「JN-T27G165Q-HSPはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「JN-T27G165Q-HSP」の特徴とスペック情報
- 「JN-T27G165Q-HSP」の基本仕様まとめ
この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-T27G165Q-HSP」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
JN-T27G165Q-HSPの基本スペック
パネルサイズ | 27インチ |
パネルタイプ | TN |
解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 165Hz |
視野角 | H170°、V160° |
輝度 | 400cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答速度 | OD:4ms(GtoG)/MPRT:1ms |
最大表示色 | 1677万 |
色域 | sRGB 99% |
HDR | HDR400相当 |
スピーカー | 2W×2 |
サイズ(約) | 615×410~560×211mm |
重量(約) | 5.3kg |
接続 | HDMI×2、DP×2 イヤホン出力 |
消費電力 | 通常25W |
主な付属品 | スタンド一式 マニュアル、保証書 VESAマウント延長スペーサー 電源ケーブル DPケーブル |
モニターの概要と注目ポイント
https://jp.japannext.com/products/jn-t27g165q-hsp
165Hz×TNパネルが生むスピード重視のプレイ
JAPANNEXT「JN-T27G165Q-HSP」は、27インチのTNパネルを採用し、165Hzのリフレッシュレートと4ms(GTG)の応答速度を実現したゲーミングモニターです。
WQHDの高解像度により、フルHDと比べて約78%広い表示領域を確保。ゲーム中は緻密で立体感のある映像を楽しめ、日常の作業でも複数ウィンドウを快適に並べられます。
TNはIPSやVAに比べて応答速度に優れ、特にFPSなどで真価を発揮します。動きの速いシーンでも残像が少なく、敵の動きを一瞬で視認できるのは大きなアドバンテージ。
プロゲーマーや競技志向のプレイヤーにとって、勝率を上げるための武器になる1台です。
また、1ms MPRTを有効にすると、滑らかでブレのない表示を実現します。リフレッシュレートと応答速度の両立によって、スピード感と安定性を兼ね備えたプレイ環境が整います。
高輝度パネルが映すリアルな映像体験
本モデルは最大で400cd/m²の輝度に対応し、明るく鮮明な映像を再現します。
高輝度性能により、明暗の差をより自然に表現。暗い洞窟の奥や太陽光が差すシーンでも、細部までくっきりと描写されます。
さらにHDR対応のブルーレイやゲームでも、高コントラストな表現を楽しめます。TN特有の“白っぽさ”を感じにくく、カジュアルにHDR映像を体験したい人にもおすすめです。
色域や色の再現性
TNパネルでも妥協しない鮮やかさ
一般的にTNパネルは「色が浅い」といった印象を持たれがちですが、JN-T27G165Q-HSPはsRGB 99%をカバーする液晶を採用。
発色のバランスが良く、正面から見れば赤や青の彩度も自然。ゲームやYouTube、映画視聴など、エンタメ用途では十分に満足できるレベルです。
また、WQHDの高解像度により、ドットの粗さがほとんど気にならず、キャラクターの表情や背景の質感も繊細に描かれます。
TNパネルながら「解像感と発色」を両立している点は、同価格帯ゲーミングモニターの中でも強みといえます。
HDR映像の臨場感と没入感
HDR400相当のダイナミックレンジに対応しており、映像の明暗差をしっかり再現。特に明るい部分の白飛びや、暗い部分のつぶれを抑える効果が高く、没入感が一段と深まります。
ただし、標準規格のDisplayHDR認証を取得しているわけではないため、HDRの効果はソフトや環境によって差があります。
とはいえ、この価格帯でHDR400相当の自然なコントラスト表現を実現しているのは見逃せないポイントです。
機能性
https://jp.japannext.com/products/jn-t27g165q-hsp
AdaptiveSync(FreeSync)で映像のズレを防ぐ
ゲーミングモニターにおいて重要な要素のひとつが「描画の滑らかさ」。
JN-T27G165Q-HSPは、AMD FreeSync(AdaptiveSync)に対応しており、GPUとモニターの描画タイミングを同期させます。
これにより、ティアリング(映像のズレ)やスタッタリング(カクつき)を軽減。フレームが安定しないタイトルでもスムーズに動作し、違和感のないプレイが可能です。
長時間プレイでも疲れにくい設計
眼精疲労対策として、フリッカーフリー設計とブルーライト軽減モードを搭載。画面のちらつきを抑え、長時間の使用でも目の疲れを最小限に抑えます。
特に夜間のプレイや動画視聴ではブルーライト削減モードが効果的で、就寝前の使用でも目に優しい印象です。
さらに、昇降・スイーベル・ピボットに対応した多機能スタンドを標準搭載。最大150mmの高さ調整が可能で、最適な姿勢を保ちながら快適にプレイできます。
縦画面表示にも対応しているため、SNS閲覧や縦スクロール型ゲームにも対応できるのはうれしいポイントです。
接続性
HDMI×2・DisplayPort×2の豊富な入力端子
映像入力はHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×2を備え、最大4台のデバイスを接続可能。
PC・Playstation 5・Nintendo Switch・ノートPCなどを同時につなげて、切り替えながら使うことができます。
DisplayPort使用時にはWQHD/165Hz出力、HDMIではWQHD/144Hz出力に対応。特にPCゲームをプレイする際は、DisplayPort接続が最もパフォーマンスを発揮します。
内蔵スピーカー(2W×2)やイヤホン端子も備えており、配線をシンプルにまとめたい人にも最適です。
PIP/PBPで2画面同時表示にも対応
PIP(Picture in Picture)機能では、メイン画面上に別の入力ソースを小画面で表示可能。たとえば「PCで作業しながら、右上にゲーム画面を表示」といった使い方ができます。
PBP(Picture by Picture)では、左右2分割表示ができるため、2台のPCを同時に監視したり、配信画面を横で確認したりする用途にも便利です。
このマルチタスク対応力は、ゲーマーだけでなくテレワーカーやクリエイターにも恩恵があります。ゲームと仕事を両立したい人にとって、汎用性の高い1台といえるでしょう。
こんな人におすすめ!
https://jp.japannext.com/products/jn-t27g165q-hsp
- FPS・TPSなどスピード重視のゲーマー
→165Hz×1msの高速表示で、動きの速いシーンでもブレなく視認可能。反応速度を求めるプレイヤーに最適です。 - コスパ重視でWQHD環境を導入したい人
→2万円台で165Hz・HDR対応という高スペック。コスパを重視するゲーマーにおすすめ。 - デュアル用途で使いたい人
→PIP/PBPやピボット対応により、ゲームと作業を両立できます。 - PS5・PCを両方快適に使いたい人
→PS5のWQHD/120Hz接続対応で、次世代機でも高画質プレイが可能。 - 長時間プレイでも疲れにくいモニターを探している人
→ブルーライト軽減・フリッカーフリー設計で、快適に使える仕様です。
注意点やデメリット
TNパネル特有の視野角と色変化
スピード特化型のTNパネルは、斜めから見ると色味や輝度が変化しやすいという特性があります。そのため、グラフィック制作や色味重視の用途には不向きです。
正面からの視聴では問題ありませんが、複数人で映画を観たり、横から覗き込むシーンではやや見づらく感じる場合があります。
また、発色そのものは鮮やかですが、IPSやVAと比べるとコントラストの深みは劣ります。あくまで「スピード最優先のモニター」として選ぶのがポイントです。
HDRやMPRT利用時の注意点
前述の通り、HDR400相当の性能は魅力的ですが、DisplayHDR認証を取得していないため、人によってはHDR効果が控えめに感じることがあります。
また、MPRT(1ms)を有効化すると、残像が減る代わりに画面の明るさが少し暗くなる傾向があります。
さらにHDMI接続ではWQHD/144Hzが上限となるため、165Hzでのプレイを希望する場合はDisplayPort接続を使用しましょう。
これらの特性を理解したうえで設定を調整すれば、本機の性能を最大限に引き出せます。
まとめ
JAPANNEXT「JN-T27G165Q-HSP」は、
- 165Hz×1msの高速描画
- WQHDの高精細表示
- HDR400相当の映像美
- FreeSync対応で滑らかな描画
- 昇降・首振り・回転対応スタンド
- 2万円台後半という高コスパ
を兼ね備えた27インチのゲーミングモニターです。TNパネルの特性上、視野角や色の深みはIPSには及びませんが、「勝ちにこだわるゲーマー」には理想的なモデル。
反応速度を求めるFPSプレイヤーや、コストパフォーマンス重視でWQHD環境を構築したい人には特におすすめです。
PIP/PBPや昇降機能など利便性も高く、価格以上の満足度を得られる1台といえるでしょう。高解像度+高速駆動の世界を手軽に体験したい方は、ぜひチェックしてみてください。