「Adobe CCを始めたいけど、PCの選び方がかわからない」
「Adobe CC向けのおすすめPCを知りたい」
この記事ではそんな人に向けて、各ショップで販売されている、Adobe CC(creative cloud)に推奨のPCをご紹介。
実際にAdobe CCを利用している筆者が、作業経験をもとに動画像編集におすすめのモデルを厳選しているので、ぜひPC選びの参考にしてみてください。
Adobe CC(creative cloud)推奨PCとは

Adobe CC推奨PCとは、Adobe creative cloudで、より快適な作業を行うために構成されたモデルのこと。
用途がハッキリしたPCとして制作されているため、PCスペックのことがよく分からない初心者でも、安心して選べることが特徴です。
Adobe CC推奨PCと普通PCとの違い

一般的な事務用PCと、Adobe CC推奨PCの主な違いは、CPU・GPU(グラフィックボード)・メモリが強化されているところ。
使用するアプリや素材で要求スペックは違いますが、事務向けのPCで性能が足りないと動作がカクカクしたり、最悪フリーズしたりして大切なデータを失うことも。
3つのパーツの性能が、グラッフィクスの処理速度に大きく影響するので、快適な作業を求めるならできる限り高性能なCPU・GPU・メモリを選ぶのがおすすめです。
Adobe CC必要スペック

Adobe CCでは、さまざまなアプリを利用可能。その中でも、動画作成で人気のPremiere Proのスペックを参考として紹介します。
必要スペック | 推奨スペック | |
---|---|---|
CPU | Intel第6世代以降のCPUまたは AMD Ryzen 1000シリーズ以降のCPU | Quick Sync搭載のIntel第11世代以降のCPU またはAMD Ryzen 3000シリーズ Threadripper 3000シリーズ以降のCPU |
GPU | 2GBのGPUメモリ | 8GBのGPUメモリ |
メモリ | 8GB | HDメディアの場合は16GB 4K以上の場合は32GB以上 |
ストレージ | 8GB以上の空き容量のあるハードディスク | アプリのインストールおよびキャッシュ用に内蔵高速SSD メディア用に追加の高速ドライブ |
最近では、ネットでも高解像度の画像や動画をよく見かけるようになったため、これからPCを購入するならPremiere Proの推奨スペックは満たしたいところ。
ちなみに、筆者もフルHD動画を編集していたときは16GBメモリで問題なかったのに、4K動画を扱うようになってから動きが悪くなったので32GBに増設した経験あり。
動作がスムーズでないとパフォーマンス低下の原因になるので、生産性向上のためにも、余裕を持ったスペックでの作業がおすすめです。
当サイトおすすめのAdobe CC推奨PC
ここまでの説明を踏まえて、当サイトおすすめのAdobe CC推奨PCを紹介します。
マウスコンピューター DAIV FX-I7G60

CPU | Core i7-14700F |
GPU | GeForce RTX 4060 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB M.2 NVMe SSD |
電源 | 750W 80PLUS BRONZE |
価格 | 264,800円 |
\ クリエイター入門におすすめ /
24時間×365日電話サポート!
マウスコンピューターが提供する、クリエイター向けの高性能デスクトップPCです。
第14世代「Core i7-14700F」を搭載し、冷却性能に優れた水冷CPUクーラーを標準装備。マルチスレッド性能に優れているため、画像編集はもちろん、動画編集にも対応できます。
グラフィックボードは、フルHD環境に最適な「GeForce RTX 4060」を採用。メモリは最新のDDR5規格で、必要十分な16GBを搭載しており、作業効率も良好です。
さらに、安心の「3年間標準保証」が付属しているため、長期的な利用にも安心。クリエイティブ作業に最適な構成で、コストパフォーマンスにも優れた一台です。
Adobe CC&クリエイター推奨おすすめPC(デスクトップ)
当サイトのおすすめPC以外にも、各BTOショップではAdobe CCやクリエイターに推奨のPCを販売しています。その中でも、特におすすめのモデルを紹介します。
マウスコンピューター G TUNE DG-I7G70
Core i7-14700F/GeForce RTX 5070/32GB/1TB SSD

\ ワンランク上の高解像度向けPC /
24時間×365日電話サポート!
第14世代インテルCPU「Core i7-14700F」と、水冷式CPUクーラーを搭載したゲーム&クリエイター向けPCです。
グラフィックボードには、ハイクラスの「GeForce RTX 5070」を採用しており、フルHDからWQHD環境で快適なパフォーマンスを発揮します。
メモリは大容量の32GB(DDR5)を搭載。複数のアプリを同時に動かしても安定しており、Adobe Creative Cloudでは動画編集や高画質書き出しもスムーズに行えます。
ハイスペックすぎず、価格と性能のバランスが取れているため、これから本格的にクリエイティブ作業を始めたい方や、今使っているPCに限界を感じている方にもおすすめの1台です。
パソコン工房 SENSE-F08P-LC265K-VKX
Core Ultra 7 265K/GeForce RTX 5080/32GB/1TB SSD

\ 4K対応のハイスペックモデル /
パソコン工房の安心サポート!
大手BTOショップ「パソコン工房」が展開する、クリエイター向けのハイスペック推奨モデルです。4K動画編集や特殊効果の制作など、高解像度・高負荷な作業に対応できるよう設計されています。
最新の「GeForce RTX 5080」と、大容量の32GBメモリを搭載しており、高精細な映像素材や重たいアプリケーションでも快適に動作。
特に、Adobe Creative Cloudを活用した映像制作やデザインワークにおいて、優れた処理性能を発揮します。
CPUとGPUともに非常に高性能な構成のため価格は高めですが、これからクリエイターを目指す方はもちろん、プロの現場でも安心して使えるレベルの1台です。
ドスパラ GALLERIA ACC推奨スペックモデル
Core Ultra 7 265F/GeForce RTX 5070/32GB/1TB SSD

\ 人気のGALLERIAシリーズ /
36回まで分割手数料0円!
GALLERIAから登場した、Adobe Creative Cloud推奨スペックのクリエイター向けモデルです。
最新世代の「Intel Core Ultra 7」シリーズを搭載しており、動画編集や高精細なCG制作にも対応できる高性能な構成となっています。
グラフィックボードには、ハイクラスの「GeForce RTX 5070」を採用。フルHDからWQHD解像度まで幅広い作業環境に最適です。
また、「Photoshop」や「Premiere Pro」などのAdobeアプリケーション向けに販売されており、これから画像・動画編集を始めたい初心者にもぴったりの1台です。
マウスコンピューター DAIV FX-I7G80
Core Ultra 7 265K/GeForce RTX 5080/32GB/2TB SSD

\ 4K対応のモンスターPC /
3年間センドバック修理保証!
プロの現場でも通用する、クリエイターによるクリエイターのためのハイクラスPCです。
「Core Ultra 7 265K」と「GeForce RTX 5080」、そして32GBのDDR5メモリという圧倒的なスペック構成により、4K映像編集や特殊効果などの高負荷作業でも抜群のパフォーマンスを発揮します。
電源には1200Wの80PLUS PLATINUM認証ユニットを搭載しており、安定した電力供給と高い変換効率を実現。さらに、水冷式CPUクーラーで高負荷時の熱もしっかり抑制します。
ストレージは大容量の2TB SSDを採用しており、大量のメディア素材も安心して保存可能。
Adobe Creative Cloudの全アプリに対応する処理能力を備えており、動画編集・3DCG制作・デザイン業務など、あらゆるクリエイティブ作業を高速かつ快適にこなせる理想的な1台です。
Adobe CC&クリエイター推奨おすすめPC(ノート)
マウスコンピューター DAIV Z6-I7G60SR-A
Core i7-13700H/GeForce RTX 4060 Laptop GPU/32GB/1TB SSD

\ ミドルクラスGPU搭載 /
24時間×365日電話サポート!
カフェや自宅のさまざまな場所で作業したいクリエイターに最適な、持ち運び可能なノートPCです。
16インチのWQXGA(2560×1600)高解像度ディスプレイを搭載し、作業効率と視認性を両立。重さは約1.6kgと軽量で、外出先での使用にもぴったりです。
CPUには第13世代の「Core i7-13700H」、GPUにはミドルクラスの「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を搭載。動画編集や画像処理など、一般的なクリエイティブ作業に十分対応できます。
メモリは32GB標準搭載で、最大64GBまでカスタマイズ可能。大規模なプロジェクトにも対応できる柔軟性が魅力です。
デスクトップPCに比べるとコストパフォーマンスはやや劣りますが、どこでも快適に作業できる機動性は大きなメリットです。
在宅・外出を問わず制作活動をしたい方におすすめのクリエイター向けノートPCです。
パソコン工房 SENSE-15FX156-i7-PLSX
Core i7-14650HX/GeForce RTX 4050 Laptop GPU/16GB/500GB SSD

\ 手頃なコスパノートPC /
パソコン工房の安心サポート!
高性能な「Core i7-14650HX」を搭載しながら、価格は20万円を切るという、コストパフォーマンスに優れたゲーミング・クリエイター向けノートPCです。
GPUにはエントリークラスの「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」を採用し、メモリは最新規格のDDR5・16GBを搭載。フルHD解像度での動画編集や画像処理といった基本的な作業には十分な性能を発揮します。
ストレージは500GB SSDとやや控えめな容量のため、大容量データを扱う予定がある方は、オプションでの増設も検討すると安心です。
本体重量は約2.3kgで、ディスプレイは扱いやすい15.6インチのスタンダードサイズ。持ち運びも視野に入れた設計で、在宅ワークから外出先での作業まで幅広く対応可能です。
クリエイティブ入門機として、バランスの取れた1台を求める方におすすめのノートPCです。
マウスコンピューター DAIV N8-I9G90BK-A
Core Ultra 9 275HX/GeForce RTX 5090 Laptop GPU/32GB/2TB SSD

\ 最強クラスノート /
24時間×365日電話サポート!
「Core Ultra 9 275HX」と「GeForce RTX 5090 Laptop GPU」、さらに32GBメモリを搭載した、まさに驚異のハイスペックノートPCです。
ノートでありながらデスクトップ級のパフォーマンスを実現し、場所を選ばず本格的な作業を行いたいクリエイターやプロフェッショナルに最適な1台です。
ディスプレイは18インチ・3840×2400の高解像度パネルを採用し、DCI-P3 100%の広色域対応で、映像制作や写真編集に求められる高精度な色再現が可能。
Thunderbolt 5ポートを2基搭載し、Wi-Fi 7と2.5Gbps有線LANによる超高速通信にも対応しています。
価格は高めですが、圧倒的な処理性能と拡張性、そして3年間の標準保証付きで、モバイルワークでも最高レベルの生産性を実現できます。
「性能にも環境にも妥協したくない」というユーザーにふさわしい、フラッグシップノートPCです。
Adobe CC推奨おすすめPCの選び方
ここでは、Adobe CC推奨PCを選ぶ際のポイントを、パーツ別に解説していきます。
CPUをチェック

CPUは、人間で言えば頭脳のような役割で、PCの全体的な動作に影響する重要なパーツ。
快適な作業を求めるなら、IntelのCore i7シリーズ、もしくはAMDの Ryzen 7シリーズ以上がおすすめ。
価格を重視する場合は、上記のCPUより性能は低くなりますが、コスパの良いCore-i5やRyzen 5を選びましょう。
GPU(グラフィックボード)をチェック

GPUはPCの映像を画面に表示するパーツで、Premiere ProやPhotoshopで動画像編集を行う場合は、動作に大きく影響します。
おすすめは、ミドルクラスのGeForce RTX 4060以上。ミドル~ハイエンドクラスのGPUを選ぶことで、サクサク作業を行えます。
メモリ容量をチェック

公式のPremiere Pro必要スペックは8GB以上ですが、Adobe CCのアプリを複数使用してきた経験から言うと、最低でも16GB以上欲しいところ。
特に要求スペックが高いAfter Effectsというアプリでは、32GBを推奨しているので、メモリ容量はできる限り32GB以上を搭載しておくのがおすすめです。
Adobe CC推奨PCおすすめ紹介:まとめ
今回紹介したPCは、各ショップのAdobe CC推奨モデルなので、これからAdobe CCを利用する人やクリエイター活動を始めたい人におすすめ。
動画編集向けは高価ですが、スペック不足は生産性が落ちる原因になるので、ぜひこの記事を参考にして快適な作業環境を手に入れてほしいと思います!