「JN-IPS49G144DQ-HSC6-Lはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」
このような悩みに答えます。
本記事の内容
- 「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」の特徴とスペック情報
- 「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」の基本仕様まとめ
この記事では、JAPANNEXT(ジャパンネクスト)製「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」の特徴や基本仕様をまとめています。
また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!
JN-IPS49G144DQ-HSC6-Lの基本スペック
パネルサイズ | 49インチ |
パネルタイプ | IPS/R3800 |
解像度 | 5120×1440 |
リフレッシュレート | 144Hz |
視野角 | H178°、 V178° |
輝度 | 350cd/m2 |
コントラスト比 | 1000:1 |
応答速度 | OD:1ms(GtoG) |
最大表示色 | 10.7億色 |
色域 | sRGB 100%、DCI-P3 96% |
HDR | 対応 |
スピーカー | 3W×2 |
サイズ(約) | 1214×440~550×250mm |
重量(約) | 11.5kg |
接続 | HDMI×2、DP、USB-C USB、RJ45 |
消費電力 | 通常58W |
主な付属品 | スタンド一式、マニュアル 保証書、VESAネジ VESAマウント延長スペーサー 電源ケーブル、電源アダプター USB-Cケーブル、DPケーブル HDMIケーブル USB-A to USB-Cケーブル |
モニターの概要と注目ポイント

圧巻の49インチ湾曲ウルトラワイド
「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」は、49インチという圧倒的なサイズに加え、R3800のカーブを採用した湾曲ウルトラワイドモニターです。
解像度はDual WQHD(5120×1440)で、フルHDの約3.5倍もの画素数を誇ることが特徴。
32:9という特殊なアスペクト比は、横に広がる映像体験を実現し、まるでモニターに包み込まれるような没入感を得られます。
特にレースゲームやフライトシミュレーターなど、視野の広さが勝敗を分けるジャンルでは大きなアドバンテージとなります。
さらに、WQHDモニターを2台並べたかのような画面領域を1枚で確保できるため、マルチモニターのような横長の作業領域を境界線なくスッキリした形で実現できます。
ゲーミング性能と高リフレッシュレート
ゲーミング性能も優秀で、144Hzリフレッシュレートと1ms(OD時)の応答速度を実現。動きの速いFPSやレースゲームでも残像を最小限に抑え、なめらかなプレイが可能です。
AdaptiveSync(FreeSync)にも対応しており、描画のズレやカクつきを抑えることで快適なゲーム体験を提供します。
また、PlayStation 5との120Hz接続にも対応しているため、コンソールゲーマーにとっても魅力的な選択肢となります。
ゲーミングPCと組み合わせれば144Hz、家庭用ゲーム機では120Hzと、どちらでも高リフレッシュレートを活かせる点は大きな強みです。
色域や色の再現性

広色域対応で鮮やかな映像体験
本製品はsRGB 100%、DCI-P3 96%という広色域に対応しています。これにより、映像や画像を色鮮やかに表示でき、実際の風景に近いリアルさを再現可能です。
HDR(ハイダイナミックレンジ)表示にも対応しており、暗部の黒つぶれや白飛びを抑えて奥行きのある映像を描き出します。
映画やゲームの世界観を余すことなく体感できるのは、クリエイティブにもエンタメにも大きなメリットです。
特にHDR対応のゲームや映画では、光と影のコントラストが強調され、視覚的な迫力が向上します。
夜のシーンで街灯がリアルに輝いたり、太陽光が自然に反射したりする表現など、細かな演出まで楽しめるのは魅力です。
クリエイティブ用途にも対応
高解像度かつ広色域という特徴は、ゲーマーだけでなくクリエイターにも有効です。
写真編集では自然なグラデーション表現や微妙な色合いの調整がしやすく、動画編集でも色の正確さが重要な場面で力を発揮します。
加えて、画面領域が広いため、タイムラインを横に伸ばした編集作業も快適です。
このような特徴から、本モニターは「ゲームもするけど仕事でも使いたい」というユーザーにとって理想的な1台といえるでしょう。
クリエイティブな作業とエンタメ用途の両立を目指す人にフィットします。
機能性

使いやすさを高める調整機能
大型モニターは設置環境が重要になりますが、本機はスタンドの機能も充実しています。
最大110mmの高さ調整に対応し、視線の高さに合わせて快適なポジションを作れます。また、左右30°のスイーベル、上下-5°~+15°のチルト調整も可能です。
利用シーンに応じて柔軟に角度を変えられるため、長時間の使用でも疲れにくいのが魅力の一つです。
さらに、VESAマウント(100×100mm)にも対応しているので、モニターアームに取り付ければデスク上をさらに広く使えます。
49インチという大画面を自由にセッティングできるのは、大型モニターを選ぶ上で重要なポイントです。
マルチウィンドウと効率的な作業環境
「PIP(Picture in Picture)」や「PBP(Picture by Picture)」に対応しており、複数の入力を同時に表示できます。
例えば、ゲームを大画面で楽しみながら小画面に攻略情報を表示したり、仕事で資料とチャットを並べて確認したりなど、幅広い使い方が可能です。
特にトレーダーや動画編集者など、複数の画面を同時に扱うユーザーにとっては非常に便利な機能でしょう。
モニター自体に3W×2のスピーカーを内蔵しているため、簡単な音声再生であれば外部スピーカーなしでも利用できます。
接続性

HDMI 2.1・DisplayPort・USB-Cを完備
「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」の大きな魅力は豊富なインターフェイスです。
HDMI 2.1を2基、DisplayPort 1.4を1基、さらにUSB-C 3.1を搭載。USB-Cは映像出力に加えて65Wの給電にも対応しており、ノートPCをケーブル1本で接続できる点が便利です。
映像出力と同時にPCへ給電できるため、外出時にACアダプターを持ち歩く必要がなくなり、デスク周りをスッキリさせられます。
もちろん、HDMIやDisplayPort経由での接続でも5120×1440解像度・144Hzに対応。高解像度かつ高リフレッシュレートをフルに活かせます。
USBハブとLANポートの利便性
USB-A 3.0ポートを4基搭載しているため、マウスやキーボード、外付けストレージなどをモニター経由でまとめて接続可能です。
PCのポート不足を補えるため、周辺機器が多いユーザーにはありがたい仕様です。
さらにLAN端子がある点もユニークです。モニターにLANケーブルを差し込み、USB-Cを通じてPCに有線LANを利用できるため、安定したネットワーク環境を簡単に構築できます。
特にオンラインゲームやリモートワークで回線の安定性を求めるユーザーにとっては大きな利点といえるでしょう。
こんな人におすすめ!

49インチウルトラワイドという圧倒的な画面サイズと高解像度を活かし、以下のようなユーザーに特におすすめできます。
- FPSやMMO、レース、フライトシムで高い没入感を得たいゲーマー
- デイトレードや株取引で複数画面を同時に扱いたい人
- 動画・写真編集など広い作業領域と正確な色再現が求められるクリエイター
- ノートPCをUSB-Cでスマートに接続して作業効率を上げたいビジネスユーザー
ゲームも仕事も1台で快適にこなせる、万能なモニターを求める方にマッチする製品です。
注意点やデメリット
設置環境への要求
49インチという大きさから、設置スペースには注意が必要です。
幅1214mm、重量約11.5kgと存在感があり、頑丈なデスクでないと安定して設置できません。購入前に必ずデスクサイズと耐荷重を確認しましょう。
また、モニター自体が横に長いため、視線移動も増える点は人によって好みが分かれる部分です。初めてウルトラワイドを導入する人は、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
機能面での注意事項
HDR対応ですが、DisplayHDRのような規格認証を受けているわけではありません。
そのため、HDR効果の感じ方には個人差があります。過度な期待をせず、あくまで「映像をよりリッチに楽しめる補助的な機能」と考えるのが無難です。
また、音声出力端子がないため、外部スピーカーやヘッドセットを利用する際はPCやゲーム機本体から接続する必要があります。
音質にこだわりたい方は別途オーディオ機器を用意したほうが良いでしょう。
まとめ
「JN-IPS49G144DQ-HSC6-L」は、49インチの湾曲IPSパネル、DWQHD解像度、144Hz、1ms応答速度といったスペックを兼ね備えたウルトラワイドゲーミングモニターです。
DCI-P3 96%の広色域とHDRに対応し、ゲームから映像制作まで幅広く対応可能。さらにUSB-C 65W給電やLANポート、PIP/PBP機能など実用的な機能も充実しています。
一方で、設置環境に大きなスペースが必要であることや、HDR機能の規格非対応、音声出力端子がないといった注意点もあります。
しかし、それらを理解したうえで導入すれば、ゲーマーやクリエイター、ビジネスユーザーにとって非常に魅力的なモニターといえるでしょう。
「ゲームも仕事も1台で快適にこなしたい」そんなユーザーにおすすめできる、次世代のウルトラワイドディスプレイとなっています。