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「JN-272IPSB4FLUHDR」レビュー|特徴&スペック解説

「JN-272IPSB4FLUHDRはどんなモニター・ディスプレイ?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「JN-272IPSB4FLUHDR」の特徴とスペック情報
  • 「JN-272IPSB4FLUHDR」の基本仕様まとめ

この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-272IPSB4FLUHDR」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

JN-272IPSB4FLUHDRの基本スペック

パネルサイズ27インチ
パネルタイプIPS BLACK
解像度3840×2160
リフレッシュレート60Hz
視野角H178°、V178°
輝度400cd/m2
コントラスト比2000:1
応答速度OD 8ms(GTG)
最大表示色10.7億色
色域sRGB 100%、DCI-P3 98%
HDRHDR10
スピーカー2W×2
サイズ(約)615×504×191mm
重量(約)4.7kg
接続HDMI×2、DP
オーディオ出力
消費電力通常29W
主な付属品スタンド一式、HDMIケーブル
PowerCable、ACアダプタ、マニュアル
保証書、VESAマウント延長スペーサー
※2025年8月時点

モニターの概要と注目ポイント

IPS BLACKパネル搭載で深みのある黒を実現

「JN-272IPSB4FLUHDR」の最大の魅力は、IPS BLACKパネルを採用している点です。

従来のIPSパネルは視野角の広さや発色の正確さで評価されていましたが、弱点として「黒がやや浅い」という課題がありました。

そこで新技術のIPS BLACKが導入され、2000:1の高コントラスト比を実現。映像の暗部表現がより自然になり、特に夜や影の多いシーンでは引き締まった黒を再現できます。

この深い黒は、映画や動画の視聴時はもちろん、映像編集や写真のレタッチ(加工・修正)においても大きなメリットです。

明暗差を正確に再現できることで、作品の完成度を高めることが可能になります。

27インチ4K解像度で圧倒的な生産性

本モデルは3840×2160の4K解像度に対応。フルHDの4倍にあたる高精細な画質で、細部まで鮮明に描写できます。

また、27インチというサイズは、1台での作業はもちろん、デュアルディスプレイ環境でも設置しやすく、在宅ワークや動画編集に最適です。

さらに、4辺フレームレスデザインの採用で、複数台並べて使う際も境界線が目立ちにくいのがポイント。ベゼル幅約2.4mmの省スペース設計で、デスクをすっきりと活用できます。

色域や色の再現性

sRGB 100%&DCI-P3 98%の広色域カバー

色再現性は、クリエイティブ作業において非常に重要です。

JN-272IPSB4FLUHDRは、sRGB 100%・DCI-P3 98%を実現しており、Adobe RGBに迫るレベルの広色域をカバーしています。

これにより、写真の加工や動画編集、イラスト制作など、色精度が求められる作業で高いパフォーマンスを発揮。

実際の色合いに近い表示ができるため、完成物の品質を妥協せず仕上げられます。

HDR10対応でリアルな映像体験

さらに、HDR10に対応している点も見逃せません。

HDR(ハイダイナミックレンジ)は、明るい部分はより白く、暗い部分はより黒く、自然で奥行きのある映像を再現する技術です。

HDR対応の動画やゲーム、ストリーミングサービスを利用すれば、まるで現実を見ているかのような臨場感を楽しめます。

特にNetflixやAmazon Prime Videoなど、HDRコンテンツを配信しているサービスとの相性は抜群。

高コントラストなIPS BLACKとの組み合わせで、より没入感ある映像体験を提供します。

機能性

PIP/PBP対応でマルチタスクに最適

このモニターは、PIP(Picture in Picture)とPBP(Picture by Picture)に対応しています。

PIPは画面内に小窓を表示する機能で、例えば作業中に別の入力から動画を同時表示することが可能です。

一方、PBPは画面を左右に分割し、2台のPCからの映像を同時に表示できます。

動画編集をしながら資料を見たり、ゲームをプレイしながら攻略情報を表示したりと、使い方の幅が広がる点が魅力です。

目に優しい設計と長時間利用への配慮

長時間ディスプレイを使う方にとって、目への負担は大きな課題です。

本機はフリッカーフリー技術を搭載し、画面のちらつきを軽減。さらにブルーライト軽減モードも備えているため、目の疲れを最小限に抑えられます。

仕事や動画編集などで長時間モニターを見続けても、快適に作業を継続できるのは大きなメリットといえるでしょう。

接続性

豊富なインターフェースで幅広い機器に対応

映像入力は、HDMI 2.0×2とDisplayPort 1.4×1を搭載。4K解像度で最大60Hz表示に対応しており、PCだけでなくPS5や各種ゲーム機とも簡単に接続できます。

マルチディスプレイ環境を構築する際も、複数の入力端子を活用することで柔軟にレイアウトを組めるのが魅力です。

2W×2スピーカー内蔵&オーディオ出力対応

本体には2W×2のステレオスピーカーを内蔵しており、簡単な動画視聴や会議には十分な音質を備えています。

さらにオーディオ出力端子を搭載しているため、外部スピーカーやヘッドセットとの接続もスムーズ。映像制作や高音質での映画鑑賞を楽しみたい方にも安心です。

こんな人におすすめ!

  • 映像編集や写真レタッチを行うクリエイター
    → IPS BLACK+広色域対応で正確な色表現が必要な方に
  • 4K解像度で効率よく作業したいビジネスユーザー
    → 複数ウィンドウを同時表示しながら快適に作業可能
  • 高画質で映画や動画を楽しみたい人
    → HDR10対応で臨場感ある映像体験ができる

注意点やデメリット

リフレッシュレートは60Hz固定

本モデルは4K解像度で60Hz表示に対応していますが、144Hzや240Hzといった高リフレッシュレートには非対応です。

そのため、Apex LegendsやVALORANTなどのeスポーツタイトルを高FPSでプレイしたい方には不向き。ゲーム用途よりも、映像制作や動画視聴に適したモデルといえます。

高さ調整・スイーベル・ピボット非対応

スタンドの機能はチルト(上下角度調整)のみに対応しており、高さ調整や縦画面表示には非対応です。

快適な作業姿勢を保つためには、VESAマウント対応(100×100mm)を活用し、別売りのモニターアームを導入するのがおすすめです。

スピーカー音質は控えめ

内蔵スピーカーは便利ですが、音質は必要最低限。映画や音楽を高音質で楽しみたい方は、外部スピーカーやヘッドホンの使用を推奨します。

口コミ・評価

本製品に関するレビューやユーザーの口コミを、わかりやすく要点ごとにまとめました。

悪い点(ネガティブな意見)

  • リフレッシュレートが低い
    → 60Hz固定のためゲーミング用途には不向き。
  • 操作系や設計の使い勝手に難あり
    → ボタン操作が直感的でなく、入力切り替えにタイムラグがある。電源を誤って押すことも。
  • 設置性や付属品への不満
    → 首振り・高さ調整ができず、DCコードが短すぎてモニターアーム使用時に不便。

良い点(ポジティブな意見)

  • 黒の表現が非常に綺麗
    → IPS BLACKパネルで黒の締まりが良く、映像や動画鑑賞で満足度が高い。
  • 価格に対して性能が優秀
    → 海外メーカー製と比べても遜色なく、一般的な用途なら十分なスペック。
  • 4K解像度とコスパの高さ
    → 手頃な価格で4Kを体験でき、映像編集や動画視聴に最適。

まとめ

「JN-272IPSB4FLUHDR」は、IPS BLACKと4K解像度、そして広色域対応を兼ね備えた高性能モニターで、クリエイターからビジネスユーザーまで幅広いニーズに応える1台です。

sRGB 100%とDCI-P3 98%をカバーする優れた色再現性に加え、HDR10対応と高コントラストによって映像をより鮮やかで立体的に表示します。

さらに、PIP/PBP機能やブルーライト軽減、フリッカーフリーなどの実用的な機能を搭載しながら、価格は3万4000円台からとコストパフォーマンスに優れています。

リフレッシュレートが60Hzのためゲーミング用途にはやや不向きですが、映像制作や動画視聴、在宅ワークなどの用途では性能を存分に発揮します。

高画質と作業効率を両立させたい方に、特におすすめのモニターとなっています。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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