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「MAG 322UP QD-OLED E16」徹底レビュー&スペック解説

「MAG 322UP QD-OLED E16はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「MAG 322UP QD-OLED E16」の特徴とスペック情報
  • 「MAG 322UP QD-OLED E16」の基本仕様まとめ

この記事では、MSI(エムエスアイ)製「MAG 322UP QD-OLED E16」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

MAG 322UP QD-OLED E16の基本スペック

パネルサイズ31.5インチ
パネルタイプQD-OLED
解像度3840×2160
リフレッシュレート165Hz
視野角178°(H)/178°(V)
輝度250cd/m2
1000cd/m2(ピーク時)
コントラスト比1500000:1
応答速度0.03ms(GTG)
最大表示色約10億7300万色
色域sRGB 100%
DCI-P3 99%
AdobeRGB 97.5%
HDRDisplayHDR True Black 400
スピーカー-
サイズ(約)720×594×242mm
重量(約)7.7kg
接続HDMI×2
DisplayPort
USB Type-C
ヘッドホン出力
消費電力使用時28.5W
主な付属品クイックスタートガイド
スタンド
ネジ付きスタンドベース
VESAマウント用スペーサーネジ×4
電源コード
DisplayPortケーブル
※2025年11月時点

MSI MAG 322UP QD-OLED E16の概要と注目ポイント

https://jp.msi.com/Monitor/MAG-322UP-QD-OLED-E16

■31.5インチ 4K QD-OLEDが生む極上の映像美

MSI「MAG 322UP QD-OLED E16」は、31.5インチの大型ディスプレイに4K UHD解像度(3840×2160)を搭載したハイスペックなゲーミングモニターです。

最大の注目は、量子ドット技術を組み合わせたQD-OLEDパネルを採用している点。

従来のOLEDは自発光により黒の沈みが深い一方、明るい色の再現に課題がありましたが、本パネルは驚くほど鮮やかな色を生み出します。

映画やゲームの暗いシーンで真っ黒な背景が現れた瞬間、周囲とのコントラストに思わず息を呑むほど。漆黒の中に光の粒が浮かび上がり、よりリアルな立体感を表現してくれます。

また、DisplayHDR True Black 400に対応しており、HDRコンテンツを最大限に楽しめます。

■ハーフグレア(反射防止コーティング)加工

さらにハーフグレア加工の画面は、反射を抑えながら映像の鮮明さを保つ絶妙な仕上げ。日中の明るい部屋でも視認性を確保しつつ、映像を鮮やかに映し出します。

まさに「映像美」を追い求めるすべてのユーザーに刺さるパネルです。

■165Hz×0.03msの圧倒的ゲーミング仕様

リフレッシュレートは最大165Hz、応答速度は驚異の0.03ms(GTG)。

この数値はOLEDならではの強みで、動きの速いFPSやレースゲームでも残像感のほとんどない滑らかな映像を実現します。特に視点を素早く動かすシーンで、クリアさの違いを強く感じられるはず。

HDMI 2.1に対応するため、PS5やXbox Series X|Sでも4K/120Hz出力が可能。VRR(可変リフレッシュレート)に対応し、ティアリングやカクつきを最小限に抑えてくれます。

PC・コンソール両方で、最高級のビジュアル表現と高速表示を楽しめるゲーミング性能は大きな魅力。

eスポーツ系の激しい動きにも、映画のようなシネマティック表現にも対応できる万能なディスプレイです。

色域や色の再現性 ― 写真・映像編集にも採用できる品質

■DCI-P3 99%をカバーする広色域パネル

QD-OLEDのメリットは、黒の深さだけではありません。

本機はDCI-P3 99%、AdobeRGB 97.5%、sRGB 100%という広色域をカバー。配信画面の鮮やかさや、映像の華やかさがよりダイレクトに視覚へ届きます。

色の表現力はゲームだけでなく、写真や映像編集にも強く、クリエイティブな作業にもしっかり対応できる性能です。

■カラーキャリブレーション済み&ΔE≦2

本モデルは工場出荷時にカラー調整を行っており、色差を表す指標であるΔEが2以下に設定されています。つまり、初期状態からプロクオリティに近い色を再現できるということ。

わざわざ高価な測定器を用意したり、細かい色調整に時間を費やしたりする必要はありません。

趣味の画像編集から、副業としての動画制作、さらには印刷物を扱う作業まで、安心して利用できる完成度の高い色設計が魅力です。

機能性 ― 長時間プレイも安心できる装備

https://jp.msi.com/Monitor/MAG-322UP-QD-OLED-E16

■AIビジョン・OLEDケア 2.0で最適な視認性と耐久性

MAG 322UP QD-OLED E16には、MSI独自の「AIビジョン」が搭載されています。

ゲームや映像のシーンに応じて、明るさ・コントラスト・彩度をAIが最適化してくれるため、暗所や逆光でも視認性が落ちにくくなっています。

また、OLED特有の焼き付きへの対策として「OLED Care 2.0」を搭載。

  • ピクセルシフト
  • ロゴやタスクバーの自動検出
  • 効率的な放熱構造(グラフェンフィルム+専用ヒートシンク)

これらにより、長期間安心して使用できるよう設計されています。

ブルーライトカットもハードウェアで対応しており、色味の崩れが少ない点も嬉しいポイント。長時間のゲームや作業でも、目の疲れを抑えられます。

■PIP/PBPや24.5/27インチモードで活用幅が広い

ゲームしながらPC作業を同時に行える「PIP / PBP」表示に対応。さらに、画面サイズをあえて小さく設定できる「24.5 / 27インチモード」も備えています。

これは特にFPSユーザーに便利な機能で、視線移動を減らしてエイム集中ができ、競技シーンで有利に働きます。

ゲーム用途に特化しながら、マルチタスクや配信編集にも強い万能さは、幅広いユーザーに刺さります。

接続性 ― PS5・Xbox Series Xも最高設定で楽しめる

■HDMI 2.1×2 / DP 1.4a / USB-Cの充実した端子構成

接続端子は以下の通り充実しています。

端子本数対応解像度/リフレッシュレート
HDMI 2.124K / 165Hz
DisplayPort 1.4a14K / 165Hz
USB Type-C(DP Alt Mode)14K / 165Hz
ヘッドホン出力1-

Nintendo Switch、Playstation 5、Xbox Series Xなどのゲーム機や、ノートPCとも容易に接続できます。

HDMI 2.1は最新ゲーム機の実力を引き出すうえで欠かせない規格なので、ここをしっかり抑えているのは大きいです。

■ヘッドホン出力&VESA対応で自由度の高い設置

本機はスピーカーを搭載していませんが、ヘッドホン出力を備えているため、手軽にオーディオ機器と接続可能。

また、VESA100対応(付属スペーサー使用)なので、モニターアームを使えばデスクスペースを広げたり、視野に合った高さに調整したりすることも可能です。

スタンドもチルト・スイベル・高さ調整に対応し、長時間のプレイでも体勢を保ちやすいのが魅力。自分の姿勢に合わせたこだわりのゲーム環境を簡単に作れます。

こんな人におすすめ!

https://jp.msi.com/Monitor/MAG-322UP-QD-OLED-E16
  • 4K × 高リフレッシュレートでプレイしたいゲーマー
  • PS5 / Xbox Series X|S向けに最高環境を整えたい人
  • FPSやアクションゲームを競技レベルで楽しむ人
  • 色再現性を重視して写真/動画編集も行うクリエイター
  • 大画面で映画鑑賞や配信視聴を満喫したいユーザー
  • ゲーミングと作業、どちらも妥協したくない人

安い買い物ではありませんが、「長く使える投資」として十分すぎる魅力を備えています。

注意点やデメリット

■価格は高めのハイエンドモデル

Amazon.co.jpの現在価格は、14万7000円台。性能を考えれば納得できる価格ですが、「有機ELゲーミングモニターを試したい」という人にはややハードルが高めです。

ただしQD-OLED採用の4K/165Hzモニター自体が少ないため、競合比較でもスペック優位性は高いといえます。

■スピーカー非搭載・ピボットなし

前述の通り、本機はスピーカーを備えていないため、外部スピーカーやゲーミングヘッドセットの用意が必須です。

また、縦回転(ピボット)には対応していないので、表計算ソフトなどの作業用途で縦画面を求める人には不向き。

とはいえ、ゲームや映像視聴を主用途とするユーザーにとっては、大きな問題にはなりにくいでしょう。

まとめ ― 次世代ゲーミングの完成形、ここにあり

「MAG 322UP QD-OLED E16」は、「映像美」「高速性能」「高精度な色再現」のすべてがそろった、まさに次世代のハイスペックゲーミングモニターです。

  • QD-OLEDによる圧倒的なコントラストと鮮やかさ
  • 165Hz×0.03msの強力なゲーミング性能
  • PS5/XSXで4K/120Hzを最大限楽しめる
  • AI機能や焼き付き対策で長く安心して使える
  • スタンドや接続面も優秀でマルチ用途に強い

価格は高めですが、得られる体験は最上級。「4Kの新時代を味わいたい」「一切妥協なく選びたい」という人にとって理想的な選択肢。

ハイスペックモニターの購入を検討しているなら、MAG 322UP QD-OLED E16は間違いなく候補に入れるべき一台といえるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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