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「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」徹底レビュー&スペック解説

ASUS「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」は、540Hzと720Hzの超高速表示に対応した最新OLEDゲーミングモニターです。

この記事では、本製品のスペックに加え、使い勝手や注意点まで含めてレビューしていくので、ぜひ参考にしてください。

どんな製品かサクッと理解できます!

ROG Swift OLED PG27AQWP-Wについて(結論)

ASUS「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」は、今手に入るゲーミングモニターの中でも“トップクラス”の性能を持つモデルです。

26.5インチのOLEDパネル、WQHDで540Hz、さらにHD表示では720Hzという、とてつもないリフレッシュレートに対応しています。

動きの速いゲームでも、残像がほとんど感じられず、敵の動きがとてもくっきり見えるのが大きな特徴です。

また、ASUS独自の「タンデムOLED」や「OLED Care Pro」によって、焼き付き対策や寿命の長さが強化されているため、毎日ゲームをしても安心して使えます。

「FPSで勝ちたい」「色のきれいなモニターがほしい」「長く使えるOLEDが欲しい」そんな人にぴったりの一台となっています。

▼関連記事:ゲーミングモニターの選び方をチェック!

ROG Swift OLED PG27AQWP-Wの基本スペック

パネルサイズ26.5インチ
パネルタイプWOLED
解像度2560×1440
リフレッシュレート540Hz
視野角178°(H)/178°(V)
(CR≧10)
輝度1500cd/m2
(HDR,ピーク)
コントラスト比1500000:1
応答速度0.03ms(GTG)
最大表示色1073.7M(10bit)
色域sRGB 135%
DCI-P3 99.5%
HDRDisplayHDR True Black 500
スピーカー-
サイズ(約)605.6×547.9×273.5mm
重量(約)4.54kg
接続HDMI×2
DisplayPort
USB 3.2 Gen 1 Type-A×3
イヤホンジャック
消費電力使用時<55W
主な付属品スタンド一式
キャリブレーションレポート
DisplayPort 2.1(DP80)ケーブル
HDMI Ultra High Speedケーブル
マイクロファイバークロス
電源コード
クイックスタートガイド
ROG ポーチ
ROG ステッカー
USB 3.2 ケーブル
VESA マウントキット
保証書
※2025年12月時点

特徴①

https://rog.asus.com/jp/monitors/27-to-31-5-inches/rog-swift-oled-pg27aqwp-w/

540Hz・720Hzの表示が別次元の滑らかさ”と評価される理由

ApexやVALORANTなど、実際のプレイでまず驚くのが 動きの見やすさ でしょう。

キャラの走り出しや方向転換がとてもなめらかで、敵の体が“輪郭のまま動いている”ように感じることも。240Hzや360Hzでも十分滑らかですが、540Hzはそのさらに上を行きます。

さらに、HD解像度に切り替えると720Hz表示に対応し、マウス操作に対する画面の反応がさらに細かくなります。

「高リフレッシュレートは数字が上がるだけ」と思われがちですが、実際にはキャラクターの動作の滑らかさや敵の位置の把握しやすさに直結するため、競技性の高いゲームでは体感差を感じることが多いです。

OLED × 光沢パネルの組み合わせが映像を一段上へ

通常の液晶に比べて、OLEDは“黒が本当に黒い”という強みがあります。

このモニターはさらに TrueBlack 光沢コーティング がついており、暗い場所の奥行きや光の表現がとても豊かです。

RPGや映画では、キャラクターの肌、炎のゆらぎ、夜空の星などが驚くほど立体的に見えます。明るい部屋でも反射を38%軽減してくれるため、黒が白っぽくならず、映像の美しさがしっかり保たれます。

焼き付き対策がとても強い。長時間プレイでも安心

OLEDモニターで気になるのが「焼き付き」ですが、PG27AQWP-Wはその弱点を徹底的に対策しています。

  • OLED Care Pro(画面保護機能)
  • 近接センサーで席を離れると自動で画面オフ
  • ピクセルクリーニング
  • ピクセル移動で同じ部分の負担を軽減

さらにタンデムOLEDにより、パネル寿命も最大60%長くなっています。配信者や長時間ゲームを遊ぶ人にとって、この安心感はとても大きいです。

特徴②

他のOLEDゲーミングモデルと比べて明確な強みが多い

他のOLEDモニターは今のところ240Hzモデルが中心ですが、ASUSは540Hz / 720Hzと圧倒的に高いリフレッシュレートを実現しています。

また、画面保護機能が多く、光沢パネルのきれいさやスペックでも本機のほうが上と感じる部分が多いです。

競技ゲームで少しでも強くなりたいならPG27AQWP-Wが有利。

ASUS PG27AQDMよりも耐久性・映像品質ともに進化

同じASUSのOLEDであるPG27AQDMと比べると、PG27AQWP-Wは

  • タンデムOLEDで寿命が長い
  • TrueBlack光沢パネル採用
  • 最大540Hzまで対応

と、ほぼ完全な上位互換です。

「ASUSのOLEDが欲しい」なら、PG27AQWP-Wのほうが長く満足して使えます。

MSIやBenQのOLEDと比べても“明確な差”がある

MSIやBenQ、LGのOLEDは240〜480Hz帯が中心で、現時点では720Hzのような超高速表示はありません。

また、DisplayPort 2.1a(80Gbps)搭載は現状非常に珍しく、ASUSの本モデルを選ぶ大きな理由のひとつになります。

値段はやや高めですが、“唯一無二の性能”が手に入ります。

利用シーン別の最適性

https://rog.asus.com/jp/monitors/27-to-31-5-inches/rog-swift-oled-pg27aqwp-w/

FPSゲーム(Apex・VALORANT など)

FPSでの強さは文句なしです。

  • 敵の動きが残像なく見える
  • リコイルの細かな揺れまで見える
  • Flick(素早い振り向き)でも視界がブレない

720Hzはプロレベルの反応速度が必要ですが、540Hzでも十分すぎるほどの滑らかさが得られます。

「FPSのためにモニターを買う」なら、PG27AQWP-Wは最上位クラスの選択肢です。

RPG / アクションゲーム

HDR500 True Black、DCI-P3 99.5%、10bitカラーのおかげで、RPGの世界は圧倒的に美しく感じます。

  • 夜の光
  • 炎の明るさ
  • 金属の質感
  • キャラの肌の色

どれも自然で深みがあります。

FF16やサイバーパンク2077のような美しいゲームとの相性は最高です。

映画鑑賞・動画編集

  • ΔE<2
  • 10bitカラー
  • DCI-P3 99.5%

これらのスペックは、動画編集やカラー調整にも向いています。黒の表現が完璧なので、作品の意図した明暗がそのまま表示されます。

YouTube制作や視覚効果の簡易チェックまで対応できます。

日常作業・ブラウジング

ゲーム以外でも快適です。

  • スクロールが信じられないほどなめらか
  • ブルーライト軽減で目が疲れにくい
  • 近接センサーで省エネ

テキストがくっきり表示されるため、長時間の作業にも向いています。

注意点・デメリット

価格が高め(約17万円)

ハイエンドクラスの製品なので、誰でも気軽に買える価格ではありません。

ただし、機能と性能を考えると値段に見合った価値があります。

スピーカー非搭載

外付けのスピーカーかヘッドセットが必須。

ゲーム中心なら問題ありませんが、映画視聴が多い人は注意。

光沢パネルは映り込みに注意

光沢パネルは映像がきれいですが、環境によっては映り込みが起きます。

  • 背後に窓がある
  • 強いライトを当てている

などの状況ではレイアウト調整が必要です。

720Hzを使いこなすには高性能GPUが必要

RTX 5070 TiやRTX 5080などハイクラス以上のGPUでないと、本当に高いフレームレートを出すのは難しいです。

▼ゲーミングPCの新規購入・アップグレードには以下の記事がおすすめ!

どんな人におすすめか

FPSを本気で強くなりたい人

  • エイムをもっと安定させたい
  • 敵の動きをもっとクリアに見たい

540Hz / 720Hzは、ゲーマーの武器になります。

映画やRPGを圧倒的に美しく楽しみたい人

黒の表現、明るさ、色の深さが段違いなので、映像美を重視するユーザーに非常に向いています。

長く安心して使えるOLEDが欲しい人

タンデムOLED+OLED Care Proの組み合わせは、現状でも上位クラスの耐久性です。

動画編集・クリエイター作業もする人

ΔE<2の高い色精度により、クリエイティブ用途にも十分対応できます。

まとめ

ASUS「ROG Swift OLED PG27AQWP-W」は、540Hz / 720Hzの超高速表示と、OLEDならではの深い黒、タンデムOLEDによる長寿命を兼ね備えたハイエンドモニターです。

FPSで勝ちたい人から、映像美を楽しみたいユーザー、クリエイター用途まで幅広く対応。高価ですが「後悔しない最高の1台」を求める人にぴったりなモデルとなっています。

  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴30年。PC・ゲーム・ブログを愛しています。 70000PV達成、Twitterフォロワー数1万人。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームや仕事で極上の環境を手にしたい人に向けて、ゲーミングデバイスやPCに関する情報を発信しています。

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