - パソコン工房:
ゲーム推奨モデル公式サイト - ツクモ:
ゲーム推奨モデル公式サイト
EU Vは重い?要求スペックから読み解く最適PC
EU5は、見た目以上に重いゲームです。その理由は主にCPU負荷の高さにあります。
CPU依存の高さがEU5を重くしている理由
多くの国家が同時に行動し、さまざまな計算処理をリアルタイムで進めるため、CPUが常に多くの処理を担当します。
特に国家が大きくなる後半は、AI国家の行動回数も増え、ゲーム全体の負荷が高まります。
また、EU5は前作EU4から地形や都市構造の情報量が増えており、内部的な計算項目も大幅に増えています。これがCPU負荷につながり、推奨環境が高く設定されたと考えられます。
GPUはどこまで必要?戦略ゲーム特有の傾向
GPUについては、RTX 3060 Tiクラスが推奨になっていますが、実際はフルHDならRTX 3060でもプレイが可能です。
ただし、画質を上げて美しい地形表現を楽しみたい場合や、ズーム時の描画を滑らかにしたい場合は、推奨クラス以上のGPUが安定します。
Europa Universalis Vを遊ぶためのおすすめPC構成
ここからは、EU5を快適に遊ぶためのPC構成を、予算別で解説します。
15〜20万円未満(ミドル構成):低・中設定でプレイ
- CPU:Core i5-14400F / Ryzen 5 7500F
- GPU:RTX 4060/ RTX 5050
- メモリ:16GB
最低環境より上の画質で遊べて、序盤〜中盤までなら快適な動作が見込めます。後半の大規模データ処理では不安がありますが、予算を抑えたいなら十分選択肢に入ります。
20~25万円以下(推奨ライン):高設定でも快適
- CPU:Core i7-14700K / Ryzen 7 7800X3D
- GPU:RTX 5060 / RTX 5070
- メモリ:32GB
推奨構成に近づき、フルHD高画質のプレイで快適。国家が膨らむ後半でも重くなりにくく、長時間プレイにも向いています。
30万円以上(ハイクラス):高解像度×MODでも余裕
- CPU:Ryzen 7 9800X3D
- GPU:RTX 5070 Ti / RTX 5080
- メモリ:32GB〜64GB
マルチプレイ・高解像度配信・MOD導入などをすべて楽しみたい人向け。負荷が集中するイベント戦争などもスムーズです。
ノートPCでEuropa Universalis Vは遊べる?性能の目安
ノートPCでもプレイできる可能性はありますが、注意すべきポイントが多くあります。
GPU搭載ノートなら遊べるがCPUに注意
最低ラインは以下の通りです。
- RTX 3050 / RTX 4050
- メモリ16GB
ただしノート用CPUはデスクトップと比べると性能差が大きいため、同じCore i7でも実際の処理能力は下がります。
このためEU5のようにCPU依存度の高いゲームでは、ノートPCは少し不利です。
実際に狙いたいノートPCの基準(RTX 5060クラス)
快適に遊びたいなら、以下の性能が欲しいところです。
- CPU:Core i7-14650HX以上
- GPU:RTX 5060 Laptop以上
- メモリ:32GB
これがあれば、フルHDの映像設定なら安定した動作を目指せるでしょう。
Europa Universalis Vはどれくらいの回線速度が必要?
EU5はオンライン要素が強くないため、通信速度はそこまで必要ありません。ただしマルチプレイでは安定したネット環境が必要です。
オンラインプレイの通信量と必要帯域
- 必要速度:10Mbps以上
- 推奨速度:30Mbps以上
通信量自体は多くありませんが、遅延が発生すると同期ズレが起きるため、回線の安定性が重要です。
安定した対戦のためのおすすめネット環境
- 有線LANが最も安定
- 無線LANならWi-Fi 6/6E以上推奨
- 光回線がベスト(マンションタイプでもOK)
無線LANでも問題ありませんが、光回線の有線接続ならより理想的です。
Europa Universalis Vを快適にする設定・最適化ガイド
各種ゲームは、グラフィック関係の設定を見直すだけで動作が軽くなる場面があります。
重くなったときにまず見直すべき設定
- 影の品質
- 地形ディテール
- エフェクト関連の項目
- 描画距離
これらはGPUだけでなくCPU負荷にも関わる部分があるため、軽量化の効果が大きいです。
CPU負荷を減らすためのおすすめ改善ポイント
- バックグラウンドアプリを閉じる
- メモリ使用量を減らす
- 電源設定を“高パフォーマンス”へ変更
- SSDを使用してロード時間を短縮
シミュレーションゲーム特有の“CPU負荷によるカクつき”を軽減できます。
よくある質問(Q&A)
Q:GTX 1060で遊べる?どんな画質になる?
A:GTX 1060でもプレイ可能ですが、低設定が前提になります。特に、後半の処理負荷が大きくなるとカクつきが発生する可能性があります。
Q:16GBメモリで足りる?32GBにしたほうがいい?
A:最低動作は16GBですが、快適さを求めるなら32GBがおすすめ。長時間プレイや後半の国家管理での安定性が大きく向上します。
Q:Steam Deckではプレイできる?
A:現時点では、CPU負荷とメモリ要求が高いため、Steam Deckでの快適動作は難しいと予想されます。
まとめ
EU5は、見た目以上にCPU負荷が高いゲームです。最低スペックでも動作しますが、快適に遊ぶには推奨スペックを満たすCPUが重要になります。
特に後半になるほど処理負荷が増すため、メモリ32GBや高性能CPUのメリットは非常に大きいです。
GPUは中堅クラスでも問題なく、現行のミドルクラス以上で対応可能です。動作に応じて画質を設定することで、長時間の国家運営もスムーズに楽しめます。
快適な環境でEuropa Universalis Vを遊び、戦略と歴史の深い駆け引きを心ゆくまで堪能しましょう。

