「ゲーミングPCのSSD容量、どれを選べばいいの?」と迷ったことはありませんか?
500GB・1TB・2TBと種類も価格もさまざまで、どれが自分に合っているのか悩む人は多いです。実は筆者も、最初のPC選びで容量を間違え、すぐに足りなくなって後悔した経験があります。
でもご安心ください。このページでは、初心者でも理解できるように、あなたにぴったりのSSD容量をやさしく解説します。
実際にゲーマーとして使ってきた体験と、最新のゲーム事情をもとにわかりやすくまとめました。
たとえば、500GBならゲームは約3本、1TBあれば8本以上入るなど、具体例つきでスッキリ理解できます。
この記事を読めば、もう容量選びで迷いません!さっそく見ていきましょう。
ゲーミングPCにSSD容量はなぜ重要なのか?

SSDの容量は、ゲームの快適さを左右するとても重要なポイントです。ゲームの多くは年々データ容量が増えており、1本で100GBを超えるものもあります。
SSDの容量が少ないと、新しいゲームを入れられなかったり、アップデートに必要な空き容量が足りなかったりして、ストレスのもとになります。
たとえば『Call of Duty: Modern Warfare II』はインストール時で約125GB。これだけでSSDのかなりの容量を使ってしまいます。アップデートによっては、さらに20〜30GB必要になります。
もし500GBのSSDを使っていたら、他のゲームを2〜3本入れるだけでパンパンに。また、容量が少ないとゲームの起動やロード時間が長くなることも。
だからこそ、ゲーミングPCには十分なSSD容量が必要です。「自分にとって最適な容量はどれか?」を理解すれば、ストレスなくゲームライフを楽しめます。
500GB・1TB・2TB…どの容量を選べば後悔しない?
あなたのゲームスタイルに合った容量を選べば、SSDで後悔することはありません。
プレイするゲームのジャンルや本数、さらに動画録画やMODの有無などで必要な容量は変わります。
安いからといって小容量を選ぶと、すぐ容量不足に。逆に、大きすぎても予算オーバーで無駄になるかもしれません。
用途別おすすめ容量
- 500GB:価格は安いですが、重量級ゲームは3~4本でいっぱいになります。ライトゲーマーや1~2本のゲームをメインで遊ぶ人には向いています。
- 1TB:最もバランスが良く、10本近いゲームを保存可能。FPSやMMORPGを複数プレイする中級者におすすめ。
- 2TB以上:複数ジャンルのゲームをプレイしたり、動画録画や編集をしたりする人に最適。価格は高めですが、容量を気にせず使える安心感があります。
ゲームをたくさん入れたい人や、録画もしたい人は1TB以上が安心。500GBは予算重視の人向けですが、長期的には1TBが無難な選択です。
実際のゲーマーはどのくらいの容量を使っている?

ゲーミングPCのSSDは、最低でも1TBが多くのユーザーに選ばれています。
SteamやEpic Gamesなどで配信されるゲームは年々データ量が増えており、DLCやMODを追加するとさらに容量が必要になります。
実際にYouTubeで構成を公開している多くのゲーマーは、1TBや2TBのSSDを搭載。複数のレビューサイトでも「1TB以上がおすすめ」と紹介されています。
SSDの容量で迷ったら、1TBを選べば失敗しにくく、価格と性能のバランスも◎。長く快適にゲームを楽しめる選択です。
容量が足りないとどうなる?その時の対処法
SSDの空き容量が少なくなると、新しいゲームがインストールできなかったり、アップデートが失敗したりと、さまざまなトラブルが発生します。
動作が重くなり、パソコン全体のパフォーマンスが落ちることもあります。特にゲームの更新には予想以上の容量が必要で、空きが足りないとエラーになることも。
さらに、録画機能で保存した動画やスクリーンショットがたまり、知らないうちにSSDが圧迫されるケースも少なくありません。
このように容量不足は快適なゲームプレイの妨げになりますが、対処法を知っていれば、すぐに改善できます。
- 対処法①:使わないゲームやアプリを削除
SteamやEpic Gamesで買ったゲームは、再インストール可能なので安心です。遊んでいないゲームを消すだけで、すぐに10GB〜100GBの空きができます。 - 対処法②:外付けSSDを使ってデータを移す
USB 3.0対応の高速な外付けSSDなら、ゲームの読み込みも速く、保存先を手軽に増やせます。ノートPCにもおすすめです。 - 対処法③:ストレージを増設・交換する
デスクトップPCなら、追加のSSDやHDDを取り付けることができます。ノートPCでも古いHDDをSSDに交換することで容量アップが可能です。 - 対処法④:クラウドを活用してデータを整理
Google DriveやDropboxを使えば、動画やスクリーンショットをインターネット上に保存できます。PCの容量を節約したいときに便利です。
SSDの容量がいっぱいになると、アップデートができなかったり、動作が遅くなったりして、ゲームを思い切り楽しめなくなります。
でも、使わないゲームを削除したり、外付けSSDやクラウドを活用したりすれば、すぐに快適な状態に戻せます。容量不足は誰でも起こりうるからこそ、早めの対策がカギです。
SSDとHDDはどう使い分ける?最適な構成を解説

速さはSSD、安さはHDD
ゲーミングPCでは、SSDとHDDをうまく使い分けることで、速さと容量の両方を手に入れることができます。
SSDはデータの読み書きがとても速いので、ゲームの起動やロード時間が短くなります。
一方でHDDは容量が大きくて価格も安いため、大量のデータ保存に向いています。2つを上手に使えば、快適さとコスパのバランスが取れます。
使い分け例
まず、SSDは「大事なデータを速く扱いたいとき」に使います。たとえば:
- WindowsなどのOS(パソコンを動かす基本ソフト)
- よく遊ぶゲーム(Apex、フォートナイト、原神など)
- 動画編集ソフトやイラストソフトなど、起動が遅いと困るアプリ
SSDにこれらを入れておくと、ゲームがすぐに起動したり、パソコン全体がサクサク動いたりします。
一方、HDDは「保存がメイン」のデータに使うのが一般的です。たとえば:
- ゲームプレイ動画(大容量ファイル)
- スクリーンショットや写真、音楽ファイル
- あまり遊ばないゲームや昔のデータのバックアップ
HDDは1TB〜4TB以上のモデルでも価格が安く、SSDと比べてかなり多くのデータを保存できます。読み込みはSSDより遅いですが、保存用として使うなら全く問題ありません。
SSDは「速さ」を、HDDは「保存量」を担当する、まるで2人のヒーローのような存在です。
どちらか一方だけに頼るのではなく、役割に合わせて使い分ければ、ゲームも作業もスムーズに楽しめます。パソコンを選ぶときは、SSDとHDDのバランスもチェックしてみましょう!
後悔しない!ゲーミングPCにおすすめのSSD容量【結論】
ゲーミングPCにおけるSSD容量は、基本的に1TB以上がおすすめです。プレイスタイルに合った容量を選べば、容量不足によるストレスを防げます。
近年のゲームは1タイトルあたり50GB〜150GB以上を消費するものが多く、さらにアップデートやDLCの追加で必要な容量はどんどん増えていきます。
500GBのSSDでは数本インストールするだけでいっぱいになり、新しいゲームを入れるために削除を繰り返す羽目になることも。
1TBのSSDなら複数の大型タイトルを快適に管理でき、2TB以上あれば録画データや画像保存にも十分対応できます。
用途別:おすすめSSD容量早見表
プレイスタイル | ゲーム数 | 動画録画 | おすすめSSD容量 |
---|---|---|---|
ライトユーザー | 1〜3本 | なし | 500GB〜1TB |
ミドルゲーマー | 5〜10本 | 時々あり | 1TB |
ヘビーゲーマー・配信者 | 10本以上 | 録画・編集あり | 2TB以上 |
たとえば、FPSゲームを複数プレイしている人は、ゲームデータだけで600〜800GB近く使うことがあります。
さらに録画もしているなら、毎月100GB以上の動画が増えることも。1TBならギリギリ、2TBなら安心というラインです。
また、RPGやオープンワールド系のゲーム(例:ファイナルファンタジーXIVやウォッチドッグス レギオンなど)は容量が特に大きく、1本で100GBを超えることもあります。
こうしたタイトルを複数インストールするなら、最低でも1TBは必要になります。
予算別:おすすめ構成例
- 10万円前後の予算で抑えたい人
→ SSD 500GB + 外付けHDD(将来的に追加) - 15万円前後の標準的なゲーミングPCがほしい人
→ SSD 1TB(ゲーム+OSを快適に運用) - 20万円以上の本格ゲーミング環境を目指す人
→ SSD 1TB + HDD 2TB or SSD 2TB(録画や動画編集も◎)
結論として、ゲーミングPCのSSD容量は「1TBが基本ライン」。予算に余裕があるなら「2TB」を選ぶと、今後のゲームや録画にも余裕を持って対応できます。
「少なすぎた…」と後悔しないためにも、自分のゲーム環境に合った容量を最初から選ぶことが大切です。
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よくある質問(FAQ)

ここでは、「ゲーミングPCのSSD容量」についてよくある3つの疑問に、わかりやすく答えていきます。
Q1:SSDは大きければ大きいほど快適?
容量が大きいほど快適になる部分もありますが、「大きければ正解」というわけではありません。
SSDの容量が大きいと、たくさんのゲームを入れられたり、パソコンの動きも安定しやすくなったりします。
ただし、そんなにゲームを入れないのに2TBや4TBを選んでも、お金がもったいないだけになってしまいます。
たとえば、2〜3本しかゲームをしない人が2TBを買うと、1TB以上がずっと空いたままになります。それなら最初から1TBで十分だった…ということになりますよね。
快適さだけを求めて容量を大きくするより、「自分がどんなゲームを、どれくらい遊ぶか?」を考えて容量を選ぶのがベストです。
Q2:あとから増設できるなら最初は小さくていい?
SSDはあとから増設できますが、最初から十分な容量を選ぶほうが安心です。
増設や交換にはパソコン内部の作業が必要で、初心者にはハードルが高く、トラブルの原因になることもあります。お店に頼むと商品代+作業代がかかります。
実際に「500GBで足りると思ったのに、半年で容量不足になった」という声はよくあります。
そのたびに外付けSSDを買ったり、ゲームを消して整理したりするのは面倒です。最初から1TBを選んでおけば、こうしたストレスは防げます。
増設できるとはいえ、はじめから余裕ある容量を選ぶのが賢明です。将来の使い方も考えて、少し多めにしておくと安心して長く使えます。
Q3:HDDだけじゃダメ?SSDは絶対必要?
ゲーミングPCには、SSDの搭載がほぼ必須です。HDDだけでは快適なゲームプレイは難しくなります。
SSDは読み込みや書き込みの速度が非常に速く、ゲームの起動やロード時間を大幅に短縮してくれます。一方でHDDは速度が遅く、ゲームの立ち上げや読み込みに時間がかかり、ストレスの原因になります。
たとえば、あるゲームをSSDに入れると約20秒で起動しますが、HDDでは1分以上かかることも。
ロード時間も長くなり、マルチプレイでは他のプレイヤーに出遅れてしまうこともあります。
SSDがあるだけで、ゲーミングPCの快適さは大きく変わります。HDDはあくまでデータ保存用に使い、ゲームやシステムはSSDに入れるのが現在の標準的な使い方です。
まとめ
ゲーミングPCにおいてSSDの容量は、ゲームの快適さを大きく左右します。最新ゲームはサイズが大きく、500GBではすぐに限界が来ることも。
一般的には1TBがもっともバランスが良く、快適にプレイできる容量です。ヘビーゲーマーや録画・編集もする人なら2TB以上がおすすめ。
一方で、数本の軽いゲームだけなら500GBでもOKですが、将来的な増設も考える必要があります。
SSDとHDDを使い分ければ、速さと保存力の両立も可能です。プレイスタイルや予算に合わせて、後悔しないSSD容量を選びましょう!