「JN-IPS28G144Uはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「JN-IPS28G144U」の特徴とスペック情報
- 「JN-IPS28G144U」の基本仕様まとめ
この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-IPS28G144U」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
JN-IPS28G144Uの基本スペック
パネルサイズ | 28インチ |
パネルタイプ | IPS(AAS) |
解像度 | 3840×2160 |
リフレッシュレート | 144Hz |
視野角 | H178°、 V178° |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答速度 | OD:2ms(GtoG)/MPRT:1ms |
最大表示色 | 1677万 |
色域 | sRGB 100%、DCI-P3 83% |
HDR | 対応 |
スピーカー | 2W×2 |
サイズ(約) | 638×473×211mm |
重量(約) | 5kg |
接続 | HDMI×2、DP×2 オーディオ出力 |
消費電力 | 通常32W |
主な付属品 | スタンド一式、マニュアル、保証書 VESAマウント延長スペーサー 電源ケーブル、電源アダプター HDMIケーブル |
モニターの概要と注目ポイント

28インチ4K×144Hzの高コスパモデル
JAPANNEXT「JN-IPS28G144U」は、28インチのIPS系パネルを採用した4K解像度ゲーミングモニターです。
3840×2160ドットでフルHDの約4倍の情報量を持ち、映像やテキストを高精細に映し出します。さらにリフレッシュレートは144Hz、応答速度はMPRTで1msという高速仕様。
FPSなど動きの速いジャンルでも、滑らかでブレの少ない描写が可能です。価格は4万5000円前後と、同スペック帯の中では非常にコスパに優れているのも特徴。
ゲームだけでなく、4K解像度による広い作業領域を活かして、写真編集や動画制作、日常的なデスクワークにも活用できます。
複数ウィンドウを並べても余裕があり、テレワーク環境を快適に整えたい人にもおすすめできるモデルです。
スタイリッシュなフレームレスデザインと軽量ボディ
デザイン面でも魅力があります。ベゼル幅は上左右でわずか1.5mm、液晶非表示部分は左右約5.5mmと、ほぼフレームレスに近い仕上がり。
複数台を並べてマルチディスプレイ環境を構築する際にも境界線が気になりにくく、没入感を高めてくれます。
重量は約5kgと軽量で、VESAマウントにも対応しているためモニターアームに設置するのも簡単です。
純正スタンドはチルト調整のみに対応しており、高さやスイーベル、ピボットは非対応ですが、アームを活用すれば自在なレイアウトが可能になります。
デザイン性と設置のしやすさを両立したこのモデルは、リビングやデスク周りの雰囲気を損なわず、スタイリッシュなゲーミング環境を構築できる点でも高く評価できます。
色域や色の再現性

sRGB 100%&DCI-P3 83%の色再現力
色再現性はゲーミングモニター選びにおいて重要なポイントです。
本機はsRGB 100%、DCI-P3 83%の広色域をカバーしており、ゲーム内のグラフィックはもちろん、写真や動画の編集でも自然で鮮やかな発色を実現します。
IPS系パネル特有の広視野角(水平178°、垂直178°)によって、角度を変えて見ても色の変化が少なく、複数人で画面を覗き込むようなシーンでも安心です。
ゲームの観戦や映画鑑賞でも一貫した色味を楽しめるため、幅広い用途にマッチします。
また、表示可能な色は約1677万色。高精細な4K解像度と相まって、細部まで鮮明で奥行きのある映像を描写してくれます。
HDR対応と映像表現の強み・限界
JN-IPS28G144UはHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しており、明暗のコントラストを強調した映像表現が可能です。
ただし、DisplayHDR 400や600といった認証規格に対応しているわけではなく、あくまで“HDR効果を楽しめる”というレベル。
シーンによってはダイナミックに感じられますが、HDR専用機のような大きな劇的変化を期待すると物足りなさを感じるかもしれません。
それでも価格帯を考えれば、HDR機能を搭載しているだけでも十分に魅力的です。
特に動画再生やカジュアルゲーミング用途では、標準的なモニターよりも一段階上の映像体験を得られるでしょう。
機能性

AdaptiveSync・1ms応答で快適なゲーミング体験
ゲーマーにとって重要なのが応答速度と同期技術です。JN-IPS28G144Uは、オーバードライブ時で2ms、MPRT(モーションブラー低減)では1msの応答速度を実現。
動きの速いシーンでも残像感を軽減し、ターゲットを狙いやすくしてくれます。
また、AdaptiveSync(FreeSync)に対応しているため、グラボの出力とモニターのリフレッシュレートを同期させ、ティアリングやカクつきを抑えた滑らかな映像を楽しめます。
これにより、競技性の高いFPSや格闘ゲームでもストレスを感じにくく、プレイに集中できます。
PIP/PBPやブルーライト軽減など実用機能
日常的な使い勝手を高める機能も豊富です。例えば、PIP(Picture in Picture)やPBP(Picture by Picture)に対応しており、2つの入力ソースを同時に表示可能。
ゲームをしながら配信画面を確認したり、仕事の資料を見つつ動画を再生したりなど、作業効率を飛躍的に向上させられます。
さらに、長時間の使用を考慮したフリッカーフリー設計やブルーライト軽減モードも搭載。
目への負担を抑えつつ、快適に作業やゲームを続けられる点は、学生やリモートワーカーにとっても大きなメリットとなるでしょう。
接続性

HDMI 2.1 & DP 1.4搭載でPS5やPCに最適
接続端子の充実度も本製品の大きな魅力です。DisplayPort 1.4を2基、HDMI 2.1を2基備えており、いずれも4K解像度で144Hz入力に対応しています。
PCゲームはもちろん、PS5やXbox Series Xといった次世代ゲーム機を接続すれば、4K/120Hz表示で滑らかなプレイが可能です。
USB-Cポートは搭載していませんが、HDMIやDisplayPortを中心に環境を構築するユーザーにとっては十分な拡張性を備えています。
スピーカー・音声出力・VESAマウント対応
スピーカーは2W×2のステレオを内蔵しており、軽く音を確認する程度であれば外部スピーカーなしでも問題ありません。
さらに、オーディオ出力端子も搭載しているため、ヘッドセットや外部スピーカーを接続して迫力ある音響を楽しむことも可能です。
また、VESA 100×100mm規格に対応しているので、モニターアームや壁掛けにも容易に設置できます。
机のスペースを有効活用したい場合や、自由なレイアウトを求めるユーザーにとってありがたい仕様です。
こんな人におすすめ!

JN-IPS28G144Uは以下のようなユーザーに特におすすめです。
- 4K×144Hzのゲーミング環境を、できるだけ安く構築したい人
- PS5やPCで高リフレッシュレートのプレイを楽しみたい人
- 映像制作や写真編集など色再現性を求めるクリエイター
- 複数ウィンドウで作業を行う在宅ワーカーや学生
- モニターアームを活用して自分好みのレイアウトを作りたい人
「ゲームも作業も高精細で快適にこなしたい」「でも予算は抑えたい」という層にぴったりな1台といえるでしょう。
注意点やデメリット
高さ調整・スイーベル非対応のスタンド
純正スタンドはチルト調整のみで、高さ調整やスイーベル、ピボット回転には非対応です。
そのため、設置環境によっては視線の高さが合わず、長時間使用で姿勢に負担がかかる可能性があります。
快適な使用を考えるなら、モニターアームを併用するのがベストです。
HDR効果やUSB-C非搭載への注意点
HDRについては前述の通り、DisplayHDR等の規格に準拠していないため、効果の感じ方には個人差があります。
過度な期待をせず、あくまで映像の強調効果程度と考えたほうが無難です。
また、USB-C端子は非搭載なので、ノートPCをUSB-Cケーブル1本で接続したいと考えているユーザーには不向きです。
USB-C不要でHDMIやDisplayPort中心に構築する人向けのモデルとなっています。
まとめ
JAPANNEXT「JN-IPS28G144U」は、28インチの4K解像度と144Hzリフレッシュレートを備えつつ、価格を4万5000円前後に抑えた高コスパゲーミングモニターです。
sRGB 100%の高い色再現性、AdaptiveSyncや1ms応答の滑らかなゲーム体験、PIP/PBPによる作業効率化、HDMI 2.1搭載でPS5接続も安心と、多彩な魅力を備えています。
一方で、スタンドの調整機能が限定的であることや、HDRの効果が限定的である点はデメリット。
ただし、価格と性能のバランスを考えれば、初心者から上級者まで幅広い層に活躍する1台といえるでしょう。