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「JN-IPS292WFHD」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「JN-IPS292WFHDはどんなモニター・ディスプレイ?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「JN-IPS292WFHD」の特徴とスペック情報
  • 「JN-IPS292WFHD」の基本仕様まとめ

この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-IPS292WFHD」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

JN-IPS292WFHDの基本スペック

パネルサイズ29インチ
パネルタイプIPS(ADS)
解像度2560×1080
リフレッシュレート75Hz
視野角H178°、V178°
輝度300cd/m2
コントラスト比1000:1
応答速度最大14ms
最大表示色1677万色
色域sRGB 100%
HDR-
スピーカー3W×2
サイズ(約)689×422×190mm
重量(約)4.1kg
接続HDMI、DP、USB
オーディオ出力
消費電力通常18W
主な付属品スタンド一式、HDMIケーブル
電源アダプター、マニュアル、保証書
VESAマウント延長スペーサー
※2025年8月時点

モニターの概要と注目ポイント

29インチウルトラワイドで生産性を一気に向上

JN-IPS292WFHDは、JAPANNEXTから登場した29インチのウルトラワイドモニターです。

解像度は2560×1080のワイドフルHDに対応しており、一般的なフルHD(1920×1080)よりも約1.3倍広い表示領域を実現しています。

このアスペクト比21:9の横長ディスプレイは、1画面で複数のウィンドウを同時に並べられるため、Excel作業やブラウジング、原稿作成などで高い作業効率を発揮します。

とくにテレワーク環境で「もう少し横に広い画面があれば…」と感じていたユーザーにとっては、作業環境を格段に快適にしてくれる1台です。

また、一般的な27インチモニターと比べても、横幅があるぶんワークスペースの使い方に自由度が生まれます。

スリム設計×狭額ベゼルで省スペース性も抜群

本機はデザイン面でも魅力があり、ベゼル幅は約2.5mmと非常に細く、エッジレス仕様のモダンな印象を与えます。

スタンド込みの奥行きはわずか190mmとスリムで、奥行きの浅いデスクでも設置しやすいのがポイント。

重量は約4.1kgと軽量なので、モニターアームやスタンドへの取り付けも簡単です。

VESAマウント(75×75mm)に対応しているため、使い慣れたモニターアームへの取り付けやデュアルモニター環境の構築にも適しています。

モニターの高さ調整や回転機能は搭載されていませんが、チルト(前後角度調整)は-5°~+15°で対応しており、視線に合わせて見やすい角度に調整可能です。

色域や色の再現性

sRGB100%対応で写真や映像も鮮やかに表示

JN-IPS292WFHDはIPS系(ADS)パネルを採用しており、sRGB 100%の広色域に対応しています。

一般的なオフィス用途だけでなく、色の再現性が重要となる写真編集や映像視聴でも活躍します。表示色は1677万色と豊富で、Web制作や簡単なレタッチにも十分な性能を発揮。

とくに、視野角の広さ(水平・垂直ともに178°)は大きなメリットです。

どの角度から見ても色味の変化が少なく、複数人で画面を確認する場面やデュアルモニターとの併用でも安定した表示が期待できます。

また、輝度は300cd/m²と日常使用には十分な明るさを確保しており、明るい室内でも視認性に困ることはありません。自然光が入る部屋でも映像や文字をはっきり確認できます。

HDR非対応でも十分満足な映像品質

HDR10などのハイダイナミックレンジには対応していないものの、標準的な明るさとコントラスト比(1000:1)により、静止画や動画は自然で見やすい仕上がりです。

色の階調表現にも破綻がなく、YouTubeやNetflixの視聴にも問題ありません。

もちろん、HDRコンテンツを最高画質で楽しみたい方には物足りない部分もありますが、価格帯を考えると必要十分な映像美を備えたモデルといえるでしょう。

機能性

目に優しい設計で長時間作業にも安心

機能面では、高機能モデルと比べて控えめではあるものの、日常利用で快適に使える基本機能はしっかり備えています。

まず注目したいのは、ブルーライト軽減モードとフリッカーフリー機能。これらにより長時間の作業や動画視聴でも目への負担を軽減できます。

とくに在宅勤務や学生のオンライン授業など、モニターを1日中使うユーザーにはありがたい設計です。目が疲れやすい方でも快適に使えるよう配慮されているのは高ポイントです。

必要最小限の機能に絞った割り切り設計

本機にはPIP/PBP(画面分割表示)やMPRT(モーションブラー軽減)などの多機能は搭載されていません。

また、高さ調整やスイーベル、回転も非対応で、ゲーミング機能も最小限です。

一方で、こうした機能を削減しているからこそ、2万円台の価格帯が実現できているとも言えます。コスパを重視しつつ、必要な機能を見極めて選びたい方には納得できる構成です。

接続性

HDMI&DisplayPort搭載で幅広い機器に対応

JN-IPS292WFHDは、HDMI 1.4×1およびDisplayPort 1.2×1の2系統を搭載しています。

いずれも最大解像度2560×1080、リフレッシュレート75Hzに対応しており、デスクトップPCはもちろん、ノートPC、PS5やSwitchなどの家庭用ゲーム機にも接続可能です。

DisplayPortとHDMIの両方に対応している点は、モニター選びで重要視される要素のひとつ。仕事用PCとプライベートPCを使い分けている方にも便利な構成です。

3Wスピーカー内蔵で使い勝手良好

本体には、3W×2のスピーカーを内蔵しており、簡単な音出しには十分。

映画や音楽を“ながら視聴”する用途であれば、外付けスピーカーを用意しなくてもそのまま使用できます。

ただし、音質はそれなりなので、音楽やゲームで迫力あるサウンドを求める場合は外部スピーカーを推奨します。

こんな人におすすめ!

「JN-IPS292WFHD」は、以下のようなユーザーに特におすすめです。

  • デスクワークを効率化したいビジネスユーザー
    ウルトラワイド画面で複数ウィンドウを並べて作業できるので、エクセルやブラウザ操作が快適になります。
  • 色再現性を重視したいクリエイティブ系ユーザー
    sRGB 100%の色域とIPSパネルの組み合わせにより、写真や映像編集にも使えるレベルの色精度があります。
  • 予算2万円台で高コスパモニターを探している方
    HDMI・DP対応、ブルーライト軽減、スピーカー内蔵など、価格以上の充実した構成でコストパフォーマンスは高めです。

注意点やデメリット

ゲーム用途には向かないスペック構成

本モデルの応答速度は最大14msと控えめで、高速な反応が求められるFPSやアクションゲームには不向きです。

また、リフレッシュレートも75Hzまでで、144Hz以上の滑らかな動きを重視するゲーマーには物足りなさを感じるかもしれません。

一応FreeSyncには対応していますが、ゲームプレイを重視する方はよりゲーミング寄りのモデルを選ぶほうがよいでしょう。

スタンド機能や高機能系は省略されている

高さ調整・回転・左右スイーベルといったスタンドの柔軟性は備わっておらず、画面分割機能(PIP/PBP)やHDRにも非対応です。

また、USB-C接続にも対応していないため、MacBookなどへの給電+映像出力といったシンプル接続を期待しているユーザーには不向きといえます。

とはいえ、これらの機能を求める場合は価格帯が5千円以上上がるのが一般的ですので、価格とのバランスを見て選ぶのが良いでしょう。

まとめ:ウルトラワイド×高コスパの省スペースモニター

JAPANNEXT「JN-IPS292WFHD」は、29インチのウルトラワイド表示とIPS系パネルによる高い色再現性を備えた、実用性と価格のバランスに優れたモニターです。

横に広い表示領域は、オフィスワークや軽めのクリエイティブ用途に最適で、デスク周りをスッキリさせつつ作業効率を大きく向上させてくれます。

高機能モニターのような豪華な装備はありませんが、ブルーライトカット・スピーカー内蔵・HDMI&DP対応と、日常で便利に使える要素はしっかりと備えています。

現時点では2万円台というリーズナブルな価格のため、コストを抑えながら快適な作業環境を整えたい方に特におすすめできる1台となっています。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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