「MAG 272UP QD-OLED X24はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「MAG 272UP QD-OLED X24」の特徴とスペック情報
- 「MAG 272UP QD-OLED X24」の基本仕様まとめ
この記事では、MSI(エムエスアイ)製「MAG 272UP QD-OLED X24」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
MAG 272UP QD-OLED X24の基本スペック
パネルサイズ | 26.5インチ |
パネルタイプ | QD-OLED |
解像度 | 3840×2160 |
リフレッシュレート | 240Hz |
視野角 | 178º(H)/178º(V) |
輝度 | 250cd/m2 (ピーク時:1000) |
コントラスト比 | 1500000:1 |
応答速度 | 0.03ms(GTG) |
最大表示色 | 約10億7300万色 |
色域 | sRGB 100%、DCI-P3 99% AdobeRGB 97.5% |
HDR | DisplayHDR True Black 400 |
スピーカー | - |
サイズ(約) | 611×533×242mm |
重量(約) | 8kg |
接続 | HDMI×2、DP、USB-C ヘッドホン出力 |
消費電力 | 使用時27W |
主な付属品 | スタンド一式、DisplayPortケーブル HDMIケーブル、電源ケーブル VESAマウント用スペーサーネジ×4 クイックスタートガイド |
MAG 272UP QD-OLED X24の概要と注目ポイント
https://jp.msi.com/Monitor/MAG-272UP-QD-OLED-X24
Amazon.co.jp限定モデルのMSI「MAG 272UP QD-OLED X24」は、4K解像度と240Hzの高リフレッシュレートを両立した、まさに次世代を象徴するゲーミングモニターです。
26.5インチという絶妙なサイズに、QD-OLEDパネルを搭載。高精細な映像と滑らかな動き、鮮やかな色再現を1台で実現しています。
特筆すべきは、応答速度0.03ms(GTG)という異次元のスピードと、DisplayHDR True Black 400に対応する深みある表現力。
プロレベルの映像美とリアクション性能が、あらゆるゲーム体験の質を引き上げてくれます。
さらに、ハーフグレア仕様で反射を抑えつつ、OLEDの発色を存分に活かせる設計もポイントです。
価格は約13万円とハイエンド寄りですが、その性能は価格に見合った満足感を提供。ゲームもクリエイティブ作業も1台で完結させたい方に、強くおすすめできるモデルです。
ゲーミング性能|FPSからRPGまで幅広く対応
驚異の240Hz&0.03msが生み出す圧倒的レスポンス
MAG 272UP QD-OLED X24の真骨頂は、なんといってもゲーミング性能の高さにあります。
240Hzのリフレッシュレートにより、画面の滑らかさは一線を画します。
特にApex LegendsやVALORANTなど、シビアなタイミングが求められるFPSジャンルでは、敵の動きが鮮明に捉えられ、撃ち合いでの優位性を体感できます。
応答速度はわずか0.03ms(GTG)。この数値は、OLEDならではの強みであり、ほぼ入力遅延を感じさせない圧倒的な反応速度を誇ります。
マウス操作がダイレクトに映像へ反映され、操作感の向上につながる点も魅力です。
ゲーム体験を快適にするサポート機能も充実
Adaptive-Syncにも対応しており、描画のズレやカクつきといったストレス要因を排除。
さらに、ナイトビジョン機能を使えば、暗いシーンでの視認性が高まり、ステルスゲームやホラー系でもプレイの快適さが向上します。
画質・スピード・安定性という3つの要素をバランスよく高次元で備えたモニターといえるでしょう。
色域と色の再現性|プロレベルの色表現
https://jp.msi.com/Monitor/MAG-272UP-QD-OLED-X24
圧倒的な広色域でプロ仕様の映像表現に対応
本機は、色再現性においても業界トップクラスの性能を発揮します。
sRGBカバー率100%、AdobeRGB 97.5%、DCI-P3 99%という広色域対応により、非常に豊かな色彩表現が可能です。
ゲームだけでなく、写真編集や映像制作など、プロフェッショナルな用途にも安心して使える性能です。
HDR対応&深い黒表現が生む圧巻の没入感
QD-OLEDパネルは、鮮やかさだけでなく、黒の表現にも優れています。
DisplayHDR True Black 400対応により、暗部の階調も緻密に描写。映画やダークなゲームでの没入感が格段に向上します。
また、最大10億7300万色の表示に対応しており、グラデーションのなめらかさや、素材の質感描写にも違いが出ます。
発色の正確さと深みを両立しており、視覚的な満足度は非常に高いといえるでしょう。
視野角も広く、複数人での視聴やデュアルディスプレイ環境でも色の変化が少ない点も魅力です。
機能性|快適な作業とゲーム環境を支える設計
目に優しい表示技術で長時間プレイも快適
長時間の使用を想定した機能も充実しており、目の負担を軽減する工夫が随所に施されています。
ハードウェアレベルでブルーライトを抑える機能を搭載しており、ソフトウェア制御に比べて発色の劣化が少ない点が特徴です。
また、映像内容や周囲の環境に合わせて画質を自動最適化するAIビジョン機能も便利で、シーンに応じて自然な表示をキープしてくれます。
柔軟なスタンドとマルチ画面表示で実用性アップ
エルゴノミクス設計も抜かりありません。
上下角度、高さ調整、スイベル、回転と、柔軟な可動域を持つため、どんなデスク環境でも快適な位置にセットアップ可能。作業やゲームの姿勢も改善され、疲れにくくなります。
加えて、PIP(Picture in Picture)やPBP(Picture by Picture)などのマルチ画面機能にも対応。
2つの映像を同時に表示できるため、ゲーム配信者や資料を見ながらの作業を行うユーザーにも便利な1台です。
接続性|最新機器と広く対応
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HDMIやUSB-Cでゲーム機・ノートPCとスムーズ接続
MAG 272UP QD-OLED X24は、豊富な接続端子により、さまざまなデバイスと快適に接続できます。
HDMI 2.1を2基搭載しており、PS5やXbox Series Xでの4K/120Hz出力にもしっかり対応。PCゲームだけでなく、最新ゲーム機との組み合わせでも性能をフルに活かせます。
さらに、DisplayPort 1.4aに加えて、USB Type-C(DP Alt Mode)も用意されているため、ノートPCやMacBookとの接続もケーブル1本で完結。
作業用モニターとしても利便性が非常に高いです。USB-Cからの給電には非対応ですが、映像出力と画面拡張の両立ができる点は大きなメリットといえるでしょう。
ゲームや作業に役立つ表示モードも充実
加えて、24.5インチ相当の縮小表示モードも搭載しており、一部タイトルや競技シーンでの集中力を高めたいときに役立ちます。
映像端子ごとの最大解像度とリフレッシュレートは共通(4K/240Hz)なので、どのポートでも最高性能を引き出せる点も安心です。
こんな人におすすめ!
MAG 272UP QD-OLED X24は、以下のようなユーザーに特におすすめです。
- FPSでも映像美を妥協したくない人
240Hz×0.03msの高速応答とQD-OLEDの高画質を両立。勝ちにこだわるゲーマーに最適。 - ゲームもクリエイティブ作業も両立したい人
AdobeRGB 97.5%、DCI-P3 99%の広色域で、色の正確さが求められる制作環境にも対応。 - 複数機器をスマートに使いたい人
HDMI 2.1×2、DisplayPort、USB-C対応で、ゲーミングPCもゲーム機もノートPCも1台でカバー可能。 - 映像に没入したい映画・RPG好き
HDR True Black対応の深みある黒表現が、シネマティックな体験をよりリアルに演出します。
注意点やデメリット
本モデルには優れた部分が多い一方で、いくつか注意すべきポイントもあります。
まず、スピーカーが非搭載なため、音声出力にはヘッドホンや外部スピーカーの用意が必要です。サウンド面も重視したい方は、別途周辺機器を整える必要があります。
また、現在価格は129,800円~とハイエンドな部類。機能やスペックを活かしきるには、それなりの用途や環境が求められます。
そして何より重要なのが、4K×240Hzのスペックを最大限活かすには、高性能なゲーミングPCが必須という点です。
最新の大型タイトルを高画質設定でプレイしつつ240fpsを安定させるには、ハイクラス以上のGPUを搭載したPCが推奨されます。
性能を存分に引き出すには、PC側のスペックもしっかり確保しておくことが重要です。
まとめ|真の“全部入り”モニター
「MAG 272UP QD-OLED X24」は、4K解像度・240Hz・QD-OLEDの3拍子を揃えた次世代のゲーミングモニターです。
驚異の応答速度、広色域、HDR対応、そして柔軟な設置性と豊富な端子を兼ね備えており、ゲームにもクリエイティブにも妥協したくないユーザーに最適な1台です。
価格はやや高めですが、その分の価値はしっかりとあります。
「1台で全部こなしたい」「映像とレスポンスどちらも妥協したくない」と考えるすべてのユーザーにとって、本モデルは強力な選択肢となるでしょう。