【G-Tune DG-I5G60】レビュー＆スペック解説

ゲーミングPCの基本性能

レビュー

Core i5-14400F×RTX 4060で、フルHD向けのスペック。メモリはDDR5の16GBで、現状では大抵のゲームを快適に遊ぶことが可能です。

ストレージは、高速なNVMe Gen4で、嬉しい1TBを搭載します。また、Wi-Fi 6EやBluetooth 5を内蔵しており、無線機能も万全です。

さらに、CPUクーラーには、サイドフロータイプを採用。空気の流れを乱しにくいことから、効率的なエアフローで、優れた冷却性を実現します。

標準で3年間の長期保証が付くほか、24時間×365日の電話対応があり、充実のサポートを備えることが特徴です。

ただし、純粋に価格と性能だけ見ると、やや高価。サポートを含めた場合に、まずまずのコスパになるので、長く安心して使いたい人におすすめです。

メリット

最新世代Core i5
最新シリーズGPU
DDR5メモリ
1TBストレージ
送料無料
3年間保証
24時間×365日電話サポート

デメリット

性能に対して価格はやや高め
光学ドライブなし
マウス・キーボードなし
通常出荷は約4営業日

第14世代Core i5-14400Fは、最大4.7GHzの10コア16スレッドで動作し、現時点では最新世代のCPUになります。

内蔵GPUを非搭載にして価格を抑えたF付モデルであり、基本性能は通常品とほぼ変わらないので、グラボ搭載PCではコストパフォーマンスに優れることが特徴。

同世代のCore i7に比べるとマルチスレッド性能は劣るため、動画編集や実況配信には不向きですが、ゲーム用途のみなら十分候補になり得るCPUと言えるでしょう。

RTX 4060は、フルHDが主なターゲットのGPUです。現状で最新のRTX 40シリーズに属するものの、性能面は今現在で最も下位のモデルに位置付けされています。

とはいえ、前世代のRTX 3060～RTX 3060 Tiくらいのパワーがあるので、画質を調整すれば最新ゲームも快適にプレイすることが可能です。

さらに、RTX 4060の消費電力は115W程度。省電力性に優れており、電気代の節約につながるため、普段用にも使いやすいGPUの一つとなっています。

メモリは、標準的な16GBで、最新規格で高速のDDR5を搭載しています。

最新のタイトルでも、現状の推奨メモリは16GB以下がほとんどなので、まずメモリ不足に困ることないでしょう。

ただし、ゲームを起動させたままYouTubeを見たり、配信アプリを動かしたりする場合はより多くのメモリを消費することがあります。

G-Tune DG-I5G60は、フルHD向けに構成されたゲーミングPCです。

特別に高性能ではないので、タイトルによっては画質調整が必要ですが、ゲーム用途のみなら一般ゲーマーにとって必要十分なスペックを備えます。

性能と価格だけを見ると、コスパがよいとは言えないものの、3年間保証が付くのは魅力。電話サポートも24時間体制なので、入門用にぴったりな1台となっています。