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「PX246 Wave」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「PX246 Waveはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「PX246 Wave」の特徴とスペック情報
  • 「PX246 Wave」の基本仕様まとめ

この記事では、Pixio(ピクシオ)製「PX246 Wave」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

PX246 Waveの基本スペック

パネルサイズ23.8インチ
パネルタイプIPS
解像度1920×1080
リフレッシュレート120Hz
視野角H178°、V178°
(CR>10)
輝度300nits(Max)
コントラスト比1000:1
応答速度4ms(GTG)
最大表示色16.7M
色域sRGB 115.44%
DCI-P3 90.82%
NTSC 83.64%
HDR対応
スピーカー2W×2
サイズ(約)542×428×182mm
重量(約)3.10kg
接続HDMI、VGA
イヤホンジャック
消費電力≤28W
主な付属品スタンドネック
スタンドベース
ネジ×8本
VESA変換アダプタ
HDMIケーブル
ACアダプター
電源ケーブル
※2025年10月時点

モニターの概要と注目ポイント

PX246 Waveのデザインとカラーバリエーション

Pixio「PX246 Wave」は、23.8インチサイズのゲーミングモニターで、まず目を引くのが豊富なカラーバリエーションです。

ブラックやホワイトといった定番に加え、ブルー、ピンク、ベージュといった珍しいカラーが揃っており、自分のゲーム部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選べます。

ゲーミングモニターは黒や赤の派手なデザインが多いですが、このモデルはシンプルかつスタイリッシュ。おしゃれなデスク環境を作りたい人にとって大きな魅力です。

さらに、3辺ベゼルレスのスリムフレームを採用しているため、画面の縁が気になりにくく、映像への没入感が高まります。

複数台並べてデュアルモニター環境を作る際も境目が目立ちにくく、作業やゲームでの視認性が高まる点もポイントです。

基本スペックと価格帯

このモニターの解像度はフルHD(1920×1080)で、パネルはIPS方式を採用。発色の豊かさと視野角の広さを兼ね備えています。

リフレッシュレートは120Hz、応答速度は4ms(GTG)で、一般的な60Hzモニターからの乗り換えでは大きな違いを実感できるはずです。

価格帯は1万6000円台〜1万8000円台と非常に手頃。ゲーミングモニターとしてはエントリークラスですが、IPSパネル・120Hz・FreeSync・HDR対応など基本性能は十分。

特別な機能はないものの、コストパフォーマンスに優れたモデルといえるでしょう。

色域や色の再現性

IPSパネルの強みと広い視野角

PX246 WaveはIPSパネルを搭載しており、最大のメリットは「どの角度から見ても色や輝度の変化が少ない」点にあります。

視野角は水平178°・垂直178°と広く、横から画面を見ても色がくすんだり暗くなったりしにくい仕様です。

またIPSは色再現性が高く、自然で鮮やかな色合いを表現可能。

TNパネルに比べると応答速度ではやや劣るものの、日常利用やゲームだけでなく、動画視聴や写真編集など幅広い用途で活躍します。

特にライトゲーマーや映画鑑賞、画質重視のジャンルを楽しみたいユーザーにとって、IPSの特性は大きなメリットです。

色域カバー率とHDR効果

PX246 Waveは色域面でも優秀です。sRGB 115%、NTSC 83.6%、DCI-P3 90.8%をカバーしており、低価格帯モニターとしては非常に広い色域を実現しています。

一般的なエントリーモデルはsRGB 100%未満が多いため、発色の鮮やかさで差を感じられるでしょう。

さらにHDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応。映像に深みを加え、映画やゲームの世界にリアルな質感をもたらします。

ただし注意点として、DisplayHDR 400などの標準規格に準拠しているわけではないため、HDR効果の感じ方には個人差があります。

とはいえ1万円台の価格帯でHDR対応は大きな魅力であり、エントリー向けとしては十分評価できるポイントです。

機能性

120HzリフレッシュレートとFreeSyncの効果

このモニターの大きな特徴は120Hzのリフレッシュレートです。1秒間に120フレームを描写できるため、60Hzモニターに比べて映像が格段になめらかになります。

FPSやアクションゲームで敵の動きが見やすくなり、反応の速さが求められる場面で有利に働きます。

またAMD FreeSync(Adaptive Sync)に対応しており、ティアリング(映像のズレ)やスタッタリング(カクつき)を軽減。

快適なゲーム体験をサポートしてくれる点も大きなメリットです。PCゲームだけでなく、PS5やXbox Series X/Sといった家庭用ゲーム機でも恩恵を受けられるでしょう。

目に優しい設計(ブルーライトカット・フリッカーフリー)

長時間プレイするゲーマーにとって、目の疲れを抑える機能は重要です。本製品はブルーライトカット機能を搭載しており、目の負担を軽減します。

青色光を抑える関係で画面がやや黄みがかって見えることはありますが、疲労軽減を重視する人には安心の機能です。

加えてフリッカーフリー技術により、画面のちらつきを抑制。さらに非光沢(ノングレア)仕上げなので映り込みが少なく、発色が柔らかく感じられます。

これらの要素が組み合わさることで、長時間の使用でも快適にゲームや作業に取り組めるのが魅力です。

接続性

HDMIとVGA端子の仕様

接続端子はHDMI 2.0が1つ、VGAが1つ搭載されています。HDMIは最大120Hzに対応しており、ゲーム機やPCを繋いで高リフレッシュレートを活かせます。

ただしHDMI端子が1つしかないため、複数の機器を同時に接続したい場合は切替器や差し替えが必要です。

VGA端子も備えていますが、対応リフレッシュレートは60Hzまで。最新の環境で使うには物足りないため、実質的にはHDMI接続がメインとなります。

スピーカーとスタンド機能

2W×2のスピーカーが内蔵されているため、外部スピーカーがなくても音を出せます。

ですが、音質は簡易的なので、ゲームや映画を本格的に楽しみたい場合は外部スピーカーやヘッドセットの利用がおすすめです。

スタンドはチルト(前5°・後15°)の角度調整のみ可能。VESAマウントに対応しているため、モニターアームを活用すれば柔軟な設置が可能です。

こんな人におすすめ!

  • PS5や家庭用ゲーム機で快適に遊びたい人
    120Hz対応で、価格も手頃。入門用ゲーミングモニターとして最適です。
  • おしゃれなデスク環境を作りたい人
    豊富なカラーバリエーションで、インテリアに合わせて選べる点が大きな魅力です。
  • ライトゲーマーや映像視聴も楽しみたい人
    IPSパネルの自然な色合いと広色域、HDR効果でゲーム以外の用途でも満足できます。

注意点やデメリット

HDMI端子が1つだけ&VGAの制限

前述の通り、HDMIポートが1つしかないため、複数のデバイスを接続する人には不便です。PCとゲーム機を両方使う場合、都度ケーブルを差し替える必要があります。

さらにVGAは、60Hzリフレッシュレートまでしか対応していないため、古い機器でしか活用しにくいのもデメリットです。

HDRやスタンド機能の限界

HDRは搭載されていますが、公式規格のDisplayHDR対応ではありません。そのため効果を強く感じる人とそうでない人で差が出る可能性があります。

また、スタンドはチルト調整のみで、回転・高さ変更・ピボットは不可。快適な姿勢で作業したい人はモニターアームの追加導入が望ましいでしょう。

まとめ

「PX246 Wave」は、120Hz駆動・IPSパネル・HDR対応といった基本性能を備えつつ、1万円台後半という手頃な価格で手に入るコスパの高いゲーミングモニターです。

豊富なカラーバリエーションが用意されており、デザイン重視のユーザーからも支持される優れたインテリア性が魅力。

一方で端子の少なさやスタンド機能の制限、HDR効果の個人差といった注意点もあります。そのため、本格的なPCゲーマーや中級者以上には物足りないかもしれません。

総合的に見て、PX246 Waveは「入門用ゲーミングモニター」「おしゃれな部屋に合うモニター」を探している人に非常におすすめできる1台です。

PS5やライトゲーマーにとっては、価格以上の満足感を得られるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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