「PXC328はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「PXC328」の特徴とスペック情報
- 「PXC328」の基本仕様まとめ
この記事では、Pixio(ピクシオ)製「PXC328」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
PXC328の基本スペック
パネルサイズ | 31.5インチ |
パネルタイプ | Fast VA/1500R |
解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 180Hz |
視野角 | H178º/V178º(CR≥10) |
輝度 | 330nits |
コントラスト比 | 3500:1 |
応答速度 | 1ms(GTG) |
最大表示色 | 16.7M |
色域 | sRGB 126.52%、DCI-P3 93.28% NTSC 90.12%、ARGB 93.83% |
HDR | 対応 |
スピーカー | - |
サイズ(約) | 711×525.9×251.4mm |
重量(約) | 5.8kg |
接続 | HDMI×2、DP×2 イヤホンジャック |
消費電力 | ≤65W |
主な付属品 | スタンドアーム、スタンドベース DPケーブル、ネジ(M4×16mm) ACアダプター、電源ケーブル |
高コスパで曲面没入体験!PXC328とは?

31.5インチ&1500Rの大画面曲面で没入感を強化
PXC328の魅力は、ゲーミング体験を一段と引き上げてくれるところにあります。
このモデルは、31.5インチの大画面と1500Rの曲面設計を組み合わせることで、まるで画面の中に入り込んだかのような臨場感を味わえます。
特に、視線の移動が少なくて済む湾曲ディスプレイは、没入感を重視するゲーマーにとって大きな強みです。
WQHD解像度×Fast VAパネルで高画質
パネルにはFast VAを採用しており、一般的なVA方式よりも応答性能に優れています。
視野角も水平178°・垂直178°と広く、どの角度から見ても色やコントラストが保たれるため、複数人での視聴にも向いています。
これほどのサイズと没入設計でありながら、価格帯は比較的抑えめ。
高性能なゲーミングモニターを初めて導入する人にとっても、手を出しやすいバランスが魅力です。
FPSもRPGも快適!ゲーマーを満足させるスペック
180Hzの高リフレッシュレートと1ms応答速度
PXC328は、リフレッシュレート180Hzと応答速度1ms(GTG)を備えており、FPSやアクションゲームといった動きの激しいタイトルでも滑らかなプレイが可能です。
一般的な60Hzモニターと比べて、動きの表現力は格段に向上しており、エイムの精度や反応速度が求められる場面で真価を発揮します。
Adaptive Sync対応でティアリングを軽減
さらに、Adaptive Syncにも対応しており、ティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)といった表示の乱れを最小限に抑えてくれます。
これにより、ゲームの臨場感を損なわず、安定した映像体験を提供してくれる点は大きな魅力です。
また、Fast VAパネルによる高い応答性能は、RPGやアドベンチャーゲームでもキャラクターの動きや演出が自然に感じられます。
ジャンルを問わず快適な描画環境が整っているため、幅広いゲームを高いクオリティで楽しみたい方にピッタリの1台です。
映像美にこだわる人に!色域とHDRで鮮やかさも◎

sRGB 126.52%、DCI-P3 93.28%の広色域
PXC328は、広色域パネルを採用しており、sRGB 126.52%、DCI-P3 93.28%という高い色再現率を実現しています。
加えて、NTSC 90.12%、ARGB 93.83%と、一般的なモニターと比べて色の表現力が豊かで、グラフィックの美しさを存分に堪能できます。
これにより、ゲーム内の背景やキャラクターの色彩がよりリアルに映し出され、視覚的な没入感がさらに深まります。
特に、美しい景観や細部の描写に力を入れたRPGやアドベンチャー系との相性は抜群です。
HDR対応で明暗表現がリアルに
また、HDR(ハイダイナミックレンジ)にも対応しているため、明るい部分と暗い部分のコントラストをしっかりと描き出し、より立体的な映像表現が可能です。
これはゲームだけでなく、映画や動画の視聴にも大きなメリットとなります。
ただし、本機のHDR機能は「DisplayHDR」などの標準規格に準拠しているわけではないため、HDR効果の感じ方には個人差がある点には注意が必要です。
目に優しく快適な長時間プレイをサポート
フリッカーフリー×ブルーライトカット
長時間ゲームに没頭していると、目の疲れや肩こりが気になってくるものです。
PXC328は、フリッカーフリーとブルーライトカット機能を搭載し、目への負担を軽減する工夫がなされています。
ブルーライトを抑えつつ、ちらつきを低減することで、快適な視聴環境が保たれます。
調整しやすいチルト機能で快適な姿勢に
加えて、モニターの角度を調整できるチルト機能も搭載。前方に5度、後方に15度まで調整可能で、自分に合った見やすいポジションにセッティングできます。
姿勢の崩れによる疲れを防ぎ、長時間のプレイや作業にも集中できます。
こうしたアイケア機能や可動性の高さは、ゲーミングモニターでありながら仕事用や作業用としても重宝されるポイント。
ゲームだけでなく、日常的なPC利用においても快適さを実感できる設計になっています。
豊富な端子でマルチデバイス接続もOK

HDMI×2+DP×2で複数機器を快適に使い分け
PXC328は、HDMI端子を2基、DisplayPortを2基搭載しており、ゲーミングPCや家庭用ゲーム機、ノートPCなど、複数のデバイスと同時に接続することができます。
入力の切り替えもスムーズで、シーンに応じた使い分けが可能です。
イヤホンジャック搭載で音響環境も自由自在
加えて、イヤホンジャックも備えているため、外部スピーカーやヘッドセットと組み合わせることで、より没入感のある音響体験が得られます。
スピーカーは非搭載ですが、そのぶん好みのオーディオ環境を自由に構築できる点は利点でもあります。
このように、豊富な接続端子を備えているため、ゲームだけでなく映画鑑賞やテレワークにも活用可能。
1台でさまざまな用途に対応できる柔軟性は、デスク周りの機器をすっきりまとめたい人にもおすすめです。
PXC328はこんな人におすすめ!
PXC328は、ジャンルを選ばず、幅広いゲーム体験を追求したい人にぴったりの1台です。
まず、180Hzの高リフレッシュレートと1msの応答速度を求めるFPSプレイヤーには、描画の滑らかさとレスポンス性能が大きなアドバンテージになります。
次に、色域やHDRにこだわる人にとっても、非常に魅力的です。DCI-P3やARGBカバー率の高さは、RPGやビジュアル重視のタイトルをより感動的に楽しめる土台となります。
また、コストを抑えつつ曲面の大画面を導入したい人にも最適。湾曲デザインにより、目の移動が少なく、映像への没入度が高まるため、エンタメに浸りたい人におすすめです。
PXC328の注意点もチェック

PXC328は多くの長所を備えたモニターですが、いくつかの点には注意が必要です。
内蔵スピーカーは非搭載
まず、内蔵スピーカーは搭載されていないため、音声を出力するには外部スピーカーやヘッドセットが必要になります。
特に音質にこだわる方は、はじめから高音質なオーディオ環境の構築を前提に考えておくと安心です。
可動範囲はチルトのみ(昇降・回転なし)
スタンドの可動域はチルト(前後の角度調整)のみに限られており、高さ調整や縦回転(ピボット)には対応していません。
自分に合った視線の高さで使いたい場合は、モニターアームの導入を検討するのがおすすめです。
特に長時間使用する方にとっては、姿勢への影響も大きくなるため、柔軟な調整機能が欲しい人には気になるポイントかもしれません。
HDMIは最大リフレッシュレートが144Hz
本機は180Hzリフレッシュレート対応ですが、HDMI接続では最大144Hzまでとなります。
180Hzで利用したい場合は、DisplayPort経由での接続が必要です。家庭用ゲーム機ではHDMIが一般的なため、用途に応じて接続方法を確認しておきましょう。
とはいえ、これらの制限は価格を踏まえれば十分許容範囲といえます。必要に応じて周辺機器を活用すれば、より快適な使用環境を整えることも可能です。
まとめ|PXC328はコスパ曲面ゲーミングモニター!
PXC328は、31.5インチの大画面に1500Rの湾曲デザインを採用した、没入感に優れたゲーミングモニターです。
180Hzの高リフレッシュレートや1msの応答速度、広色域やHDR対応といった充実したスペックで、FPSやRPG問わず快適なプレイをサポートします。
さらに、目に優しい設計や柔軟な接続端子も備えており、ゲーム以外の用途にも対応可能。
スピーカー非搭載やスタンドの調整範囲の限界といった注意点はありますが、価格とのバランスを考えると優秀な製品といえるでしょう。
コストを抑えつつ本格的なゲーミング環境を整えたい方に、ぜひ検討してほしい1台です。