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「JN-IPS245G280F-HSPC6」レビュー&スペック解説

「JN-IPS245G280F-HSPC6はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「JN-IPS245G280F-HSPC6」の特徴とスペック情報
  • 「JN-IPS245G280F-HSPC6」の基本仕様まとめ

この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-IPS245G280F-HSPC6」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

JN-IPS245G280F-HSPC6の基本スペック

パネルサイズ24.5インチ
パネルタイプIPS(AHVA)
解像度1920×1080
リフレッシュレート280Hz
視野角H178°、V178°
輝度400cd/m2
コントラスト比1000:1
応答速度OD:3ms(GtoG)/MPRT:1ms
最大表示色1677万色
色域sRGB 100%
HDRHDR400相当
スピーカー2W×2
サイズ(約)557×384~494×192mm
重量(約)3.9kg
接続HDMI、DP、USB-C
オーディオ出力
消費電力通常23W
主な付属品スタンド一式、マニュアル、保証書
VESAマウント延長スペーサー
電源ケーブル、USB-Cケーブル
※2025年9月時点

モニターの概要と注目ポイント

280Hzリフレッシュレートと1ms応答速度の実力

「JN-IPS245G280F-HSPC6」は、フルHD解像度(1920×1080)で最大280Hzの高速リフレッシュレートに対応しています。

これは一般的な60Hzモニターの約4.5倍、144Hzモデルと比べてもさらに滑らかな描写が可能です。

特にFPSやTPSなど、一瞬の判断が勝敗を分けるゲームでは、視認性の高さがプレイヤーの実力を引き出してくれます。

加えて、MPRT 1msの応答速度にも対応。残像を大幅に抑えられるため、画面の切り替わりが激しいシーンでもブレを感じにくいのが魅力です。

MPRT機能は100Hz以上で有効となる仕様で、オンにするとやや明るさが落ちる点には注意が必要ですが、それを補って余りある快適さを得られるでしょう。

24.5インチIPSパネルによる鮮やかな映像表現

サイズは24.5インチ。大きすぎず小さすぎないこのサイズは、デスクに置きやすく視線の移動も少なく済むため、競技性の高いゲームとの相性が抜群です。

パネルはIPS系(AHVA方式)で、178°の広視野角を確保。どの角度から見ても色の変化が少なく、チームプレイで横から画面を覗き込むシーンでも快適に視認できます。

さらに、最大輝度400cd/m²の明るさを備えており、明暗のはっきりした場面でも細部まで見やすい映像を実現します。

映像や写真鑑賞、動画配信サービスでの映画視聴など、ゲーム以外の用途でもその魅力を存分に発揮できるでしょう。

フレームレスデザインと調整自由度の高いスタンド

外観面でも注目したいのが、ベゼル幅1.5mmのフレームレスデザインです。マルチモニター環境での設置時に境界線が目立ちにくく、画面のつながりが自然に感じられます。

ゲーム配信者やクリエイターなど、複数画面を使うユーザーにとっては大きなメリットでしょう。

さらに、スタンドは高さ調整・ピボット・スイベル・チルトに対応する多機能タイプ。最大110mmの昇降機能を備えており、姿勢や環境に合わせて最適な高さに設定できます。

縦画面に回転させればSNSや縦長コンテンツの閲覧にも便利です。ゲーミングモニターとしてだけでなく、ビジネスや学習用ディスプレイとしても使いやすい設計になっています。

色域や色の再現性

sRGB100%対応でゲームも映像も美しく

「JN-IPS245G280F-HSPC6」はsRGB 100%の広色域に対応しています。

これは一般的なモニターよりも幅広い色を表示できることを意味し、ゲーム内の鮮やかな風景やキャラクターの細かい色合いを忠実に表現してくれます。

カジュアルゲーマーだけでなく、デザイン作業や写真編集においても十分活用できる性能です。

色の正確さは、ゲームの没入感にも直結します。例えば、バトルロイヤル系ゲームでは、遠くに見える敵のシルエットをいかに早く見つけられるかが勝敗を左右します。

コントラストと発色が優れているモニターなら、背景と対象を見分けやすく、より正確なプレイを可能にしてくれるのです。

HDR400相当の明暗表現がもたらす臨場感

本製品はHDR(ハイダイナミックレンジ)400相当の性能を備えています。

HDRとは、従来の表示よりも明るい部分と暗い部分をくっきりと表現できる技術で、リアリティのある映像体験を可能にします。

映画やHDR対応ゲームをプレイすると、光の反射や影の深みが自然に感じられ、映像の没入感が格段に向上します。

ただし注意点として、「VESA DisplayHDR」といった公式認証は取得していません。

そのため、HDR効果の感じ方には個人差があり、上位のHDR1000などと比べると表現力に限界はあります。しかし、エントリー〜ミドル価格帯でHDRを体験できる点は魅力です。

機能性

AdaptiveSyncによる滑らかな映像体験

ゲームをプレイしていると「ティアリング」と呼ばれる映像のズレに悩まされることがあります。

これは、モニターのリフレッシュレートとGPUが出力するフレームレートが一致しない時に起こる現象です。

本機はAdaptiveSync(FreeSync)を搭載しており、このティアリングを防いでくれます。結果として、カクつきのない滑らかな映像を体験でき、ゲームの没入感が一層高まります。

FPSのような動きの速いタイトルだけでなく、RPGやオープンワールドゲームなど広大な景色を楽しむジャンルでも、安定した映像表示が楽しめます。

目に優しいブルーライト軽減&フリッカーフリー設計

長時間ゲームをするユーザーにとって、目の負担を軽減する機能は重要です。本機はブルーライト軽減モードとフリッカーフリー設計を採用。

これにより、まぶしさやちらつきを抑え、長時間プレイや作業をしても疲れにくい環境を整えてくれます。

特にリモートワークやオンライン授業など、1日中画面を見るようなシーンでも安心して使えるのが魅力です。健康面を意識する方にもおすすめできる機能です。

接続性

HDMI 2.0・DisplayPort・USB-Cの幅広い選択肢

インターフェイス面では、HDMI 2.0 ×1(最大240Hz対応)、DisplayPort 1.2 ×1(最大280Hz)、USB-C ×1(最大280Hz/65W給電対応)を搭載。

ゲーミングPC、PS5、ノートPCなど多彩な機器と接続できます。PS5ではフルHD/120Hz出力に対応しており、コンソールゲーマーにとっても満足度の高い仕様です。

eスポーツ志向のプレイヤーがPCとゲーム機を切り替えて使う場合にも便利でしょう。

USB-C 65W給電でケーブル1本の快適環境

特筆すべきはUSB-C端子による65W給電対応です。ノートPCを接続すれば、映像出力と充電を同時に行えるため、ケーブル1本でデスク周りをスッキリまとめられます。

MacBookや最新の薄型ノートPCを使っている人にとっては大きなメリットとなるでしょう。

在宅ワークや学習用途とゲーミングを両立させたい人に最適な仕様であり、仕事用と遊び用を1台で切り替えて活用できます。

こんな人におすすめ!

  • FPSや格ゲーなど、反応速度が勝敗を左右するジャンルを楽しむゲーマー
  • ノートPCとUSB-Cケーブル1本で快適に接続したい学生や社会人
  • フルHD環境でハイリフレッシュレートを体験したいコスパ重視派
  • HDR対応の映画や動画配信サービスも楽しみたい人

注意点やデメリット

HDMI接続では最大240Hzまで

高リフレッシュレートが魅力の本機ですが、HDMI接続時は240Hzまでしか出せません。

280Hzでの使用を考えている場合は、DisplayPortやUSB-Cで接続する必要があります。ゲーミングPCユーザーであればDisplayPort接続を前提にすると良いでしょう。

HDR400は公式認証規格ではない点に注意

HDR性能は魅力的ですが、前述の通りVESA認証を受けたHDR規格ではないため、表現力に一定の保証がない点には注意です。

高輝度でのダイナミックな映像を求める人には物足りなく感じる可能性があります。

HDMIが1つしかなく複数機器接続には工夫が必要

HDMIポートは1つしか搭載されていません。PCやゲーム機を複数接続したい場合は、切替器を用意するか、DisplayPortやUSB-Cを併用する必要があります。

ここはユーザーの利用環境によって工夫が求められる部分です。

まとめ

JAPANNEXT「JN-IPS245G280F-HSPC6」は、280Hzのリフレッシュレートと1ms応答速度を備えた高性能ゲーミングモニターです。

24.5インチのIPSパネルは広色域・高輝度で映像を鮮やかに表現し、HDR400相当の効果で臨場感を高めてくれます。さらに、USB-C給電や多機能スタンドといった実用性も充実。

現在価格は3万3000円〜3万6000円台と、同クラスのモニターと比べてもコストパフォーマンスが高い点が光ります。

一方で、HDMI接続時は240Hzまでの制限やDisplayHDR認証未取得といった注意点もありますが、これらを理解した上で選べば非常に満足度の高い1台です。

競技性を求めるゲーマーから仕事・学習と兼用したいユーザーまで幅広く対応できるモニターとして、コスパと性能を両立したおすすめモデルといえるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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