当サイトには広告が含まれます PCモニター

「ILD-D23FHT-B」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「ILD-D23FHT-Bはどんなモニター・ディスプレイ?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「ILD-D23FHT-B」の特徴とスペック情報
  • 「ILD-D23FHT-B」の基本仕様まとめ

この記事では、アイリスオーヤマ製「ILD-D23FHT-B」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

ILD-D23FHT-Bの基本スペック

created by Rinker
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
パネルサイズ23.8インチ
パネルタイプVA
解像度1920×1080
リフレッシュレート100Hz
視野角水平178°/垂直178°
輝度250cd/m2
コントラスト比4000:1
応答速度16ms
最大表示色1677万色(8bit)
色域NTSC比 72%
HDR-
スピーカー-
サイズ(約)542×423×181mm
重量(約)3kg(スタンドあり)
接続HDMI、VGA
ヘッドフォン端子
消費電力最大30W
主な付属品スタンド(支柱、ケーブル結束ツール、台座)
ACアダプター、HDMIケーブル、取扱説明
保証期間1年間
※2025年8月時点

モニターの概要と注目ポイント

手ごろな価格で映像体験を快適に

「ILD-D23FHT-B」は、アイリスオーヤマから登場した23.8型のVAパネル搭載フルHDモニターです。

最大リフレッシュレート100Hzに対応し、動画やゲームでもスムーズな表示を実現。

スリムなフレームデザインで見た目も洗練されており、現在価格は1万6000円前後と非常にリーズナブルです。

解像度は1920×1080(フルHD)で、一般的な作業やネット視聴には十分な画質。コントラスト比も4000:1と高めで、黒の深みが際立つ映像表現が可能です。

加えて、非光沢のアンチグレア仕様により、日中の使用でも光の反射が抑えられ、快適な視認性を確保しています。

見やすさと設置の自由度を兼ね備える設計

モニターは上下左右178°の広い視野角を備え、どの角度から見ても色味が変わりにくいのが特徴。

また、チルト機能で上下方向の角度調整ができ、目線に合わせやすくなっています。

さらに、VESAマウント(75×75mm)に対応しており、モニターアームや壁掛けにも設置可能。

省スペース化を図りたいユーザーや、マルチディスプレイ構成にも柔軟に対応できます。

色域や色の再現性

標準的な色域で日常使いには十分

ILD-D23FHT-Bの色域はNTSC比72%で、一般的なモニターの標準レベル。

クリエイティブ用途にはやや物足りなさがあるものの、Web閲覧や事務作業、動画視聴といった日常的な使用には全く問題のない性能です。

また、8bit・1677万色の表示に対応しており、グラデーション表現も自然。色の階調も滑らかに描かれ、映画や写真などの映像でも不自然さを感じにくいのがポイントです。

黒の再現力に優れたVAパネル

VA方式の最大の魅力は、黒の表現力にあります。IPSパネルに比べてコントラストが高く、暗部の描写がしっかりと表示されます。

そのため、映画やドラマの鑑賞時にもシーンの奥行きや臨場感をしっかり楽しめます。

一方で、色の鮮やかさや正確性ではIPSにやや劣る点があり、正確な色味が求められる写真・デザイン編集などの用途では慎重な判断が必要です。

機能性

目の疲れを抑えるフリッカーレス&ブルーライト軽減

ILD-D23FHT-Bは、目への負担を軽減する設計が施されています。

フリッカーレス技術により、画面のちらつき(フリッカー)を抑え、長時間の作業でも目が疲れにくい仕様です。

また、「アイセイバーモード」を使えばブルーライトを軽減。暗い部屋での作業や動画視聴などのシーンでも目に優しい表示を維持でき、健康面への配慮が嬉しいポイントです。

用途に応じた画質モードを搭載

本機には、映画・FPS・RTSなど用途に最適化された映像モードが搭載されており、ワンタッチで設定を変更できます。

シンプルなインターフェースながらも、使用シーンに合わせて柔軟に設定変更できるため、ビギナーでも直感的に扱いやすい点が魅力です。

created by Rinker
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)

接続性

シンプルなポート構成で迷わず使える

接続端子はHDMI×1、VGA×1、DC IN×1と、必要最低限の構成です。

現代のPCやノートPCではHDMI接続が主流のため、1台での運用であれば問題なく対応できます。

VGA端子があるため、やや古めのデバイスとの接続も可能で、サブPCや古いノートとの併用にも対応できる点は地味に便利です。

スピーカー非搭載なので音声出力には工夫が必要

本モデルにはスピーカーが内蔵されていないため、音声を出力したい場合は、PC本体のスピーカーや外付けのオーディオデバイスを用意する必要があります。

動画視聴やゲームなど、音も重要な要素となる場面では注意が必要です。

また、HDMIポートが1つしかないため、PCとゲーム機を同時接続して切り替えたい場合は、HDMIセレクターの導入を検討すると便利です。

こんな人におすすめ!

  • 1台目の外部モニターとして手頃な価格帯で始めたい初心者の方
  • 目に優しいモニターで在宅ワークや長時間作業をしたい方
  • デュアルディスプレイやサブモニターとして省スペースで使いたい方

ILD-D23FHT-Bは、低価格で実用性の高いモニターを探している方におすすめです。

仕事や学習、ネット閲覧、動画視聴など、ライトな使い方を想定しているなら、ILD-D23FHT-Bは非常にバランスの取れた1台です。

特に、目に優しい設計とVAパネルの高コントラスト表示により、長時間の作業や映画鑑賞にも適しています。

また、シンプルな見た目とスリムなベゼル設計により、デュアルディスプレイの構築にもぴったり。

VESAマウント対応なので、アーム設置によって柔軟な作業環境も整います。初めてのモニター購入や、サブディスプレイを検討している方にもおすすめできるモデルです。

注意点やデメリット

注意点として、まず挙げられるのがスピーカー非搭載という点。音声出力が必要な場合は、外部スピーカーやヘッドホンの用意が前提となります。

また、HDMIポートが1つしかないため、複数デバイスを接続して使いたい場合には少し不便を感じることもあります。

加えて、高さ調整や回転機能(ピボット)には非対応のため、使用環境によっては視線の調整が難しくなる可能性もあります。

このような場合は、モニターアームを活用することで柔軟に解決できるでしょう。

まとめ

「ILD-D23FHT-B」は、実売1.6万円という手ごろな価格ながら、フルHD解像度、VAパネルによる高コントラスト表示、目に優しい機能をしっかり備えた高コスパモニターです。

オフィス用途から在宅ワーク、動画視聴まで、幅広いシーンで活躍できる構成が魅力。

スピーカーや高さ調整といった上位モデルにあるような機能はありませんが、基本を押さえたシンプルさがむしろ扱いやすく、多くのユーザーにフィットします。

初めてのモニター選びや、サブモニターとしてもおすすめできる1台となっています。

created by Rinker
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

-PCモニター
-