「MAG 272QP QD-OLED X24はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「MAG 322UP QD-OLED E16」の特徴とスペック情報
- 「MAG 322UP QD-OLED E16」の基本仕様まとめ
この記事では、MSI(エムエスアイ)製「MAG 272QP QD-OLED X24」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
MAG 272QP QD-OLED X24の基本スペック
| パネルサイズ | 26.5インチ |
| パネルタイプ | QD-OLED |
| 解像度 | 2560×1440 |
| リフレッシュレート | 240Hz |
| 視野角 | 178°(H)/178°(V) |
| 輝度 | 200cd/m2 400cd/m2(ピーク時) |
| コントラスト比 | 1500000:1 |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| 最大表示色 | 約10億7300万色 |
| 色域 | sRGB 100% DCI-P3 99% AdobeRGB 98% |
| HDR | 対応 |
| スピーカー | - |
| サイズ(約) | 612×533×242mm |
| 重量(約) | 5.7kg |
| 接続 | HDMI×2 DisplayPort USB Type-C ヘッドホン出力 |
| 消費電力 | 使用時21W |
| 主な付属品 | クイックスタートガイド スタンド ネジ付きスタンドベース VESAマウント用スペーサーネジ×4 電源コード クリーニングクロス カラーレポート DisplayPortケーブル |
MSI MAG 272QP QD-OLED X24の概要と注目ポイント
https://jp.msi.com/Monitor/MAG-272QP-QD-OLED-X24
QD-OLEDが実現する圧巻の映像美
MSI「MAG 272QP QD-OLED X24」は、量子ドット技術(QD)と有機EL(OLED)を組み合わせた次世代パネルを採用し、これまで以上に没入感のある映像体験を実現します。
OLEDならではの“完全な黒”を表示でき、光が漏れずに暗いシーンの奥行きがしっかり表現されます。また、QDによって広い色域と鮮やかさが加わり、リアルな色彩が際立ちます。
映画鑑賞はもちろん、ホラーゲームやダークファンタジーでも、暗闇の中に潜む細かな描写がくっきり浮かび上がるほど。
黒つぶれが起きにくく、ゲーム内の明るさバランスを無理に変える必要がありません。
さらに、表面処理にはハーフグレアが採用され、映像の鮮明さを損なわずに反射を抑えた見やすい画面を実現。見た目の美しさと実用性の両方が高いレベルで調和しています。
240Hz×0.03msの超高速応答でFPSも有利に
応答速度は圧巻の0.03ms(GTG)。これは現在のゲーミングモニターの中でもトップクラスの高速性能です。
240Hzの高リフレッシュレートに応答の速さが加わることで、動きの激しいFPSやバトルロイヤルゲームでも残像を最小限に抑え、視認性を高めてくれます。
対戦ゲームでは、敵の動きが“見えるか見えないか”で勝率が変わることもあるため、この性能は大きな強み。eスポーツシーンでも選ばれるスペックといえるでしょう。
またAdaptive-Syncにも対応しており、ティアリング(映像のズレ)スタッタリング(カクつき)を軽減。特にPCゲーム環境では、安定して滑らかな映像が楽しめます。
色域や色の再現性|プロクオリティの色表現
DCI-P3 99%×AdobeRGB 98%の超広色域
MAG 272QPは、映像制作業界で基準とされる広色域にも対応。
- sRGBカバー率:100%
- AdobeRGBカバー率:98%
- DCI-P3カバー率:99%
つまり、写真編集・映像制作・CG制作など、クリエイティブ用途にも十分対応できるレベルです。
約10億7300万色により、グラデーションの表現も非常に滑らかで、太陽の光の移り変わりや水面の光沢など、繊細な表現も実物に近い。
HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応し、暗部から高輝度領域まで自然に描けるため、ゲームにとどまらず映像コンテンツの視聴にも最適です。
工場出荷時キャリブレーションで色精度保証
本製品は出荷段階で1台ずつ調整され、Delta E≦2という高精度のカラーチューニングが施されています。色誤差が少ないため、
- イラストや写真の色確認
- 商品画像の補正
- 動画の色調整
といった作業でも安心して使用できます。ゲームとクリエイティブどちらでも妥協したくないユーザーにピッタリです。
機能性|快適&高いカスタマイズ性
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全方向調節ができるエルゴノミクススタンド
MAG 272QPは、姿勢に合わせて柔軟に位置を調整できます。
- チルト(前後角度):-5° ~ 20°
- スイベル(左右首振り):-30° ~ 30°
- 高さ調整(昇降):0 ~ 110mm
- ピボット(回転):-90° ~ 90°
縦画面にすれば、配信画面の管理やシューティングなど縦スクロールゲームが便利になり、サブモニターとしても高い価値があります。
また、VESAマウント(100×100mm)にも対応しているため、モニターアームと組み合わせてさらに自由度の高い環境を構築できます。
長時間でも目に優しいアイケア機能
OLEDは発色の良さが魅力ですが、目への負担が気になる方も多いはず。本モデルは疲れにくさのために、
- ハードウェアブルーライトカット(色変化が少ない)
- アンチフリッカー(ちらつき軽減)
- AIビジョン(自動明るさ・コントラスト調整)
を搭載。自然な見た目を維持しながら、長時間のゲーム・作業も快適に行えます。
さらに、OLED焼き付き対策機能「MSI OLED Care 2.0」を採用し、静止画検出やタスクバー検出、ピクセルシフトなどを自動実行。
これにより、リスクを最小限に抑えつつ安心して使用できます。
接続性|ゲーム機も最大リフレッシュレートで楽しめる
HDMI 2.1×2でPS5とも好相性
映像入力端子は、HDMI 2.1 ×2・DisplayPort 1.4a ×1・USB Type-C(DP Alt Mode)×1と、最新ゲーム機にもPCにも対応した実用的な端子構成です。
HDMIでは、次世代家庭用ゲーム機の120Hz動作に対応(WQHD)。「PS5でも高リフレッシュレートを味わいたい!」というゲーマーの希望に応える仕様です。
USB Type-Cは映像出力に使えるため、ノートPC+ゲーム機の2デバイス接続もケーブルが少なくスッキリ。USB-C対応ゲーミングノートやクリエイター向けPCにはとても便利です。
マルチタスクが捗るPIP / PBP&24.5インチモード
MAG 272QPは、画面を分割して別デバイスの映像を表示できる、PIP(子画面)/PBP(並列表示)に対応します。
例えば…メイン画面でゲーム、サブ画面で攻略情報、動画編集しながら資料表示など、用途の幅が一気に広がります。
さらにユニークなのは24.5インチモード。FPSプレイヤーが好む小さめの画面サイズに最適化でき、視界への集中力を高められる機能です。
競技シーンでも使用される考え抜かれた設計と言えるでしょう。
こんな人におすすめ!
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- FPS / TPS中心で勝ちにこだわるゲーマー
240Hz×0.03ms×OLEDで敵が見やすく、撃ち負けにくい。 - 映像美を楽しみたいゲーム好き
黒の表現力が段違い。レイトレーシング対応ゲームとの相性抜群。 - クリエイター兼ゲーマーの二刀流ユーザー
広色域と高色精度で写真・動画編集にも対応。 - PS5もゲーミングPCも両方使う人
HDMI 2.1搭載で高リフレッシュレートを最大限活かせる。 - 目に優しいモニターを求める長時間ユーザー
ハードウェアブルーライトカットで夕方〜夜も快適。
この一台で“遊びも仕事も”ワンランク上の環境が整います。
注意点やデメリット
HDRは規格認証なし
HDR対応ではあるものの、DisplayHDRなどの規格認証はなし。周囲の明るさやコンテンツ次第で効果の感じ方に差が生まれることもあります。
また、OLED特有のピーク輝度の限界はあり、HDR映像で極端に明るい光を多用する作品では液晶の高輝度モデルに比べると物足りなく感じる場合があります。
スピーカー非搭載&価格が高め
スピーカーは内蔵しておらず、外部スピーカーまたはヘッドセットが必須です。しかしゲーム環境では多くの人が外部音響を利用するため、実用面での欠点は小さいかもしれません。
価格は、Amazon.co.jpで10万9000円台。決して安くはありませんが、QD-OLED・240Hz・広色域・焼き付き対策・エルゴノミクスを含めたハイエンド仕様のため、性能相応の投資といえます。
まとめ|次世代パネルで“勝ち”も“映像美”も掴む一台
MSI「MAG 272QP QD-OLED X24」は、QD-OLEDの美しい色彩とOLEDの圧倒的な黒表現を併せ持つ次世代ゲーミングモニターの理想形です。
- FPSに強い240Hz駆動×0.03ms応答
- sRGB 100% / AdobeRGB 98% / DCI-P3 99%の広色域
- クリエイティブ作業にも対応できる色精度
- 焼き付き対策+ファンレスで安心&静音
- PS5でも120Hz表示が可能なHDMI2.1
ゲームも映像もどちらも妥協せず、高品質な視聴体験を求めるユーザーに最適。価格は高めですが、満足度の高さは間違いなしで、長期的に見ればお得といえる1台です。




