「ゲーミングPCにウイルス対策は必要?市販のセキュリティソフトを買うべき?」
このような悩みに答えます。
この記事でわかること
- ゲーミングPCに市販のセキュリティソフトは必要か
- おすすめのセキュリティソフト3選
ゲーミングPCを持っていて、ちゃんとウイルス対策したほうがいいのか、気になっている人もいるでしょう。
また、市販のセキュリティソフトがいくつか販売されているので、購入するべきか悩んだこともあるのではないでしょうか。
そこで本記事では、ウイルス対策や市販セキュリティソフトの必要性について解説。おすすめのセキュリティソフトも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングPCにウイルス対策は必要か?

結論から言えば、ゲーミングPCにウイルス対策は必要です。
なぜなら、ゲーミングPCはオンラインゲームのダウンロードやさまざまなウェブサイトへアクセスすることが多く、ウイルス感染のリスクが高い環境にあるためです。
万が一ウイルスに感染してしまった場合、個人情報の漏洩やパフォーマンスの低下を引き起こす可能性があり、最悪起動できなくなる恐れもあります。
ウイルス対策に市販のセキュリティソフトは必要か?

Windowsにはセキュリティソフトが標準装備されている
OSがWindows10以降であれば、市販のセキュリティソフトを無理に導入する必要はありません。
理由は、Microsoft Defenderというセキュリティソフトが、標準装備されているからです。
Microsoft Defenderは、独立機関のAV-TESTよる調査において高評価を獲得。
特に、ウイルスやワーム等のマルウェアに対する保護スコアは最高得点で、市販ソフト並みの結果を出しています。
参考情報:Die besten Windows Antivirus-Programme für Privatanwender(AV-TEST 2023)
ただし、市販のソフトは保護機能やサポートが充実している
上記で述べた通り、ウイルス対策のみなら、Microsoft Defenderで対応できます。
ですが、市販のセキュリティソフトには、個人情報保護やパスワード管理などMicrosoft Defenderにはない機能があります。
また、製品によっては、サポートが充実しているのも現実。
なので仕事や学校でPCを共有しているなど、情報漏洩が周囲や生活に大きな影響を与える場合は、市販のソフトによるセキュリティ強化を検討してみてください。
ゲーミングPCにおすすめのセキュリティソフト3選
ゲーミングPCに市販のセキュリティソフトを導入する場合は、ゲームモードやサイレントモードなど、ゲームプレイを邪魔しない機能を持つ製品を選ぶことが重要です。
ここでは、特におすすめのセキュリティソフトを3つ紹介します。
ノートン360

\ 高機能の高評価セキュリティソフト /
60日間返金保証!
ノートン360は、ウイルス対策・不正侵入防止・クラウドバックアップなど、最近のセキュリティソフトに搭載される機能がほぼ網羅されています。
サイレントモードを有効にすれば、警告および更新を一時停止し、ゲームや動画再生の中断を防ぐことが可能です。
やや高価ではあるものの、その分スペックは高く、基本的な保護性能は非常に優秀。
ウイルス感染防止はもちろん、普段生活のさまざまな場面において、総合的にセキュリティを高めたい人におすすめです。
ウイルスバスター トータルセキュリティ

\ 日本密着の総合セキュリティソフト /
30日間の無料体験あり!
ウイルスバスターを販売するトレンドマイクロは、日本に本社を置くセキュリティ会社。
日本を狙った脅威情報を集める専門チームがいるため、特に日本を狙う驚異に強いことが特徴です。
個人情報保護やオンライン決済の保護、SNSのURL安全性チェックなど、最近のインターネット犯罪を含めて幅広く対策できるのが魅力。
1つで6台のデバイスに利用でき、1~3年のプランから選べます。
サイレントモード中は、緊急でない通知や予約スキャンが一定時間停止するので、ゲームに集中したい場面で役立ちます。
マカフィーリブセーフ

\ 台数無制限のセキュリティソフト /
30日間の返金保証!
マカフィー社のセキュリティソフトは、第三者評価機関のAV-TESTで高評価を獲得し続けるなど、実績と信頼性があります。
特にマカフィーリブセーフは、現時点で3年版が1年あたり4000円となっており、コスパの高いセキュリティソフトの一つ。
しかも台数無制限のため、同居する家族全員のPCやスマホ等、さまざまなデバイスを守ることが可能です。
また、マウスコンピューターのG TUNEやNEXTGEARを購入すると、マカフィーリブセーフの60日体験版が付属します。
つまり、大手メーカーのゲーミングPCに標準で搭載されるくらい、ゲームとの相性が良いセキュリティソフトと言えるでしょう。
セキュリティ対策の重要性と基礎知識

ゲーミングPCのウイルス対策は、セキュリティソフトがあれば万全というわけではありません。
セキュリティ対策の知識を身につけ、自分自身でゲーミングPCを守ることも大切です。
特にセキュリティソフトを利用しない場合は、脅威のリスクが高まるので、ここからは覚えておきたいセキュリティ対策の基礎知識を解説していきます。
1.OSやソフトウェアの定期的なアップデート
OS・ソフトウェア・ブラウザのバージョンが古いと、最新の脅威に対応できない場合があります。
自動更新を無効にしているときや、アップデートの通知を長い間放置している場合は、なるべく早く更新を行いましょう。
2.セキュリティ対策されたブラウザを選択する
オンラインショッピングや機密情報の高いデータを利用する際には、セキュリティに問題のあるブラウザは避けるのが得策です。
また、ブラウザによっては非常に便利な拡張機能を使える場合もありますが、本当に安全なものかを確認してからインストールすることが重要です。
3.不正なウェブサイトやフィッシング詐欺を対策
ウイルス感染のリスクがある不正なウェブサイトやフィッシング詐欺から保護するため、ブラウザのセキュリティ設定を適切にしましょう。
使いにくいからといって、ポップアップブロックやセキュリティ警告機能を無効にしていると、脅威のリスクを高めることにつながります。
4.メールのウイルス&セキュリティ対策
メールは、代表的なウイルス感染経路の一つです。
フィルタリングとブロック機能を設定し、スパムメールやフィッシング詐欺メールを回避したいところ。
とにかく不審なメールのリンクや添付ファイルを開かないようにすることが重要ですが、最近の悪意メールは非常に巧妙化しているので、判断が難しい場合があるのも現実です。
5.SNSのセキュリティ対策
SNS上でのリンクやメッセージにも注意しなければなりません。不審なリンクをクリックしたり共有したりしないようにし、不正な行為や詐欺的な情報から自分を守りましょう。
また、不正なアクセスや個人情報の漏洩を防ぐため、プライバシー設定の調整で公開範囲を制限することも対策になります。
6.パスワードの強化と定期的な変更
ゲーミングPCで使用するパスワードを強化しておき、定期的に変更しましょう。
複雑なパスワードを使い、他のアカウントとの共有を避けることで、セキュリティを向上できます。
7.ファイアウォールの設定と有効化
ファイアウォールを設定することで、通してはいけない通信を止めることが可能です。
これにより、不正なアクセスやネットワーク上の攻撃から守ることができます。
8.ファイル共有とネットワークの対策
ファイル共有を使用する場合は、アクセス制限など、セキュリティ対策を実施します。
そして、インターネット接続では特にフリーWi-Fiに注意し、信頼できるネットワークを選ぶことが大切です。
9.定期的なマルウェアスキャンとスケジュール設定
定期的にゲーミングPCをウイルス・マルウェアスキャンすることで、潜在的な脅威を検出して除去できます。
セキュリティソフトの多くは、スケジュール設定しておくと自動的にスキャンを行うので、ウイルスやマルウェアの早期検出と素早い対処が可能になります。
10.定期的なバックアップの作成
重要なデータは定期的にバックアップしておくことで、万が一ウイルスやランサムウェアに感染しても、被害を最小限に抑えることができます。
外部のハードドライブやクラウドストレージを使用して、バックアップを作成しておきましょう。
有名セキュリティソフトの中でも、ノートン360は非常に多機能であることが特徴です。
- ランサムウェア/ウイルス対策
- 自動オンラインバックアップ
- Wi-Fi送受信データの暗号化(VPN)
上記の保護機能は、ウイルス対策はもちろん個人情報の漏洩対策にもなるので、総合的にセキュリティを強化したい人はぜひチェックしてみてください。
まとめ
以上、ゲーミングPCのウイルス対策に、市販のセキュリティソフトは必要かでした。現状では、PCをプライベートで使うだけなら、Microsoft DefenderがあればOKです。
とはいえ、市販品は高機能なので、多方面の安全性を強化できるのが魅力。特に、PCを仕事や買い物にも利用する場合は、情報漏えい防止の観点から導入する価値はあります。
ただし、専門のセキュリティソフトを入れても、100%安全ではありません。セキュリティに関する知識を高め、自分自身でPCや情報を守り抜くことも大切です。