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「ROG Strix XG258QMG」レビュー&スペック解説

「ROG Strix XG258QMGはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「ROG Strix XG258QMG」の特徴とスペック情報
  • 「ROG Strix XG258QMG」の基本仕様まとめ

この記事では、ASUS(エイスース)製「ROG Strix XG258QMG」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

ROG Strix XG258QMGの基本スペック

パネルサイズ24.5インチ
パネルタイプTN
解像度1920×1080
リフレッシュレート280Hz
視野角H176°/V176°
(CR≧10)
輝度400cd/m2
コントラスト比1000:1
応答速度0.2ms(GTG)
最大表示色16.7M
色域sRGB 120%
HDRDisplayHDR 400
スピーカー-
サイズ(約)557×492×219mm
重量(約)3.4kg
接続HDMI×2
DisplayPort
イヤホンジャック
消費電力使用時20W
主な付属品スタンド一式
DisplayPort ケーブル
電源アダプター
電源コード
クイックスタートガイド
ROG ポーチ
ROG ステッカー
保証書
※2025年10月時点

モニターの概要と注目ポイント

https://rog.asus.com/jp/monitors/23-to-24-5-inches/rog-strix-xg258qmg/

プロeスポーツを支える280Hzの高速リフレッシュレート

ASUS「ROG Strix XG258QMG」は、プロレベルの反応速度を求めるFPSゲーマーのために開発された24.5インチゲーミングモニターです。

最大の特徴は、最高で280Hz駆動のオーバークロック表示に対応していること。

一般的な144Hzモニターの約2倍の滑らかさで映像を表示できるため、敵の動きや照準のブレをほとんど感じさせません。

0.2msの高速応答速度でクリアな視界

さらに、0.2ms(GTG)という驚異的な応答速度を実現。画面の切り替えやマウス操作に対する反応が瞬時に返ってくるため、撃ち合いの一瞬を逃しません。

独自の「GameFast Input」技術も搭載されており、入力遅延を極限まで抑制。まるでモニターが自分の神経と直結しているかのようなレスポンスを体感できるでしょう。

高速リフレッシュレートと超低遅延の組み合わせにより、「VALORANT」「CS2」「Apex Legends」などのテンポの速いFPSタイトルでも常に優位なポジションを確保できます。

まさに“勝ちにこだわるゲーマーのためのモニター”となっています。

ELMB-SYNCとFreeSync Premiumで常に滑らかな映像

「ROG Strix XG258QMG」は、FreeSync Premiumに対応し、GPUから出力されるフレームとモニターのリフレッシュレートを自動で同期。

これにより、ティアリング(映像のズレ)やスタッタリング(カクつき)を防止します。

さらに、ELMB-SYNC(Extreme Low Motion Blur Sync)に対応。モーションブラー低減機能のELMBと、VRR(可変リフレッシュレート)を同時に使えるASUS独自技術です。

可変オーバードライブも搭載され、フレームレートの変化に応じて自動的に応答制御を調整。どんなタイトルでも安定した映像品質を維持します。

加えて、DisplayHDR 400認証も取得。HDR対応タイトルでは、光の表現や爆発エフェクトなどがより自然で臨場感豊かに映し出されます。

色域や色の再現性

TNパネルながらsRGB 120%の広色域

一般的にTNパネルは「発色が地味」という印象を持たれがちですが、XG258QMGはその常識を覆します。

このモデルはsRGBカバー率120%の広色域設計で、TNパネルとは思えないほど鮮やかでクリアな映像を表示します。

特に、照準マークやUI、爆発のエフェクトなど、ゲーム内の色彩がくっきりと描写されるため、視覚的な情報把握がしやすくなっています。

また、400cd/㎡を誇る高輝度パネルのため、明るい部屋でも視認性が抜群。色のバランスも良好で、過剰なコントラストがなく、長時間見ても目の疲れを感じにくい設計です。

視野角の狭さはあるがゲーミング用途では問題なし

確かにTNパネルには視野角の狭さという欠点があります。角度をつけて見ると若干色の変化が見られますが、真正面からプレイするゲーマー用途ではほとんど問題なし。

FPSやMOBAなどの競技タイトルでは、常にモニターの中心を注視しているため、視野角の狭さよりも応答速度の速さが圧倒的なメリットになります。

さらに、画面表面にはアンチグレア処理が施されており、照明や日光の反射を効果的に抑制。照明環境が変化する配信部屋や大会会場でも安定した視認性を確保できます。

色精度よりも「速度と視認性」を優先するユーザーにとって、この設計は理想的です。

機能性

https://rog.asus.com/jp/monitors/23-to-24-5-inches/rog-strix-xg258qmg/

人間工学デザインとAura Syncによる没入感

高さ調整・チルト・スイーベル・ピボットにフル対応したスタンドを採用し、体格や視線に合わせて最適な位置に調整可能。長時間のプレイでも首や肩への負担を軽減します。

さらに、スタンドにスマホホルダーを搭載している点もユニーク。配信中のコメント確認や通話の着信を確認しながらプレイでき、eスポーツ配信者にも便利です。

また、背面にはASUS Aura Syncライティングを搭載。PCや周辺機器と光の同期が可能で、デスク全体を統一感あるゲーミング環境に仕上げます。

見た目も性能も一切妥協しない、まさに“ROGブランドの象徴”といえる仕上がりです。

AI搭載GamePlusとDynamic Shadow Boost

ASUSのモニターで定評のある「GamePlusテクノロジー」も健在です。

XG258QMGでは、AIがリアルタイムで映像を解析し、クロスヘア(照準マーク)を自動調整。これにより、どんなシーンでも正確なエイムを維持できます。

また、Dynamic Shadow Boost機能を搭載しており、暗いエリアの明るさを自動で最適化。明るい部分を白飛びさせることなく、暗部の敵やアイテムを見やすく表示します。

たとえば「Valorant」や「PUBG」のような暗所マップでは、この機能が勝敗を分ける決定打になることも少なくありません。

これらの機能は、プレイヤーの反応を補助しつつ、視覚的なストレスを減らす役割を果たしています。まさにAIとハードウェアの融合による勝利支援機能です。

DisplayWidget Centerで直感的な操作

モニター設定をボタン操作で行うのは面倒ですが、本製品ではその煩わしさを解消。

DisplayWidget Centerアプリを使えば、明るさ・コントラスト・色温度・ゲームモードなどをマウス操作で簡単に調整できます。

特に、ジャンル別プリセット機能が便利で、FPS・RTS・RPGなど用途に合わせて一瞬で切り替え可能。設定変更に時間を取られず、ゲームに集中できます。

UIも分かりやすく、初心者でも直感的に扱える点はASUSならではの強みです。

接続性

DisplayPortのオーバークロックで最大280Hz駆動

XG258QMGの入出力端子は、DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×2、イヤホンジャックを搭載。

PCとの接続ではDisplayPort端子を使用することで、最大280Hzのオーバークロック表示が可能です。

一方、HDMIは240Hzまでのリフレッシュレートに対応しており、PS5やXbox Series Xなどコンソール機で遊ぶ家庭用ゲーマーには十分な性能。

また、消費電力はわずか20Wと省エネ設計で、長時間プレイや配信を行うユーザーにも優しい仕様です。

周辺機器との相性とマウント柔軟性

VESAマウントは100×100mm規格で、モニターアームや壁掛けにも対応。

スタンドを外すと3.4kgと軽量なため、マルチモニター環境を構築する際も取り回しがしやすいのが魅力です。

映像・電源ケーブルの配線もしやすく、デスク周りをすっきり保てる点も高評価です。

こんな人におすすめ!

https://rog.asus.com/jp/monitors/23-to-24-5-inches/rog-strix-xg258qmg/
  • FPSやTPSで勝ちたい人
    →280Hz&0.2msの圧倒的なスピードで反応差を最小化。
  • eスポーツ大会や配信を行う人
    →FreeSync PremiumやHDRで高品質な映像を届けられる。
  • 設置スペースが限られている人
    →24.5インチサイズと省スペース設計でどんなデスクにもフィット。
  • モニター設定を簡単に済ませたい人
    →DisplayWidget Centerでワンクリック調整。
  • 暗所マップで敵を見逃したくない人
    →Dynamic Shadow Boostで隠れた敵も見逃さない。

注意点やデメリット

TNパネル特有の視野角の狭さ

前述の通り、パネルはTN方式を採用しているため、上下左右から見ると色味の変化が発生します。そのため、写真編集や映像制作などの色精度を重視する作業には向きません。

しかし、常に正面から見るゲーミング用途では問題なく、むしろ応答速度の速さが大きなメリットとして際立ちます。

スピーカー非搭載・接続制限あり

このモデルには内蔵スピーカーが搭載されていないため、音声出力には外部スピーカーやヘッドセットが必要です。

また、最大280Hz駆動はDisplayPort接続時のみ対応しており、HDMIでは最大240Hzまでに制限されます。PCでHDMI端子を利用する場合はその点を理解しておくとよいでしょう。

まとめ

ASUS「ROG Strix XG258QMG」は、“勝利を掴むためのスピード”を追求したフルHDゲーミングモニターです。

280Hzの高速リフレッシュレートと0.2msの応答速度により、どんな激しいアクションでも一瞬の遅れなく反応できます。

また、FreeSync PremiumやELMB-SYNCなどの同期技術を搭載し、滑らかでブレのない描画を実現。人間工学に基づくデザインで快適性とデザイン性も兼ね備えています。

TNパネル特有の視野角の狭さやスピーカー非搭載といった弱点はありますが、それを補って余りある「優れたスピード」と「競技向けの安定性」が魅力。

本気でFPSやeスポーツに挑みたいゲーマーにとって、XG258QMGは間違いなく強力な相棒になるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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