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ROG Strix XG259CS|実機レビュー!入門用ならコレ

ASUS ROGシリーズと言えば、ハイエンドモデルを取り扱うことが多く、性能を追求するゲーマーに人気のあるブランドです。

そのROGシリーズから、フルHD/180Hzの「ROG Strix XG259CS」が登場。エントリー向けで、初心者から上級者まで使いやすく、万能型のスペックとなっています。

この記事では、そんなROG Strix XG259CSを実機レビューしていきます。メリット・デメリットも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

本記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

ROG Strix XG259CSの基本仕様

パネルサイズ24.5インチ
パネルタイプFast IPS
解像度1920×1080
リフレッシュレート180Hz
視野角178°/178°(CR≧10)
輝度400cd/m2(標準)
コントラスト比1000:1
応答速度1ms GTG
最大表示色16.7M
色域sRGB 110%
HDRDisplayHDR 400
スピーカー-
サイズ55.8×49.2×21.8cm
重量3.2kg
接続HDMI、DP、USB-C
イヤホンジャック
消費電力使用時20W
現在価格3万円前後

24.5インチ、フルHD解像度という定番の組み合わせで、使い勝手は抜群。ただし、スピーカーはありません。

画面全体を素早く把握できるほか、1ms応答速度と最大180Hzリフレッシュレートを備え、FPSなど競技性の高いゲームで優位に立つことが可能です。

それでいて欲張り過ぎない性能なので、比較的低スペックPCとの相性が良く、PS5にも適したゲーミングモニターとなっています。

また、パネルにはFast IPSを採用。Fast IPSは、従来のIPSパネルが持つ色彩豊かな表現力はそのままに、応答性をさらに高めていることが特徴です。

このため、高画質と高速描写の両立を実現し、ゲームジャンルを選びません。画質優先、速さ優先、どちらのシーンにも活躍できるでしょう。

ROG Strix XG259CSの開封レビュー

開封・付属品

24.5インチサイズなので、軽くて持ちやすく、移動も楽ちんです。

上蓋を取ると、モニター本体と支柱が入っています。

裏側には、台座やケーブル類が入ったROGポーチがあるので、落とさないように注意しましょう。

  • モニター本体
  • スタンド一式
  • ROGポーチ
  • 保証書類

ROGポーチの中には、Displayportケーブル・電源ケーブル・電源アダプターが入っていました。

ドライバー不要の簡単組み立て

組み立ては非常にシンプルで、スタンドの出っ張りをモニターの溝にはめ込むだけ。

同じように、支柱と台座を形状に合わせて組み込み、ネジを締めます。

ネジには、指でつまめる部分があるので手回しでき、ドライバーは不要です。

スタンドは、チルト・スイベル・高さ・回転機能に対応するので、柔軟な位置調整を行えます!

入出力端子&ケーブル接続

入力端子は左から、電源・HDMI・Displayport・USB-C・イヤホンジャックです。

今回は、同梱のDisplayportケーブルを使って接続します。

スタンドにケーブルを通す穴があるので、見た目もスッキリです。

ROG Strix XG259CSの特徴

IPS系パネルで色鮮やか

ROG Strix XG259CSを使って、まず一番最初に感じたのは、画面が鮮やかで美しく見えることです。

というのも、本機はFast IPSパネルに加え、sRGB 110%の広色域をカバーしています。

フルHDモニターで、sRGB 100%を超える製品は珍しく、色の再現性に優れます。このため、動画編集など、クリエイティブ作業にも活用することが可能です。

また、視野角が広く、水平垂直で178°あります。視野角が広いほど、角度をつけても色の変化が少ないので、マルチモニターに適しています。

上記は、実際にROG Strix XG259CSと、視野角の狭いTNパネルモニターを斜めから見たときの違いです。

手前のTNモニターは白っぽくなっているのに比べ、奥のROG Strix XG259CSはクッキリとした画像を映し出せています。

180Hzリフレッシュレートで滑らか

リフレッシュレートは、全ポートで最大180Hzをサポートします。

圧倒的に高いスペックとは言えませんが、入門用には必要十分な性能です。

しっかり、180Hzリフレッシュレートで動作しました。

ELMB機能で速いゲームも快適

ELMB(Extreme Low Motion Blur)は、画面の残像を低減する機能です。

ELMBをONにすると、一部の機能や画質調整ができない等の弱点もありますが、スピード感のあるゲームでは積極的に使っていきましょう。

ELMBの有効時は、明瞭度レベルという項目で、5段階のレベルが表示されます。

機能のオンオフだけでなく、効果の強さを調整できるのは嬉しいポイント。自分の好みやプレイするタイトルに合わせて、最も見やすい画質を選べます。

実際にゲームを遊んでみると、視界がクリアで、動く敵や物も目で追いやすいです。

FPSやTPSなど、速く正確な操作が求められるタイトルでは、特に恩恵を受けられます。

格ゲーもストレスなくプレイできました。

ROG Strix XG259CSの気になる点

HDMI端子が1ポート

ROG Strix XG259CSには、HDMI・Displayport・USB-Cという、3系統の豊富な映像入力があります。ただし、各端子は1ポートずつです。

筆者の使うノートPCは古いので、ノートPCをHDMI、デスクトップPCをDisplayportで接続します。すると、ゲーム機を接続するHDMI端子が不足してしまうのです。

このように、複数のHDMIデバイスを使用する人にとっては、少し物足りないと感じる可能性があります。

スペックに対して価格は高め

単純に、24.5インチのフルHD/180Hzというスペックだけ見ると、3万円前後の価格はやや高めと言わざるを得ません。

総合的なコスパは優秀ではあるものの、価格重視の場合は、やや不向きの選択と言えるでしょう。

まとめ

ROG Strix XG259CSはこんな人におすすめ!

  • 初めてのゲーミングモニター
  • フルHDで画質にこだわりたい
  • 動画や仕事にも使いたい

ROG Strix XG259CSは、入門向けモデルとはいえROGシリーズの名に相応しく、高画質技術や実用的な機能をふんだんに盛り込んでいることが特徴です。

色の再現性に優れるため、苦手な用途がなく、仕事や普段使いもこなすオールラウンダーなスペック。

価格は少し高めですが、その分フルHDモニターではワンランク上の仕上がりなので、快適なプレイ環境を求める人はぜひ一度チェックしてみてください。

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  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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