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「MPG 346CQRF X24」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「MPG 346CQRF X24はどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「MPG 346CQRF X24」の特徴とスペック情報
  • 「MPG 346CQRF X24」の基本仕様まとめ

この記事では、MSI(エムエスアイ)製「MPG 346CQRF X24」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

MPG 346CQRF X24の基本スペック

パネルサイズ34インチ
パネルタイプRAPID VA/1500R
解像度3440×1440
リフレッシュレート240Hz
視野角178°(H)/178°(V)
輝度400cd/m2
コントラスト比4000:1
応答速度0.5ms(GTG、最小値)
最大表示色約10億7300万色
色域sRGB 92%、DCI-P3 85%
HDRDisplayHDR 400
スピーカー-
サイズ(約)808×538×279mm
重量(約)7.9kg
接続HDMI×2、DP、USB Type-C
USB、ヘッドホン出力
消費電力使用時31W
主な付属品DisplayPortケーブル、HDMIケーブル
USB Type-A-Type-Bケーブル
USB Type-C-Type-Cケーブル
スタンド一式、電源ケーブル
※2025年8月時点

モニターの概要と注目ポイント

圧巻の34インチ曲面型ウルトラワイド

MSI「MPG 346CQRF X24」は、34インチの大型RAPID VAパネルを採用したウルトラワイドゲーミングモニターです。

解像度はUWQHD(3440×1440)で、通常のフルHDよりも約2.4倍の作業領域を確保。アスペクト比21:9という横長の画面は、ゲームでも作業でも視野を広く使えます。

また、画面の曲率は1500Rで、人間の視野に近い自然なカーブを描き、左右端まで無理なく視線を移動できます。

長時間使っても目の疲れを抑えられ、ゲームや動画視聴での没入感も段違いです。

最新モデルにふさわしいスペックと設計

最大リフレッシュレート240Hz、応答速度0.5ms(GTG)の高速性能により、FPSやレースゲームでも残像の少ない滑らかな映像を実現。

さらに、DisplayHDR 400対応で明るさやコントラストにも優れています。

加えて、USB PD(98W)やKVMスイッチ、Mystic Lightなど多機能さも兼ね備えており、最新トレンドをしっかり押さえた製品といえるでしょう。

ゲーミング性能

高速応答と240Hzの圧倒的な滑らかさ

このモニターの最大の強みは、0.5msという応答速度と240Hzのリフレッシュレートによる、圧倒的な映像の滑らかさです。

従来のVAパネルよりも約4倍高速なRAPID VAを採用しているため、動きの速いゲームでも残像が少なく、くっきりとした描写が可能です。

画面がスムーズに更新されることで、AIMの精度が上がったり、敵の動きがより早く正確に見えるようになります。

コンマ数秒の差が勝敗を分ける競技系タイトルでは、大きなアドバンテージになります。

Adaptive-Syncとナイトビジョンで安定表示

Adaptive-Sync機能を搭載しており、フレームレートのズレによるカクつきやティアリングを自動で補正。これにより、描画の乱れが少なく、快適なプレイを保ちます。

さらに、視認性を高める「ナイトビジョン」や「アンチモーションブラー」といったゲーミング補助機能も充実。

特に暗いシーンでの視界を確保できるナイトビジョンは、ホラーやステルス系のゲームでも安心です。

色域や色の再現性

最大10.7億色表示&HDRで立体感のある映像

本機は約10億7300万色という広い階調表現に対応し、DisplayHDR 400にも準拠。

これにより、明るい部分と暗い部分の差がはっきりと描写され、立体感やリアルさが際立ちます。

特にHDR対応タイトルや映画コンテンツでは、その実力を実感できます。

sRGBカバー率92%はゲーミング用途なら十分

色域に関しては、sRGBカバー率92%、DCI-P3 85%と、標準的な数値にとどまります。

これはゲーミングモニターとしては十分な性能ですが、写真編集や映像制作など色再現性が重要な作業には不向きです。

あくまでゲームやコンテンツ視聴を目的としたユーザー向けの設計といえるでしょう。

機能性

Gaming Intelligenceで直感的な操作が可能

MSIの専用ソフト「Gaming Intelligence」に対応しており、キーボードやマウスで簡単に各種設定を変更できます。

明るさやコントラストはもちろん、映像モードやブルーライトカットの調整もスムーズ。

複数のプロファイルを保存して、ゲームや作業ごとに切り替えられるのも便利です。

USB PD 98WとKVMスイッチでスマートな運用

USB Type-CはDP Alt Modeに対応し、ノートPCやスマホへの映像出力と同時に最大98Wの電力供給も可能。

デスク周りの配線を最小限にしながら、給電と映像伝送を1本でまかなえます。

また、KVMスイッチ機能を搭載しており、1組のキーボード・マウスで2台のPCを切り替えて操作可能。仕事用とゲーム用でPCを分けている人には非常にありがたい機能です。

接続性

HDMI 2.1&DisplayPort 1.4で最新機器に対応

映像入力端子は、HDMI 2.1×2、DisplayPort 1.4a×1、USB Type-C×1と、あらゆる最新デバイスに対応。

HDMI接続でもUWQHD・240Hzが可能で、PS5やXbox Series Xなどの最新ゲーム機とも相性抜群です。

USBハブ機能で周辺機器もすっきり接続

USB 2.0 Type-A×2を搭載しており、キーボードやヘッドセット、外付けストレージなどを直接モニターに接続できます。

PCと接続するUSB Type-B端子もあり、ハブ機能としても優秀。デスクの配線整理にも役立ちます。

こんな人におすすめ!

没入感と操作性を重視する本格ゲーマー

ワイド画面と高速表示性能を兼ね備えたMPG 346CQRF X24は、FPSやMOBA、レースゲームなどあらゆるジャンルのゲームで真価を発揮。

動きが速くても残像が少なく、視界も広いため、プレイヤーの反応力と判断力を存分に活かせます。

マルチデバイス環境で作業効率を上げたい人

KVMスイッチやUSB PD、PIP/PBPといった多機能により、2台のPCやスマホとの連携がスムーズ。

ゲームと仕事を1台のモニターで快適にこなしたいユーザーや、映像コンテンツを楽しみつつ作業も並行したい方にぴったりです。

注意点やデメリットはある?

スピーカー非搭載のため音声機器が必須

本製品にはスピーカーが内蔵されていないため、音を出すには別途ヘッドホンやスピーカーが必要です。

ゲーミングヘッドセットやDACとの組み合わせで、音質にもこだわるとより満足度が高まるでしょう。

色域性能はクリエイターにはやや物足りない

sRGBカバー率92%は標準的で、普段使いには十分な再現性ですが、プロの動画編集や写真補正など正確な色味が要求される用途にはやや不向き。

クリエイティブ作業中心のユーザーは、専用の広色域モニターを別に用意したほうが確実です。

まとめ

MSI「MPG 346CQRF X24」は、ウルトラワイド×240Hz×0.5msという圧倒的な没入感と滑らかさを兼ね備えた高性能ゲーミングモニターです。

暗所の視認性や目に優しい設計も備えており、ゲームを長時間快適に楽しめる1台に仕上がっています。

さらに、USB PD 98WやKVMスイッチといった多機能で、仕事やマルチデバイス運用にも対応。

色再現性の面でクリエイティブ用途には一歩譲りますが、ゲーミングにおいてはほぼ隙のない完成度です。

高い映像美と柔軟な機能性を求める方にとって、本製品は非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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