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AOC「25G4S/11」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「25G4S/11はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「25G4S/11」の特徴とスペック情報
  • 「25G4S/11」の基本仕様まとめ

この記事では、AOC(エーオーシー)製「25G4S/11」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

25G4S/11の基本スペック

パネルサイズ24.5インチ
パネルタイプFast IPS
解像度1920×1080
リフレッシュレート310Hz
視野角178°(H)/178°(V)(CR>10)
輝度400cd/m2
コントラスト比1000:1
応答速度0.3ms(MPRT)/1ms(GtG)
最大表示色16.7Million
色域sRGB 115%、DCI-P3 91%
NTSC 100%
HDRDisplayHDR 400
スピーカー-
サイズ(約)560.1×381.1~499×240mm
重量(約)4.22kg(スタンドあり)
接続HDMI×2、DP
ヘッドフォン端子
消費電力30W
主な付属品電源ケーブル1.5m
HDMIケーブル1.8m
Displayportケーブル1.8m
スタンド、ベース、保証書
ケーブル付属リスト
※2025年9月時点

モニターの概要と注目ポイント

24.5インチ×Fast IPSで実現する鮮明な映像

「25G4S/11」は、eスポーツゲーマーを強く意識した24.5型のゲーミング液晶です。フルHD解像度で、Fast IPSパネルを採用しており、広い視野角と鮮明な表示を両立しています。

TNパネルのような応答速度の速さを持ちながら、IPSならではの発色の良さを備えている点が大きな魅力です。

横から覗いても色の変化が少なく、複数人での観戦や配信中の画面チェックにも適しています。

また、ベゼルが非常に細いため、デュアルモニターやマルチディスプレイ環境を組む際も境界が目立たず、画面に集中しやすい設計。

見た目もスタイリッシュで、机の上に置いた時の存在感がスマートなのもポイントです。

310Hz駆動&0.3ms応答で圧倒的なスピード感

このモニターの最大の武器は、310Hz(オーバークロック時)の高リフレッシュレートと、0.3ms MPRTの高速応答速度です。

一般的な144Hzや165Hzのモニターと比較しても倍近いフレーム数を描画できるため、動きの激しいFPSや格闘ゲームで一瞬の差を狙うプレイヤーにとって強力な武器となります。

さらに、応答速度も0.3msと極めて低遅延。入力した操作が瞬時に画面へ反映されるため、エイム精度や操作感が格段に向上します。

競技シーンで重要視される「ラグの少なさ」を体感でき、プロレベルの試合でも戦えるスペックを持っているといえるでしょう。

色域や色の再現性

DCI-P3 91%カバー率で鮮やかな映像を再現

高リフレッシュレートのモニターは「速度重視」で画質面が弱いモデルも多いのですが、25G4S/11は色の再現性にも妥協していません。

sRGB 115%、DCI-P3 91%、NTSC 100%の広色域をカバーしており、色彩豊かな映像表現が可能です。

ゲーム中のキャラクターの肌の質感や背景の陰影までしっかりと描写し、映像作品の視聴や動画編集にも対応できるレベルに仕上がっています。

また、色精度もDelta E<2と優秀で、誤差の少ない自然なカラーを表現できる点も特徴。

単なるゲーミング用にとどまらず、趣味での映像制作や写真編集に使っても十分に満足できる色表現です。

DisplayHDR 400対応による映像表現の進化

VESA認証のDisplayHDR 400に対応している点も注目ポイントです。

HDRに対応したタイトルや動画を表示すると、従来のSDRモニターとは比較にならない明るさやコントラストを楽しめます。

特に暗いシーンでは黒の階調が深まり、光源部分はより強調されるため、立体感や臨場感が増します。

例えば夜のマップでの戦闘や、映画のワンシーンなどでは「光と影」の違いがはっきりと描かれ、ゲーム体験そのものを引き上げてくれます。

単に競技用として速さを追求するだけでなく、ビジュアル面でも満足度の高いモデルといえるでしょう。

機能性

Adaptive-SyncとG-SYNC Compatibleで快適プレイ

25G4S/11はAdaptive-Syncに対応しており、さらにNVIDIAの「G-SYNC Compatible」にも認定されています。

これにより、グラフィックボードとリフレッシュレートを同期させることができ、画面のカクつきやティアリングを抑え、安定した映像表示を実現します。

特に高リフレッシュレート環境では描画ズレが目立ちやすいのですが、この機能のおかげで常に滑らかな表示を維持でき、ストレスのないゲームプレイが可能です。

ゲーマーを支える便利機能(Low Input Lag・Dial Point)

ゲーミング向けの独自機能も充実しています。USB機器の入力遅延を抑える「Low Input Lag」モードは、マウスやアーケードコントローラーを使用する際に効果を発揮。

細かな操作も正確に反映されるため、FPSや格闘ゲームにおいて有利に働きます。

また、画面中央に照準を表示できる「Dial Point」機能も搭載。スコープを覗かない状態でも正確に狙えるため、反応速度が求められるシーンで役立ちます。

さらに、フリッカーフリー技術やブルーライトカットモードも搭載されており、長時間のプレイでも目の負担を軽減。

快適性と競技性能を両立している点は、ゲーマーにとって大きな安心材料です。

接続性

HDMI 2.0×2とDisplayPort 1.4で幅広い環境に対応

入力端子はHDMI 2.0が2基、DisplayPort 1.4が1基という構成。PCだけでなくゲーム機との接続にも柔軟に対応できます。

特にDisplayPortを使えば最大310Hzのリフレッシュレートを引き出せるため、PCゲーマーには必須の選択肢です。

ただしHDMI接続では240Hzが上限となるため、HDMIしかないPCで使う場合には注意が必要です。接続環境に応じて最大性能を発揮するには、DisplayPort接続を推奨します。

ヘッドホン端子やVESAマウント対応で柔軟な使い方

本体にはヘッドホン端子が搭載されているため、スピーカーを別途用意せずにヘッドセットを使うゲーマーに便利です。

また、100×100のVESAマウントに対応しているため、モニターアームに取り付けてデスク環境を自由にカスタマイズできます。

さらに高さ調整、ピボット、スイベル、チルトに対応しており、長時間のプレイでも快適な姿勢を維持可能。eスポーツシーンで要求される柔軟性をしっかり備えています。

こんな人におすすめ!

  • FPSや格闘ゲームで勝ちを狙いたい競技ゲーマー
  • 240Hz以上のリフレッシュレートを求める人
  • 発色やHDR映像も重視して映像体験を楽しみたい人
  • 3万円台でコスパ良くeスポーツ仕様のモニターを手に入れたい人
  • 長時間プレイでも目に優しい環境を整えたい人

注意点やデメリット

HDMI接続では240Hzまでしか出せない

前述の通り、本モデルはDisplayPort使用時に最大310Hzを発揮できますが、HDMI接続では240Hzが上限です。

最新のPS5やXbox Series Xなどは120Hzまでしか対応していないため問題にはなりにくいですが、PCゲーマーが最高性能を求めるならDisplayPort接続は必須となります。

スピーカー非搭載のためヘッドセット必須

内蔵スピーカーは搭載されていないため、音声を楽しむには外部スピーカーやヘッドセットが必要です。

競技用モニターとしては一般的な仕様ですが、これ一台で完結させたいユーザーにとってはやや不便に感じるかもしれません。

まとめ

AOC「25G4S/11」は、310Hzリフレッシュレートと0.3ms応答速度を備えたeスポーツ向けのハイパフォーマンスゲーミングモニターです。

Fast IPSパネルによる高発色やDisplayHDR 400対応による映像美も実現し、速度と画質の両方を求めるゲーマーにぴったり。

加えて、Adaptive-SyncやG-SYNC Compatible認証、Low Input Lagなど競技シーンで役立つ機能を搭載しつつ、価格は3万円台とコストパフォーマンスに優れています。

スピーカー非搭載やHDMI制限といった弱点はあるものの、FPSや格闘ゲームに真剣に取り組むプレイヤーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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