「34G600A-BAJPはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「34G600A-BAJP」の特徴とスペック情報
- 「34G600A-BAJP」の基本仕様まとめ
この記事では、LG(エルジー)製「34G600A-BAJP」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
34G600A-BAJPの基本スペック
パネルサイズ | 34インチ |
パネルタイプ | VA/1800R |
解像度 | 3440×1440 |
リフレッシュレート | 160Hz |
視野角 | 水平178º/垂直178º (CR≧10) |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト比 | 4000:1 |
応答速度 | 5ms(GTG) 応答速度Faster設定時 |
最大表示色 | 約1677万色 |
色域 | sRGB 99% |
HDR | HDR10 |
スピーカー | 5W+5W |
サイズ(約) | 809×470~580×249mm |
重量(約) | 5.8kg |
接続 | HDMI×2 DisplayPort ヘッドホン |
消費電力 | オンモード48W |
主な付属品 | スタンド一式 電源コード(1.5m) AC-DC アダプター HDMIケーブル(×2(1.8m)) DisplayPortケーブル(1.8m) クイックセットアップガイド 保証書 |
モニターの概要と注目ポイント
https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/34g600a-bajp/
UWQHD×1800R曲面が生み出す圧倒的な没入感
LG「34G600A-BAJP」は、一般的な16:9モニターより横に33%広い21:9ウルトラワイド解像度(3440×1440)を採用したゲーミングモニターです。
さらに、1800Rの湾曲パネルにより、画面が視界を包み込むような臨場感を実現。まるで映画館のように没入でき、ゲーム中の世界に入り込んだ感覚を味わえます。
ウルトラワイドのメリットは、ゲームだけでなくマルチタスク作業の効率化にもあります。動画編集ソフトではタイムラインを広く使え、Excelやブラウザを2画面並べても視認性が高いのが特徴です。
クリエイターやビジネスユーザーにも向いており、「仕事も遊びも1台で快適にこなしたい」という人にピッタリの設計といえます。
また、3辺フレームレスデザインのため、圧迫感を感じにくく、デスクにもすっきり収まります。画面の迫力と省スペース性を両立した理想的なサイズ感となっています。
ゲーミング×クリエイティブ両対応の万能モデル
本機はVAパネルを搭載し、4000:1の高コントラスト比で深い黒と鮮明な白を表現します。
特に暗所のシーンでは奥行きのある映像が楽しめ、RPGや映画風のタイトルとの相性は抜群です。さらに視野角は178°と広く、どの角度から見ても色味が安定しています。
出荷時には工場キャリブレーションが施されており、初期状態でも色の再現性が高い点もLGらしい強み。ゲームだけでなく、ちょっとした写真・動画編集にも安心して使えます。
「1台であらゆる用途をこなせる万能モニター」を探している人には、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
色域や色の再現性
sRGB 99%対応で自然な色を忠実に再現
LG 34G600A-BAJPは、sRGB 99%の色域カバー率を誇り、軽めの映像制作やデザインワークにも対応できる自然な発色が特徴です。
人の肌や風景を本来の色味に近い状態で再現できるため、写真編集や動画制作で色確認をしたい趣味レベルのクリエイティブ活動にも向いています。
VAパネル特有の深みのある黒表現と、高コントラストによる立体感のある映像も魅力。光の強弱がくっきりと分かれ、映画やゲーム内の陰影がよりリアルに感じられます。
また、視野角も広く、複数人で映像を確認する場合でも色の変化が少ない点は安心です。
HDR10対応でリアルな明暗差を再現
本モデルはHDR10に対応しており、明暗の階調を豊かに表現。夕焼けの赤や夜空の星、光の反射などの微妙なグラデーションも自然に映し出します。
標準輝度は300cd/㎡と一般ゲーマーには十分で、HDRコンテンツ視聴時にはさらに鮮やかさが増します。
映画やYouTubeなどのHDR対応映像では、暗い場面もつぶれず、明るい部分も白飛びしにくいバランスの取れた表示を実現。
「HDR対応なのにギラギラしすぎない」ナチュラルな色味は、長時間の視聴でも疲れにくいという点で高評価です。
結果として、ゲームだけでなく映像鑑賞にも十分満足できる色再現性能を持っています。
機能性
https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/34g600a-bajp/
160Hzリフレッシュレート×1ms MBRで極めて滑らかな動き
LG 34G600A-BAJPは160Hzのリフレッシュレートに対応し、毎秒160フレームという高速描画が可能です。
FPSやレースゲームなど動きの速いジャンルでは、敵の動きや背景の流れをよりクリアに認識でき、反応速度の差が勝敗を左右するシーンで強力な武器になります。
さらに、1ms Motion Blur Reduction(MBR)を搭載。バックライトを瞬間的に点滅させることで、残像を大幅に低減します。
高速移動中のキャラクターや車の輪郭がぼやけず、くっきりとした表示で視認性が向上。一般的な144Hzモニターと比べても、より滑らかな映像表現が体感できるでしょう。
多彩なゲーミング機能で実戦をサポート
本機は、対応GPUと同期して映像の乱れを防ぐFreeSync Premiumを搭載。ティアリング(映像のズレ)やスタッタリング(カクつき)を抑え、常にスムーズなプレイを実現します。
また、DAS(Dynamic Action Sync)モードが自動的に作動し、映像処理の遅延を最小限に抑制。入力した瞬間に反応が返る快適さを味わえます。
暗い場面で敵を見逃しにくくするブラックスタビライザーや、画面中央に照準を表示するクロスヘア機能も搭載。
これらの補助機能がFPSプレイ時の精度を高め、ゲームでの勝率アップにつながります。
接続性
DisplayPort 1.4とHDMI 2系統で柔軟なマルチデバイス運用
入力端子には、DisplayPort 1.4×1基、HDMI×2基、そしてヘッドホン端子を装備。
PC、PS5、Nintendo Switch、ノートPCなど複数のデバイスを同時に接続でき、入力切り替えもスムーズです。
注意したいのはリフレッシュレートの上限。HDMI接続では最大表示がUWQHD/85Hzで、DisplayPort接続時のみ160Hzの出力が可能です。
高フレームレート環境を求めるゲーマーは、必ずDisplayPort接続を選びましょう。複数機器を併用するユーザーにとっても、HDMI×2という構成は利便性が高いです。
MaxxAudio搭載スピーカーで迫力あるサウンド体験
5W+5Wのステレオスピーカー(MaxxAudio対応)を内蔵し、外部スピーカーなしでも臨場感あるサウンドが楽しめます。
銃声や爆発音の迫力はもちろん、BGMの広がりも感じられ、映像体験全体の没入感を高めてくれます。また、ゲームだけでなく映画鑑賞や音楽再生にも対応できる音質を確保。
「モニター単体で完結するオーディオ環境」を求める人にも最適です。音質面でも、価格帯を考えると十分満足できる仕上がりといえるでしょう。
こんな人におすすめ!
https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/34g600a-bajp/
- FPS・TPSゲーマー:160Hz×1ms MBRで、敵の動きを正確に捉えたい人
- 映像クリエイター:21:9の広い作業領域とsRGB 99%の色再現を重視する人
- マルチタスクユーザー:複数ウィンドウを同時に操作して効率的に作業したい人
- スピーカー内蔵を求める人:MaxxAudio対応の内蔵スピーカーで外部機器を減らしたい人
- デスク環境を整えたい人:フレームレス&ケーブルホール付きスタンドでスッキリ配置したい人
注意点やデメリット
HDMI接続ではリフレッシュレートが制限される
前述の通り、HDMI接続時はUWQHD解像度で最大85Hzまでの出力となるため、160Hzの滑らかさを体感したい場合はDisplayPort接続が必須です。
60Hzゲーム機なら問題ありませんが、PS5やXbox Series Xではリフレッシュレートが制限されるため、DisplayPort搭載のPCゲーマー向け構成といえます。
とはいえ、85Hzでも十分な滑らかさを感じられるため、コンソール機でのプレイでは不満は少ないでしょう。利用目的に合わせて接続方法を選ぶのがポイントです。
VAパネル特有の視野角と応答特性
VAパネルはコントラストの高さが魅力ですが、視野角によっては色味がわずかに変化する傾向があります。
また、応答速度は最速設定でも5msのため、競技志向のプレイヤーにはやや不向きです。
ただし、1ms MBRを併用すれば残像感はほぼ感じず、カジュアルなプレイでは十分満足できる応答性能を発揮します。
これらを理解した上で選べば、「映像の美しさ」と「没入感」を重視するユーザーにとって最適な選択になるでしょう。
まとめ
LG「34G600A-BAJP」は、没入感・高リフレッシュレート・作業効率を融合した34インチのウルトラワイドモニターです。
3440×1440解像度と1800Rのカーブによる包み込まれるような映像体験は、従来の平面モニターでは味わえない魅力があります。
そして、160Hzリフレッシュレートと1ms MBR、FreeSync Premium対応により、FPSやアクションゲームでも滑らかな動きを実現。
HDR10+sRGB 99%の色域により、動画編集や映画鑑賞にも最適です。さらに、内蔵スピーカーはMaxxAudio対応で音の迫力も抜群。
HDMIではリフレッシュレートが制限される弱点はあるものの、5万円台という価格を考えれば、総合的にコスパの高いモデルといえるでしょう。