「ゲーミングPCを買ったけど、Bluetooth接続できない」「Bluetooth機能は後付けできるの?」
こんな悩みを解決していきます。
特にデスクトップ型のゲーミングPCでは、Bluetoothを搭載していないモデルも少なくありません。
このため、購入後にBluetoothが非搭載なことに気づいてしまい、後悔した人もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ゲーミングPCにBluetoothを後付けする方法を解説します。価格も1000円前後から対応可能なので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングPCにBluetoothを後付けする方法
Bluetoothを後付けする方法はいくつかありますが、ここでは以下を紹介します。
- Bluetoothアダプタを追加する
- Bluetoothの拡張ボードを増設する
それぞれ解説していきます。
1.Bluetoothアダプタを追加する
最初に紹介するのは、USB接続タイプのBluetoothアダプタを追加することです。
以下のように、ゲーミングPCのUSBポートに挿し込むだけで使用可能なので、もっとも手軽な方法と言えるでしょう。
デメリットとしては、USBポートを一つ使用してしまうことと、小型なので紛失しやすいことがあげられます。
とはいえ、1000円以下の手頃な製品も多いですし、とにかく簡単なのでPC初心者から上級者までおすすめの手段です。
2.Bluetoothの拡張ボードを増設する
アダプタ追加とは別の選択肢として、主にデスクトップ型のゲーミングPCに、Bluetoothの拡張ボードを増設するという方法があります。
こちらは、拡張スロットに空きがあるゲーミングPCや、拡張ボードを自分で取り付けできる人におすすめ。
パソコンショップによっては、増設サービスを行っている場合もありますが、部品代+作業代で高額になることもあるので注意しましょう。
デメリットは、コストと手間がかかるところ。ですが、PC内部に取り付けるため、すっきりとした見た目にできるのが特徴です。
どっちの後付け方法がおすすめ?
今回は、Bluetoothの後付け方法を2つ紹介しました。おすすめは圧倒的に、「Bluetoothアダプタ」を追加する方法です。
理由は、低コストであり、PCに詳しい人から初心者まで幅広く対応できるから。
まとめると、以下になります。
Bluetoothアダプタを追加する方法(オススメ!)
メリット
- 1000円前後の価格で購入できる
- USBを挿すだけ初心者にも簡単
デメリット
- USBポートを一つ使用してしまう
- 本体が小さいので失くしやすい
Bluetoothの拡張ボードを増設する
メリット
- PC内部にパーツが隠れるのですっきり
- USB端子を1ポート節約できる
デメリット
- 製品によっては高額な費用になることも
- 取り付けにはある程度の知識が必要
よほど見た目を気にする人や自作PC好きでない限り、Bluetoothアダプタで十分と言えます。
おすすめのBluetoothアダプタ
おすすめのBluetoothアダプタと、拡張ボードを紹介します。
TP-Link Bluetooth USBアダプタ UB500
Bluetooth 5.3に対応したUSBアダプタ。
かさばらないナノサイズ設計なので、持ち運びやしやすく、PCに装着しても目立ちにくいことが特徴です。
Bluetooth 5.0は4.0に比べ、通信速度が2倍になり、通信可能な範囲は4倍に広がりました。このため、より快適で、自由度の高い無線環境を実現できます。
TP-Link Bluetooth USBアダプタ ver 4.0 UB400
省電力技術(BLE)によって、従来より60%の消費電力をカットしたBluetooth USBアダプタで、最大10メートルの範囲で安定した送受信が可能。
対応するBluetoothバージョンは4.0までになりますが、その分価格が抑えられているので、少しでもコストを削減したい人にピッタリの製品です。
バッファロー Bluetoothアダプタ BSBT5D205BK
Bluetooth5.0の搭載により、高い安定性と優れた高速性を実現します。
PCのUSBポートに挿すだけで、簡単にBluetooth機能を追加でき、ソフトウェアなどのインストールは必要ありません。
通信距離は最長40メートル。Bluetooth Low Energyに対応した機器と組み合わせれば、低消費電力モードでの動作が可能です。
オーディオ用おすすめBluetoothアダプタ
Bluetoothをオーディオ機器でしか使用しない場合は、トランスミッターと呼ばれる以下の機器がおすすめです。
JPRiDE JPT1
Bluetoothの送受信が可能なオーディオトランスミッターで、SBC/aptX/aptX LLの豊富なコーデックに対応します。
特に超低遅延のaptX LLは、音の遅れが重要なゲーミングPCにぴったり。
PC・テレビ・スマホなど、さまざまなデバイスで使用可能です。
おすすめのBluetooth拡張ボード
TP-Link WiFi ワイヤレスアダプター Archer TX50E
Bluetooth 5.0とWi-Fi6に対応したワイヤレスアダプタ。
PCI-Express接続なので、スロットに空きがあるか事前にマザーボードを確認しておきましょう。
Bluetooth 5.0だけでなく、高速なWi-Fi6が使用できるので、快適な無線環境を実現。ケーブルに縛られず、PC周りをすっきりさせたい人におすすめです。
Intel Wi-Fi 6E AX210NGW
M.2規格のワイヤレスネットワークカードで、WiFi6テクノロジーとBluetoothバージョン5.2をサポート。
取り付けにはややPCの知識が必要になりますが、省スペースであり、手軽に高速ワイヤレスを増設できるところが魅力です。
まとめ
Bluetooth機能を搭載していないゲーミングPCでも、必要に応じて各アダプタを利用することで、Bluetooth接続が可能になります。
USBアダプタなら1000円前後ですぐ対応できるので、ぜひこの記事を参考にして、音楽や動画を快適に楽しめる環境を手にしてほしいと思います!
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