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「JN-IPS27G300Q-HSP」レビュー&スペック解説

「JN-IPS27G300Q-HSPはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「JN-IPS27G300Q-HSP」の特徴とスペック情報
  • 「JN-IPS27G300Q-HSP」の基本仕様まとめ

この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-IPS27G300Q-HSP」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

JN-IPS27G300Q-HSPの基本スペック

パネルサイズ27インチ
パネルタイプIPS(ADS)
解像度2560×1440
リフレッシュレート300Hz
視野角H178°、V178°
輝度460cd/m2
コントラスト比1000:1
応答速度OD:2ms(GtoG)/MPRT:1ms
最大表示色10.7億
色域sRGB 100%、DCI-P3 100%
HDRHDR400相当
スピーカー2W×2
サイズ(約)614×374~519×191mm
重量(約)5.3kg
接続HDMI×2、DP×2
オーディオ出力
消費電力通常21W
主な付属品スタンド一式、マニュアル
VESAマウント延長スペーサー
電源ケーブル、電源アダプター
DPケーブル、保証書
※2025年9月時点

モニターの概要と注目ポイント

27インチWQHDによる高精細な映像体験

JAPANNEXT「JN-IPS27G300Q-HSP」は、27インチのIPS系(ADS)パネルを採用し、解像度はWQHD(2560×1440)に対応しています。

フルHDと比べて約1.8倍に情報量が増えるため、ゲームだけでなく、デスクワークやクリエイティブ作業でも広い表示領域を活用できます。

ブラウザを複数並べても視認性が高く、ビジネス用途としても快適です。映像や写真もより細部まで鮮やかに表示でき、普段使いから趣味まで幅広く対応できるのが魅力です。

300Hz×1msが実現する抜群のゲーミング性能

本機の最大の特徴は、300Hzの高リフレッシュレートと1ms(MPRT)の応答速度です。

FPSやTPSといった瞬発力が求められるタイトルで、より滑らかな映像と俊敏な操作感を体験できます。

従来の144Hzや165Hzと比べても、視認性や残像感の少なさは格段に向上。エイムや視点移動が自然に追従するので、勝敗を分ける瞬間でアドバンテージを得られるでしょう。

PS5対応&高コスパで幅広いユーザーに魅力

PCゲーマーはもちろん、PS5でのWQHD/120Hz出力にも対応している点も見逃せません。

PCとコンソールを併用する人にとって、1台で快適なゲーム環境を整えられるのは大きなメリットです。

さらに、価格は3万4000円台からと非常にリーズナブル。WQHD解像度と300Hz駆動を両立する製品としては破格のコストパフォーマンスを誇ります。

色域や色の再現性

sRGB/DCI-P3 100%対応で広色域表示

画面にはsRGB 100%、DCI-P3 100%をカバーする広色域パネルを搭載。色鮮やかで正確な映像表現が可能で、ゲームだけでなく写真編集や動画視聴にも適しています。

色の再現性に優れているため、映像クリエイターやデザイン業務にも安心して使える水準です。

一般的なモニターでは表現しきれない微妙な色合いまで再現できるのは大きな魅力です。

HDR400相当による映像の臨場感と鮮やかさ

最大輝度460cd/m²を備え、HDR400相当の表示に対応しています。

HDRに対応したゲームや映画では、明るい部分と暗い部分のコントラストが際立ち、よりリアルで深みのある映像を楽しめます。

特に暗所と明所が入り混じるようなシーンでは臨場感が増し、世界観に没入しやすくなるでしょう。

HDR効果はコンテンツによって感じ方に差はあるものの、標準的なモニターと比べて映像体験が格段に向上します。

機能性

高さ調整・回転・スイーベルに対応する多機能スタンド

ゲーミング環境を快適にするためには、スタンドの可動域も重要です。

本機は145mmの高さ調整、左右15°のスイーベル、さらに縦画面に回転できるピボット機能まで備えています。

作業内容やプレイスタイルに合わせて自在に調整できるため、長時間の使用でも疲れにくい姿勢を保てます。複数画面の環境を作る際にも柔軟にレイアウトできるのが魅力です。

長時間使用を支えるアイケア機能

ゲームや作業で数時間モニターを見続けると、目の疲労が気になるものです。

本モデルはフリッカーフリー技術を採用し、画面のちらつきを抑制。さらにブルーライト軽減モードも備えており、目に優しい設計になっています。

eスポーツの練習や長時間の動画編集でも、快適な視聴環境を維持できる点は大きな安心材料です。

接続性

DisplayPort 1.4×2で300Hzをフル活用

最大300Hzの性能を発揮するには、DisplayPort 1.4での接続が必須です。

本製品には2系統のDisplayPort端子が搭載されており、ゲーミングPCとの接続環境を柔軟に構築できます。

複数のデバイスを切り替えたいユーザーや、将来的にデュアルPC環境を検討している人にとっても便利な仕様です。

HDMI 2.0×2でPC・ゲーム機との幅広い互換性

HDMI 2.0端子も2系統搭載しており、PCだけでなくPS5やNintendo Switchなど家庭用ゲーム機との接続も簡単です。

ただし、HDMIでは最大WQHD/144Hzまでの対応となる点には注意が必要です。

高フレームレートを体感したいならDisplayPort接続が推奨されますが、家庭用ゲーム機やサブ機との組み合わせには十分な性能です。

こんな人におすすめ!

  • FPSやTPSで滑らかな動作を求める競技ゲーマー
    → 300Hzリフレッシュレートと1ms応答速度で、残像の少ない正確な映像表示が可能。反応速度が勝敗を左右するシーンで有利に立てます。
  • PS5でもWQHD/120Hz環境を楽しみたい人
    → コンソールゲーム機にも最適化されており、高精細かつ滑らかな映像で大画面プレイを楽しめます。
  • 写真や動画編集もこなせる色域の広さを重視するユーザー
    → sRGB/DCI-P3を100%カバーし、HDR表示にも対応。クリエイティブ用途でも自然で鮮やかな色再現が可能です。
  • 高さ調整や縦置き機能を活用し、作業環境を柔軟にしたい人
    → 昇降・ピボット・スイーベル対応のスタンドで、自分に合った快適な姿勢を保ちながら作業できます。
  • 3万円台で高リフレッシュレートを手に入れたいコスパ重視派
    → WQHD×300Hzの高性能モデルとしては非常にリーズナブルで、価格以上の満足感を得られます。

注意点やデメリット

HDMI接続ではWQHD/144Hzまでの制限

前述の通り、HDMI端子での接続時は、リフレッシュレートが最大144Hzに制限されます。

300Hzの恩恵をフルに得たい場合は、必ずDisplayPort接続を利用する必要があります。家庭用ゲーム機中心の利用では、この違いを理解して選択することが重要です。

MPRTやHDRの仕様上の注意点(明るさ低下や効果の個人差)

MPRT機能はリフレッシュレート100Hz以上で利用できますが、ONにすると画面がやや暗くなる特性があります。

また、AdaptiveSyncとは同時に使用できないため、用途に応じて切り替えが必要です。さらにHDRは「HDR400相当」であり、DisplayHDRの公式認証ではありません。

そのためHDR効果の感じ方には個人差があり、鮮烈なHDR映像を期待するユーザーは注意したほうが良いでしょう。

まとめ

JAPANNEXT「JN-IPS27G300Q-HSP」は、WQHD解像度と300Hzリフレッシュレートを兼ね備えた高性能ゲーミングモニターです。

FPSやTPSを本格的に楽しみたい人にとって、圧倒的な滑らかさと高速な応答性能は大きな魅力になります。

さらに、広色域対応やHDR表示によって、映像の美しさも妥協していません。加えて、多機能スタンドを備え、3万円台という価格設定は非常にコスパに優れています。

一方で、HDMI接続時のリフレッシュレート制限やHDRの効果に個人差がある点は理解しておくべきです。

総じて、本製品は「コスパよく高性能を手に入れたいゲーマー」「色の再現性を重視するクリエイター」にとって、強力な選択肢になり得る1台となっています。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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