「Q27G40XMN/11はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「Q27G40XMN/11」の特徴とスペック情報
- 「Q27G40XMN/11」の基本仕様まとめ
この記事では、AOC(エーオーシー)製「Q27G40XMN/11」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
Q27G40XMN/11の基本スペック
パネルサイズ | 27インチ |
パネルタイプ | Fast VA |
解像度 | 2560×1440 |
リフレッシュレート | 180Hz |
視野角 | 178°(H)/178°(V) (CR>10) |
輝度 | 450cd/m2(通常) |
コントラスト比 | 5000:1 |
応答速度 | 1ms(GTG) |
最大表示色 | 1.07Billion |
色域 | sRGB 148%、DCI-P3 119% NTSC 130% |
HDR | DisplayHDR 1000 |
スピーカー | - |
サイズ(約) | 614×462.9×194.1mm |
重量(約) | 6.35kg(スタンドあり) |
接続 | HDMI、DP ヘッドフォン端子 |
消費電力 | 37W |
主な付属品 | 電源ケーブル1.5m、HDMIケーブル1.8m Displayportケーブル1.8m、スタンド ベース、保証書、ケーブル付属リスト |
モニターの概要と注目ポイント

QD-MiniLED搭載で圧倒的な映像表現
AOC「Q27G40XMN/11」は、27インチ・WQHD(2560×1440)解像度のゲーミングモニターで、QD-MiniLED(量子ドット+MiniLED)パネルを搭載しています。
1152分割のローカルディミングゾーンにより、DisplayHDR 1000認証を取得。従来のHDR400やHDR600を凌駕する明るさとコントラスト表現が可能です。
このMiniLEDと量子ドットの融合により、より深く鮮明な黒、自然な明るさの白、そしてリアルで生きたような色彩が再現されます。
ゲームはもちろん、映画や写真の視聴体験も格段にレベルアップします。
ゲーマーとクリエイターのどちらにも刺さる設計
最大180Hzの高リフレッシュレート、1msの応答速度、そして色域の広さ(sRGB 148%、DCI-P3 119%)など、あらゆる性能が高水準。
しかも価格は5万円台という手に届きやすい範囲。まさに、次世代の定番となり得る注目モデルです。
ゲーミング性能|プロ水準の描画とレスポンス

180Hz×1msでブレのない高速描写
ゲーマーにとって重要なのは、遅延のない滑らかな映像。Q27G40XMN/11は、DisplayPort接続で最大180Hz、応答速度は1ms(GTG)を実現。
FPSやレーシングゲームでの高速な動きも、ブレずにしっかりと追従し、視認性を保ちます。
この滑らかさは単なる体感だけでなく、プレイ精度に直結する要素。特にプロや競技志向のゲーマーにとって、大きなアドバンテージとなります。
MBR Sync&Adaptive Sync対応で映像乱れを防止
MBR Syncはモーションブラー(残像)を軽減する技術で、映像の輪郭がぼやけるのを防ぎます。
さらにAdaptive Syncによって、ティアリング(画面ズレ)やスタッタリング(カクつき)も抑制され、安定した映像を保ちます。
これらの機能により、激しいアクションゲームでも目が疲れず、ストレスなくプレイできる理想的な環境を構築します。
色域や色の再現性|映像クリエイターも納得の画質

sRGB 148%、DCI-P3 119%の広色域
Q27G40XMN/11の色域は、一般的なモニターを大きく上回ります。
量子ドット技術により、鮮やかで深みのある色を正確に再現可能。特に赤や緑などの発色が豊かで、視覚的なインパクトも抜群です。
AdobeRGBには対応していないものの、DCI-P3カバー率が高いため、動画編集や配信にも強く、カラフルなゲーム世界の没入感を一層高めてくれます。
Delta E<2の高精度で業務用途にも対応
「Delta E(デルタE)」は色のズレを表す指標で、2未満であれば人間の目では違いをほとんど認識できません。
Q27G40XMN/11はその基準をクリアしており、色味のブレが少なく、プロの制作現場でも十分に使用できる品質です。
動画制作、写真編集、デザインなど、正確な色表現が必要なシーンでも活躍してくれる頼れるモニターです。
機能性|多彩なゲーム支援機能と快適な使い心地

ゲーム特化の支援モードが豊富
本製品には、AOC独自の「Game Mode」「Shadow Control」「Game Color」「Dial Point」など、ゲーム支援機能が多数搭載されています。
ジャンルごとの映像最適化や、暗所の視認性向上、照準表示など、プレイを補助する便利な要素が揃っています。
特にShadow Controlは、暗闇に潜む敵を見つけやすくするため、FPSゲームなどで強力な武器となるでしょう。
目に優しい設計で長時間でも疲れにくい
ブルーライト軽減とフリッカーフリー機能が搭載されており、長時間のプレイでも目への負担を軽減してくれます。
休日に何時間もゲームを楽しむ人や、作業用モニターとして併用したい人にも安心です。
接続性|DisplayPort&HDMI対応で安心の汎用性

DisplayPort1.4&HDMI2.0を搭載
本体にはDisplayPort1.4×1、HDMI2.0×1の端子を備えており、PCでも家庭用ゲーム機でもスムーズに接続できます。
DisplayPort接続時はWQHD/180Hz、HDMI接続時はWQHD/144Hzに対応し、高リフレッシュ環境が幅広く実現可能です。
どちらの端子も主流の規格であり、今後の買い替えや拡張にも困りません。
ヘッドホン端子付き・音声出力も快適
ヘッドホン端子があるため、モニター経由で音声出力を簡単に行えます。
ゲーミングヘッドセットや外部スピーカーを活用でき、音環境を自分好みにカスタマイズしやすいのも魅力です。
こんな人におすすめ!
- 映像とゲーミングの両立を求めるゲーマー
量子ドットとMiniLEDの圧倒的な描写力に、高リフレッシュレートと1ms応答。画質と速さ両方を求める欲張りなユーザーに最適です。 - コスパ良くプロレベルの作業環境を整えたい人
クリエイティブ作業にも耐える広色域&高色精度。5万円台でこの性能は、動画編集や写真加工を始めたい人にもピッタリです。
注意点やデメリットはある?

スピーカー非搭載・スタンド調整が限定的
本モデルにはスピーカーが内蔵されておらず、スタンドも上下のチルト調整のみに対応。高さ調整や回転には非対応です。
柔軟な設置を求める方は、VESAマウントを活用し、モニターアームとの併用をおすすめします。
入力端子は2ポートのみ
映像入力端子はHDMIとDisplayPortの2つのみで、複数の機器を同時に接続するには切り替えが必要です。
2台以上のゲーム機やPCを頻繁に切り替える方は、やや不便に感じるかもしれません。
まとめ|価格以上の映像体験と性能を実現
AOC「Q27G40XMN/11」は、ゲーミング性能と映像美を両立した次世代モニター。
HDR1000・量子ドット・180Hz・1ms・広色域・Delta E<2と、まるでフラッグシップモデルのようなスペックを持ちながら、5万円台という圧倒的なコスパで手が届く存在です。
スピーカーやスタンド機能、HDMI接続の144Hzなど一部制限はありますが、それを補って余りある映像品質とパフォーマンスが魅力。
ゲームも映像も“本気で楽しみたい”方にとって、まさに理想の1台といえるでしょう。