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「X39bmiiphuzx」レビューまとめ|特徴&スペック解説

「X39bmiiphuzxはどんなゲーミングモニター?機能やスペックについて知りたい。」

このような悩みに答えます。

本記事の内容

  • 「X39bmiiphuzx」の特徴とスペック情報
  • 「X39bmiiphuzx」の基本仕様まとめ

この記事では、Acer(エイサー)製「X39bmiiphuzx(PREDATOR X39 OLED)」の特徴や基本仕様をまとめています。

また、搭載する機能・技術の解説もしているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を読めば、どんな製品かサクッと理解できます!

X39bmiiphuzxの基本スペック

パネルサイズ39インチ
パネルタイプOLED/800R
解像度3440×1440
リフレッシュレート240Hz
視野角水平178°/垂直178°
輝度275cd/m2(標準時)
450cd/m2(ピーク時)
800cd/m2(HDR10%時)
1300cd/m2(ピーク HDR1.5%時)
コントラスト比1500000:1
応答速度0.01ms(PRT)
0.03ms(GTG)
最大表示色約10億7000万色(10bit)
色域DCI-P3 99%
HDRDisplayHDR True Black 400
スピーカー5W+5Wステレオスピーカー
サイズ(約)890×470~580×307mm
重量(約)8kg
接続HDMI×2
DisplayPort
USB Type-C
USB-Cダウンストリーム
USB-Aダウンストリームポート×3
USB-Bアップストリームポート
ヘッドホン
消費電力通常45W
主な付属品HDMI(2.1対応)ケーブル(1.5m)
USB Type-Cケーブル(1.5m)
USB 3.0ケーブル(Type-A to Type-B)
電源ケーブル(1.8m)
ユーザーガイド、台座
支柱、保証書、修理依頼書
色差成績書
※2025年10月時点

モニターの概要と注目ポイント

https://www.acer.com/jp-ja/predator/monitors/x39-oled

湾曲OLEDがもたらす圧倒的な没入感

「X39bmiiphuzx」は、まるで映画館にいるかのような没入感を味わえるウルトラワイドゲーミングモニターです。39インチという迫力あるサイズに、800Rの深い曲率を採用。

画面が視界を包み込むようにカーブしており、どの角度から見ても映像が均一に感じられるため、まさに“没入”という言葉がふさわしい仕上がりです。

解像度はUWQHDで、フルHDの約2.4倍の情報量を表示できます。広大な横幅はFPSやレースゲームで視野を広げるだけでなく、動画編集などの制作作業にも理想的です。

21:9のアスペクト比は、映画のシネマスコープ映像も黒帯なしで再生でき、エンタメにも作業にも妥協しない万能設計といえます。また有機ELならではの発色とコントラストも圧巻。

各画素が自発光する仕組みにより、黒は深く沈み込み、光る部分はまばゆいほどに明るい。これが800Rの湾曲と組み合わさることで、立体的でリアルな映像が目の前に広がります。

240Hz×0.01msのハイスピード描画

ゲーミング性能においても、このモニターは妥協がありません。最大240Hzのリフレッシュレートと、0.01ms(PRT)という驚異的な応答速度を実現。

動きの速いFPSやレーシングゲームでも、ブレや残像をほとんど感じさせず、滑らかでキレのある映像を映し出します。

また、AMD FreeSync Premium Proに対応しており、GPUとの同期ずれによるティアリング(画面のズレ)やスタッタリング(カクつき)を防止。

歪みの少ないスムーズな映像が得られるため、対戦中の細かな動きも確実に捉えられます。

色域や色の再現性

DCI-P3 99%&Delta E<1の高精度カラー

OLEDの真価を最大限に引き出すのが、Acerが誇る色再現性能です。本モデルは、映画業界の基準でもあるDCI-P3を99%カバー。

sRGBよりも広い色域を表現できるため、より鮮やかでリアルな色彩を再現します。さらに、色の正確さを示す指標「Delta E」が1未満。

これは人間の目では色差がほぼ識別できないほどの高精度を意味します。写真や映像編集といったクリエイティブな作業にも対応でき、プロの制作環境にもマッチします。

標準輝度は275cd/㎡と控えめですが、HDR表示時には1300cd/㎡(ピーク時)まで引き上げられ、明暗のコントラストが圧倒的に豊かになります。

暗部のディテールを潰さず、光の粒立ちまで描き出すその表現力は、OLEDパネルがもたらす大きな魅力といえるでしょう。

DisplayHDR True Black 400で描く深淵な黒

VESA認証のDisplayHDR True Black 400に対応し、一般的な液晶モニターでは再現できない「本物の黒」を実現しています。

背景が暗いシーンでも、明るい部分とのコントラストがくっきりと際立ち、映像全体に奥行きを与えます。

また、10bit(約10億7000万色)の表示により、滑らかなグラデーションや繊細な陰影も正確に再現。

色ムラや不自然な縞模様が抑えられ、映画やアニメ、HDR(ハイダイナミックレンジ)対応ゲームの映像表現を最大限に引き出します。

機能性

https://www.acer.com/jp-ja/predator/monitors/x39-oled

快適な視聴体験を支えるデザイン

X39bmiiphuzxのデザインは、性能面だけでなく快適さにもこだわっています。

まず目を引くのは、4辺を極限まで薄くしたフレームレスデザイン。映像以外の要素が視界に入らないため、よりコンテンツに集中できます。

スタンドはチルト(上20°/下5°)、スイベル(左右15°)、高さ調整(最大110mm)に対応しており、長時間プレイでも理想的な姿勢を保てます。

VESAマウントにも対応しているため、モニターアームに取り付けて自由なレイアウトを実現することも可能です。

デスク上での存在感は大きいものの、同クラスの大型OLEDモニターとしては比較的軽量。シンプルなブラックデザインにより、スタイリッシュな印象に仕上がっています。

KVMスイッチ&実用機能の充実

近年のトレンドでもあるKVMスイッチ機能も搭載。1組のキーボードとマウスで複数のデバイスを切り替えて操作できるため、デスク環境をすっきり整理できます。

さらに、フリッカーレスやブルーライトシールドプロを採用し、長時間使用による目の疲れを軽減。ゲーマーだけでなく、在宅ワーカーにとっても快適な環境を提供します。

消費電力は通常45Wと、OLEDモニターとしては比較的省電力設計。スタンバイ時は0.5W、オフモードでは0.3Wまで抑えられ、エコな運用が可能です。

接続性

HDMI 2.1×2・DisplayPort・USB-C(90W給電対応)

接続端子の豊富さもこのモデルの魅力の一つです。HDMI 2.1を2基、DisplayPort 1.4を1基搭載し、最新のGPUや家庭用ゲーム機にもしっかり対応します。

さらに、USB Type-Cポートは映像出力に加え、最大90Wの電力供給にも対応。

ノートPCを接続すればケーブル1本で映像出力と充電を同時に行えるため、デスク周りがすっきりまとまります。

USBハブ&スピーカーの利便性

USB 3.2ポートを複数備えており、Type-A×3、Type-C×1、Type-B×1を搭載。マウスやキーボードなどの周辺機器を直接接続できるUSBハブとしても活躍します。

また、5W+5Wのステレオスピーカーを内蔵しており、別途スピーカーを用意しなくても高音質なサウンドが楽しめます。

映画や音楽を気軽に楽しむのに十分な音圧で、ヘッドホン端子も備えているため、夜間でも安心して使用できます。

こんな人におすすめ!

https://www.acer.com/jp-ja/predator/monitors/x39-oled
  • 最高の没入感を求めるゲーマーに
     39インチ・800R湾曲の巨大ディスプレイが、まるでゲーム世界に入り込んだような臨場感を演出。FPSやレースシムでの視野拡張効果も絶大です。
  • 映像・写真編集を行うクリエイターに
     DCI-P3 99%、Delta E<1の正確な色再現により、プロレベルの制作環境を自宅でも実現。HDRコンテンツの編集にも対応します。
  • デュアル環境で作業効率を上げたいビジネスユーザーに
     USB-CでノートPCと接続すれば、給電と映像出力を同時に行え、机上のケーブルを最小限に。マルチウィンドウ作業にも最適です。
  • 映画・アニメを大画面で楽しみたいエンタメ派に
     21:9のウルトラワイド比率は、映画のシネマスコープ映像を黒帯なしで表示。OLEDならではの黒の深みと発色で映像をよりドラマチックに。

注意点やデメリット

消費電力と発熱に注意

本機は高性能ゆえに、最大消費電力が363Wとやや高めです。HDRモードや高輝度設定で長時間使用する際は、発熱も伴うため、設置場所には十分な放熱スペースを確保しましょう。

また、OLEDパネル特有の焼き付き対策は施されているものの、同じ画面を長時間表示し続けるとリスクはゼロではありません。

定期的に画面をリフレッシュするなど、適切な運用を心がけるとより安心です。

一部ゲーミング機能が非対応

VRB(Visual Response Boost)やOverDriveといった残像軽減機能は非対応です。ただし、OLEDならではの高速応答性能により、実際の体感ではほとんど問題ないでしょう。

また、現在価格は約18万円と高価ですが、その分の性能と映像美を兼ね備えており、投資する価値は十分あります。ハイスペック志向のユーザーにこそおすすめしたいモデルです。

まとめ

Acer「X39bmiiphuzx」は、39インチ×800R湾曲×OLEDという組み合わせにより、圧倒的な没入感と映像美を実現したウルトラワイドゲーミングモニターです。

240Hz・0.01msの超高速描画に加え、DCI-P3 99%の広色域、DisplayHDR True Black 400の深いコントラストが融合。

ゲーム・動画・クリエイティブ作業すべてをワンランク上の次元へと引き上げます。

さらに、USB-C(90W給電対応)やKVMスイッチなど実用的な機能も豊富で、仕事と趣味を1台で完結できる柔軟性も魅力。

価格はやや高めながら、「これ1台で何も妥協したくない」ユーザーにとって、間違いなく理想的な選択肢の一つといえるでしょう。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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