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外付けGPU BOX(eGPU)おすすめ11選【2024年最新】

グラフィックボード(GPU)の交換が難しいノートPCでも、外付けGPU BOXもしくはeGPUと呼ばれるアイテムがあれば、簡単にグラフィックボードの交換・増設を行えます。

これにより、1台のノートPCで身軽なビジネス用とパワーのあるゲーミング用を使い分けたり、ノートPCでも最新のグラフィックボードにアップグレードすることが可能。

この記事では、そんな便利な外付けGPU BOXの中でも、特におすすめの製品を紹介します。

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外付けGPU BOX(eGPU)とは

引用元:https://www.gigabyte.com/jp/Graphics-Card/GV-N4090IXEB-24GD#kf

外付けGPU BOXとは、PCのグラフィックス性能を高める、グラフィックボードを外付けできる拡張ボックスのこと。

ThunderBolt 3~4ケーブルを使用し、対応したノートPCであれば、強力なグラフィックボードと接続することも可能です。

外付けGPU BOX(eGPU)のメリット

メリット

  1. ノートPCでもグラフィックボードを増設可能
  2. 1台のPCで携帯性と高パフォーマンスを両立
  3. PCの熱対策にもなる

外付けGPU BOXいちばんの魅力は、グラフィックボードの交換が難しいノートPCでも、簡単な動作でグラフィックボードの交換や増設を行えるところにあります。

ThunderBolt 3ケーブル1本で接続するため、出かけるときはサッと取り外して持ち運び、自宅や事務所ではスッと接続してすぐに作業が可能。

これにより、携帯しやすい身軽さと、ゲームや動画編集向けのパワフルさを兼ね備えたフレキシブルなPCが誕生するのです。

さらに、発熱しやすいグラフィックボードをPCの外に設置するので、熱対策としても効果的。

冷却ファンの騒音を軽減でき、グラフィックボードが不要の時は消費電力も抑えやすくなります。

外付けGPU BOX(eGPU)のデメリット

デメリット

  • 価格が高い
  • 設置スペースが必要になる
  • ThunderBolt 3対応PCが必要

外付けGPU BOXの価格は、本体のみでも約3~5万円台です。

これに加えてグラフィックボードを購入しなければならないのでコストがかかります。

また大型のグラフィックボードを取り付けできるモデルは便利ですが、その分GPU BOXのサイズも大きくなるので、結構な設置スペースが求められることも。

さらに、ThunderBolt 3~4端子、およびGPU BOXに対応したPCが必要です。

おすすめの外付けGPU BOX(eGPU)

ここまでの説明を踏まえて、おすすめの外付けGPU BOXを紹介していきます。

Razer Core X

入出力Thunderbolt 3
内部電源650W
サイズ168mm×374mm×232mm
重量6.46kg
対応OSWindows 10 64ビット以降、mac

ゲーミングデバイスメーカーとして有名な「Razer」から登場のGPU BOXです。

価格が3万円台と比較的お手頃で、内蔵電源は650W、Thunderbolt 3で接続。

Thunderbolt 3経由での電力供給は、最大100Wであり、フルサイズ型のグラフィックボードも搭載可能です。

TREBLEET TRE-7002

入出力Thunderbolt 3、USB-C、USB-A×2
内部電源600W
サイズ170mm×410mm×240mm
重量-
対応OSWindows 10/11、MacOS 10.15.3

フルアルミニウムボディのGPU BOXで、WindowsとMacOSに両対応します。

やや大き目のサイズで、400mm×80mm×190mmまでのグラフィックボードを搭載可能です。

AKiTiO Node Titan

入出力Thunderbolt 3
内部電源650W
サイズ357mm×135mm×266mm
重量3.5kg
対応OSWindows 10 64bit
macOS 10.13以上

650Wの電源を備え、持ち運びに便利な取っ手付き。

本体底面には2つの放熱用大型ファン、側面および電源ユニットにはメッシュ構造の放熱用開口部を装備し、冷却性能を高めています。

また、Thunderbolt 3ケーブルによる給電が可能。対応したPCであれば、最大85Wまで電力を供給できます。

SPARKLE TBX-750FA V2

入出力Thunderbolt 3、USB 3.1 Gen1 Type-A×2
ギガビットイーサーネット
内部電源750W
サイズ403mm×200mm×237mm
重量6.164kg
対応OSWindows 10以降
macOS 10.13.4(High Sierra)以降

750Wの電源ユニットを備えたGPUボックスです。グラフィックボードは、最大寸法が346×170×77mm、消費電力が最大500Wまでの製品に対応します。

つまみネジで、左側面のパネルや拡張カードの取り外し&固定ができるため、グラボの設置もカンタン。

なお、Thunderbolt 3ポートは、最大85Wの電源供給が可能です。

Sonnet GPU-750WEX-TB3

created by Rinker
ソネット・テクノロジーズ
入出力Thunderbolt 3
内部電源750W
サイズ185mm×340mm×202mm
重量3.2kg
対応OSWindows 10/11
macOS10.13.6

グラフィックボードには、最大375Wまでの電力供給が可能。

また、最大100WのPowerDeliveryに対応するため、ハイエンドノートPCの充電にも活躍します。

内部電源は、750W。2つの8ピン(6+2ピン)補助電源コネクタを搭載するため、オーバークロック製品など、高いピーク電力要件が求められるグラフィックボードもサポートします。

SPARKLE TBX-240FU

入出力Thunderbolt 3
グラフィックボードへの電力供給最大150W
サイズ68mm×215mm×153mm
重量860g
対応OSWindows 10以降
・macOS 10.13.4以降

WindowsとmacOSに対応で、本体サイズが68mm×215mm×153mmのコンパクト設計のため、省スペースで設置できることが特徴。

2つのUSB 3.0ポートでマウスやキーボードを接続することが可能で、ネットワーク接続用として、1000BASE-T対応イーサネットポートが搭載されています。

GPU搭載のおすすめ外付けGPU BOX(eGPU)

GPU BOX本体だけでなく、グラフィックボードが付属したモデルを紹介します。

GV-N4090IXEB-24GD

搭載GPUGIGABYTE WATERFORCE RTX 4090
入出力Thunderbolt 3、イーサネットポート
USB 3.2×3、DP×3、HDMI
内部電源850W
サイズ189×302×172mm
対応OSWindows 10/11 64-bit

現時点で、最新のRTX 40シリーズであり、ハイエンドクラスのRTX 4090を搭載します。

オールインワン水冷システムの採用で、高温になるGPUを強力に冷却し、発熱による性能低下を抑えることが特徴。

強烈なスペックを持つグラボのため、ゲームでもクリエイティブ作業でも、現状で最高クラスのパフォーマンスを実現します。

GPD G1

搭載GPUAMD Radeon RX 7600M XT
入出力OCulinkポート、USB4、USB 3.2×3、カードリーダー、HDMI、DP×2
内部電源240W
サイズ約225mm×111mm×30mm
対応OSIntel Mac非対応

世界最小クラスを謳ったポータブルeGPUです。

内蔵GPUは、GDDR6 8GBメモリを搭載した「RX 7600M XT」で、GeForce RTX 3070に迫るパフォーマンスを誇ります。

接続はOCulinkのほか、USB4、Thunderbolt 3/4に対応。複数のUSBポートやカードリーダーを備えるため、あらゆる場面で作業効率を爆上げできます。

‎GV-N1080IXEB-8GD

搭載GPUGIGABYTE Geforce GTX 1080
入出力Thunderbolt 3、HDMI、DP×3、DVI-D、USB 3.0×4
内部電源450W
サイズ212mm×96mm×162mm
対応OSWindows 10

グラフィックボードに、GIGABYTE Geforce GTX 1080 8Gを搭載したモデル。

サイズは212mm×96mm×162mmで持ち運びやすく、カスタマイズ可能な1670万色のイルミネーション機能を備えます。

入出力端子にThunderbolt 3のほか、接続用USB3.0を3ポート、充電専用USB3.0を1ポートを装備。

Thunderbolt 3は、100WのPowerDeliveryに対応しており、ノートPCの充電も可能です。

‎TBX-240FU+RTX3050

搭載GPUNVIDIA GeForce RTX 3050
入出力Thunderbolt 3、DP×3、HDMI、USB 3.2×2、ギガビットイーサネット
電源240W
サイズ215×154.3×69.9mm
対応OSWindows 10以降

RTX 3000シリーズのエントリークラス「RTX 3050」を搭載したモデルであり、現在価格で約10万円の手頃さが魅力です。

コンパクトサイズながら、映像入力にHDMIと3つのDisplayPortを装備。さらに、ギガビットイーサネット、USB3.2ポートを備えた充実のスペックとなっています。

電源には240WのACアダプターを使用し、GPUへは150Wの電力供給が可能。

高負荷な処理を行うにはやや厳しいGPUではあるものの、GPU無しに比べれば性能差は歴然です。

GV-N308TIXEB-12GD

搭載GPUGIGABYTE WATERFORCE RTX 3080 Ti
入出力Thunderbolt 3、Ethernet port
USB 3.0×3、DP×3、HDMI×2
内部電源550W
サイズ300×140×173mm
対応OSWindows 10

オールインワン水冷システムを備えたゲーミングボックス。

大型の銅製プレート、240mmアルミニウム製ラジエーター、2基の120mmファンを一体化しています。

GPUには、強力なRTX 3080 Tiを搭載しており、グラフィックス性能を大幅に高めることが可能です。

まとめ

外付けGPU BOXは、シーンに合わせてPCのグラフィックス性能を切り替えることや、ノートPCでもグラフィックボードを交換できることが特徴です。

1台のPCを仕事用とゲーム用に使い分けることができ、例えば動画編集では移動中にカット作業を行い、自宅ではGPU BOXと接続して高速にエンコード処理するという使い方も可能。

コストはかかりますが、非常に高い利便性を実現できるので、興味のある方はぜひ一度チェックしてみてください。

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  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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